考えるタケノコのブロゴ

世界的ムーヴメントを引き起こしつつあるTwitter小説ニンジャスレイヤーを世に広めつつニンジャ真実に迫り、ついでに1000DHNJSPをゲットするブログス

デッドラインヒーローズ・オンセログ「デッドライン・ウィズ・ブッダ」2/2

 オンセログ。

 1/2からの続き。

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チャレンジシーン

バレット&ホワイトアドニス「探索」

 

GM:そういうわけで、矢志田くんにはもうわかっているようですが、大仏の行方を調べて貰います。

矢志田・和希:おれはもうわかってるけど、チャレンジだからな~!仕方ないな~!

矢志田・和希:というわけで、どんな感じの調査になるんでしょうか

GM:今回の判定は少し特殊で、3つのうち各人1つを選んで判定して貰います。3つのうち1つあるアタリを成功させたらクリアです。

GM:(露骨にチャレンジを消費させようとするGM

GM:判定は以下の三択です

①工場内をしらべる

②トレーラーの行方をしらべる

③会場をしらべる

GM:※補足:バンシー彫仏のトレーラーは複数台存在し、何台か行方不明のようです

矢志田・和希:調査はどの技能で行えばいいですか?

GM:判定技能については、ちょっと特殊な形態なので、何でも可とします。手段を選ばず調査してください。ただ、それっぽい理由付け(ロール)を入れてくれるとGMは嬉しいです。

伊吹いのり:どれから調べようか

矢志田・和希:工場内を調べましょう。

GM:使用技能とか、支援とかどうぞ

矢志田・和希:<科学>で調べます。サニティ4払って集中するので、支援は……どうしよう。クレジットまだいけます?

伊吹いのり:いけます。クレジット4支払いで支援

矢志田・和希:1D100=<70

DiceBot : (1D100<=70) → 68 → 成功

矢志田・和希:さっきから目がヤバい!でも成功

伊吹いのり:よかった!

GM:伊吹さんはどうされます?

[雑談]矢志田・和希:リトライは残ったら残ったでシーン終了後の回復に当てれるし、当てたいので、出目が20前後くらいならグリッド優先していきましょう

[雑談]伊吹いのり:了解です!

伊吹いのり:トレーラーの行方を調べます。使用する技能は〈霊能〉、サニティ4支払って集中しますね。

矢志田・和希:クレジット4払って支援します。

伊吹いのり:ありがとう! 支援してもらえるととても助かります

矢志田・和希:この状態でまだクレジットが12あります。

伊吹いのり:すごい

伊吹いのり:1d100=<70

DiceBot : (1D100<=70) → 22 → 成功

伊吹いのり:よしよし!

矢志田・和希:クリティカルだ!

GM:スゴイ!

GM:では……

GM:正解の調査は『工場内』でしたので、このチャレンジは成功となります!!!!

伊吹いのり:やった!

矢志田・和希:よし!

GM:あと、トレーラーの行方の調査に成功したので、おまけでグリッドを1点差し上げましょう。

矢志田・和希:グリッド6点ですね。

GM:内部に小型の稼働仏像がぎっしり搭載されたトレーラーは、G6の検問によって無事押さえられたそうです。

伊吹いのり:トレーラーが抑えられて、ひとまずは安心だ。肝心の大きい奴は……

GM:というところで、シーンが始まります。

 

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GM:工場内を先に調べていた矢志田くんは、その裏手に川があることに気付いていました。そして、40mものサイズの物体を秘密裏に運ぶには、船以外に方法が無いこともまた、彼には分かっていたのでしょう……

GM:幸いにして、巨大仏像を積載したと思しき船の速度は遅く、陸路で先回りすることは容易です。そして、その進行方向には、おあつらえ向きに橋があります。

矢志田・和希:「見ろ!やつら、あれにあの仏像を積んでいったに違いない」既に発進した船を指して。

矢志田・和希:「あの橋まで先回りして、そこで迎え撃つ!」

伊吹いのり:「わかりました! 残りの仏像はウチが抑えたので、あとはあれだけですね!」

GM:そこへ、伊吹さんにG6から連絡が入ります。

伊吹いのり:うわー、良い報せと悪い報せ、どっちだろう

GM:G6の事務方ヒーロー、『ブレイブファクシミリ』からです

”ブレイブファクシミリ:「依頼内容に不審な点があったので、バンシーエンタープライズの人事ファイルから裏取りをした結果、ある事実が判明した。例の課長は、超人(パワーズ)だ。存分に注意して事に当たって貰いたい」

[雑談]矢志田・和希:自信満々なのは仏像パワーだけじゃなかった!

[雑談]伊吹いのり:課長さんも強い!

”ブレイブファクシミリ:「恐らく、社長派の足を引っ張るために、外部機関に捜索を依頼したのだろうが……」

GM:とか、難しい話が続きますが、こんな感じです。

伊吹いのり:「……了解! ありがとうございます!」

[雑談]GM:隙あらば事務方ヒーローを増やしていくスタイル

[雑談]矢志田・和希:事務ヒーローチームが結成されそう

[雑談]伊吹いのり:全員お揃いの腕カバーつけてるのかな

[雑談]GM:必殺技の前に指サックを装着する

伊吹いのり:「矢志田さん!」原付の最高速度で矢志田さんに並ぶと、ブレイブファクシミリから届いた情報を伝えます。

矢志田・和希:「なるほどな。となると、電話の相手はメイヘムの男じゃなく……あの課長の方ってわけか!」

伊吹いのり:「グレイン? でしたっけ。じゃあやっぱりあの大仏」船の方を振り返る。「急ぎましょう!」

矢志田・和希:「ああ!これ以上あいつらには好きにさせねえ……ヴィランは、俺がこの手でブッ潰す!」

GM:決戦の地は船上!果たして巨大仏像ロボの起動を止められるのか!

バレット&ホワイトアドニス「探索」おわり

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矢志田・和希:このシナリオのチャレンジはここまでで、次は決戦ですよね?戦いの前に余ったリトライを使って[休息]したいです

GM:はい。つぎは決戦なので、休息可能です。

矢志田・和希:やったー。2点余ってるのでエナジーを2D6回復できますね。

GM:あと、なんかこう、リマーク?とかで追加したいシーンとかあれば入れますです。

[雑談]矢志田・和希:リマークは希望するシーンを挟めるほかに、演出を発生させたい!とかでも宣言できます。(カッコいい演出を使いたい!という時に宣言すると、シーンの演出権がプレイヤーに譲渡される)

[雑談]GM:フォローありがとうございます。

[雑談]矢志田・和希:クライマックスにカッコいい演出をしたい!リマーク!とかでもオッケーなわけです。(もちろんPC同士の絡みが欲しいなー、というときにリマーク宣言してシーンを作ってもいい)

[雑談]GM:このあと多分、橋の上から船に飛び移ってもらいますので。そのときに宣言してもOKですよ。

GM:では、回復ダイスロールお願いします。

矢志田・和希:6D6振ってライフ/サニティ/クレジットですね。申し訳ない!

矢志田・和希:6D6

DiceBot : (6D6) → 25[2,4,6,6,6,1] → 25

矢志田・和希:ライフ6(全快)、サニティ+12(全快)、クレジット+7で19まで回復!やったぜ。

伊吹いのり:2d6+2d6+2d6 ライフ サニティ クレジット

DiceBot : (2D6+2D6+2D6) → 7[5,2]+11[6,5]+6[5,1] → 24

伊吹いのり:ライフは元々減ってなくて、サニティ19、クレジット12まで回復



~小休憩~

[雑談]GM:では、そろそろ始めましょうか、決戦シーンを!

[雑談]矢志田・和希:イェーイ!

[雑談]伊吹いのり:ワオー!

 

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◆決戦◆

GM:ここは、川を跨ぐ橋の上。遠くからは船が近付いてくる。その舳先の上には……あの課長の姿がある。

課長:「さぁ、始めようじゃないかヒーロー諸君。僕の楽しみに付き合って貰うよ」

矢志田・和希:「お前らの企みはここまでだ。観念するんだな」バイクごと船に乗り込み

GM:バイクごと!

伊吹いのり:「また無茶を!」一緒に原付で船へ飛び込む。

GM:船倉がゆっくりと開き、中から金色の巨大仏像が姿を現します。

課長:「こいつは、どうやら『人類を救済する』ために作られた機械らしくてね」

課長:「それで、迷っているのさ。僕達(パワーズ)が、果たして救済に値する『人類』なのか、それとも化け物なのか」

伊吹いのり:「あなたは、それをどうする気なんですか」仏像に圧倒されながら問う

課長:「どうもしないよ……ただ、『楽しいだろう』?」

GM:夕暮れの光に照らされながら、巨大仏はゆっくりと船上に立ち上がります。

矢志田・和希:「フン、力に取り憑かれた哀れな奴め」ベルトを装着し、グリップ型の装備を構える。

課長:「巨大ロボは男の子のロマンだと思うんだけどなぁ……」

矢志田・和希:「俺たちで止めるぞ。そのための力(パワー)だ」

伊吹いのり:「……! はい! 微力ながらお手伝いします!」身体中に様々な魔方陣がタトゥーめいて浮かび上がる。かつてメイヘムに施されたものだ。

矢志田・和希:[Ready……]「変身!」[Combat!]

バレット:エネルギーフィールドが発生し、装甲を身にまとう。

[雑談]伊吹いのり:かっこいい!

[雑談]矢志田・和希:ありがとうございますー 伊吹くんもタトゥーが浮かび上がるっていうのがミスティックらしくてクール!

ホワイトアドニス:全身に施された術が起動し、髪は銀色に、顔にも禍々しい文様があらわれる。「やりましょう!」

GM:というわけで、戦闘開始です。

GM:ここで、エリアの説明です。今回は船上で狭いので、二人はエリア2、課長が3、仏像ロボが4相当となっています。

矢志田・和希:エリア1に移動自体は可能ですか?もしくはなんらかの移動適正(空中など)を必要としますか?

GM:エリア1は水の上です

ホワイトアドニス:飛行とか水中に移動適性があれば大丈夫そうなかんじ?

GM:ですね。

矢志田・和希:ありがとうございます。

GM:あと、『グレイン』こと課長はかなり弱いです。仏像ロボを止めれば、その時点でクリアとなります。

矢志田・和希:なるほど。

[雑談]矢志田・和希:伊吹くん、移動適正持ちでしたっけ。(こっちはテックアーマー持ってるのでデフォルトで飛べる)

[雑談]ホワイトアドニス:こちらも飛行で移動適性持ってますね

[雑談]矢志田・和希:あ、じゃあ移動して射程3で全エリア狙えますね。よかった。

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GM:◆ターン1◆

GM:まずは行動順ロールですね

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・行動順ロール

 1d10した値をカウンターに設定。カウンターの数字が小さい順に行動。パワー使用や基本行動でカウンターの数字が増えたら、次にカウンターの小さい人の手番。以下、全員のカウンターが21以上になるまで繰り返し。

・戦闘ルール

 エネミーは3つのエナジーどれかが0で戦闘不能。

 ヒーローはライフ、サニティのどれかが0でデスチャート(デメリット)&デッドライン状態で強化。

(byモッズさん)

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矢志田・和希:1D10ですねー。いい目が出ろよ~ッ

矢志田・和希:1D10

DiceBot : (1D10) → 1

矢志田・和希:最速だ

課長:1d10

DiceBot : (1D10) → 2

ホワイトアドニス:1d10

DiceBot : (1D10) → 3

仏像ロボ:1d10

DiceBot : (1D10) → 3

[雑談]矢志田・和希:みんな超速いな!?

[雑談]ホワイトアドニス:極端に出目低いな

バレット:行動順ロール終了時にクレジット4払って《支援部隊》発動。

バレット:ラウンド終了まで自分とホワイトアドニスのダメージを+2します。

バレット:「俺が援護する!お前は魔法をあのデカブツに当てることを考えろ!」

ホワイトアドニス:「が、頑張ります!」

GM:バレットさんのアクションをお願いします

矢志田・和希:《誘導弾》で課長を攻撃するぞ。

課長:「えっ、僕!?」

矢志田・和希:テクノマンサーなので命中判定は発生せず必中。ダメージロール1D6振って最低3点ダメージを与える。

矢志田・和希:1D6+2

DiceBot : (1D6+2) → 5[5]+2 → 7

矢志田・和希:7点のダメージをライフに与える。

バレットBLAME!BLAMEBLAME!

課長:「うわあー!なにをするんだー!」

バレット:手にした機関拳銃アーティファクトが火を噴き、ダメージを与える。

GM:課長のライフは5なので、あっという間に戦闘不能です。

バレット:「うるせえ!刑務所(ロックウェイブ)に付くまで、そこで大人しくしてろ!」

[雑談]矢志田・和希:本当に弱かった!

[雑談]ホワイトアドニス:決着まで早かったね……

GM:しかし、仏像ロボを倒さない限り、この戦いは終わらない!

[雑談]矢志田・和希:ともあれ、これで行動値2の課長が倒れたので、次は行動値3の手番ですね

ホワイトアドニス:次は僕と仏像ロボが同値で、同値だとPC側が先に動くから僕からか

GM:では、ホワイトアドニスさんどうぞ

ホワイトアドニス:ビームを撃ちたいんだけど、射程3だと3以内ならどこでも当てられるんでしたっけ。

GM:ですね

矢志田・和希:はい。

ホワイトアドニス:ありがとうございます。仏像ロボに対して《ビーム》を使用して攻撃。技能は〈霊能〉、サニティ支払って集中して判定します。

ホワイトアドニス:1d100=<60

DiceBot : (1D100<=60) → 78 → 失敗

ホワイトアドニス:バレットさん、グリッド使ってもいいですか?

矢志田・和希:この出目ならグリット使えますね。切って行こ!

GM:グリット使用OKです

ホワイトアドニス:2個使って達成値20下げて成功させますね

GM:2d6ダメージどうぞ

ホワイトアドニス:2d6

DiceBot : (2D6) → 8[6,2] → 8

 

ホワイトアドニス:支援部隊乗るからダメージ増えて10ダメージです

GM:では、魔法のビームがロボに直撃します!

GM:ロールあればどうぞ

ホワイトアドニス:バレットさんの援護射撃に対魔術兵器コーティングを乗せて怯ませつつ、身体の前にいくつも魔方陣を展開させてビーム斉射!

仏像ロボ:「A..O...Ohm...」

GM:ロボは呻くような音を漏らします!

ホワイトアドニス:「まだダメか! そうだよな!」魔法を行使する度、顔の文様が生き物のようにうごめく。以上!

GM:仏像ロボのターン。ホワイトアドニスに反撃します。

 

GM:技能:『霊能』で、螺髪ミサイルを使用。

GM:1d100=<90

DiceBot : (1D100<=90) → 38 → 成功

GM:標的のホワイトアドニスさん、運動-40%で判定をお願いします。

[雑談]ホワイトアドニス:さすが霊能がとんでもなく強い

[雑談]矢志田・和希: 螺 髪 ミ サ イ ル

ホワイトアドニス:運動30なので……こういうときはどうなるのだ?

ホワイトアドニス:判定できないから失敗かな

GM:0ということで……

GM:2d6ダメージで

GM:2d6

DiceBot : (2D6) → 10[4,6] → 10

GM:出目が!!

ホワイトアドニス:ライフ10減って残り2点です

GM:ガシャコン、ガシャコン、と螺髪が展開し、ミサイルが発射されます。

GM:ビジュアルに反して威力が高い!

GM:(バリア使います?)

[雑談]矢志田・和希:あ、ところでこっちの運動も20%なので、そのパワーで狙われたとき確実に命中します。

[雑談]矢志田・和希:そろって射撃型なので白兵は弱い!

[雑談]ホワイトアドニス:このラウンドで同じ攻撃がもう一回通らないことをお祈りしてバリア使っていいですか?

[雑談]矢志田・和希:ここが使い目だと思う。ダメージ基礎値がデカいので。

[雑談]GM:表で宣言お願いします

GM:仏像ロボは、ターンカウンタを+10します

ホワイトアドニス:バリヤー使用して、ダメージを1d6減らします。代償でサニティ1

ホワイトアドニス:10-1d6

DiceBot : (10-1D6) → 10-2[2] → 8

ホワイトアドニス:2減って8ダメージ。残りライフ5です。

ホワイトアドニス:引き算を間違えました。4です

GM:了解です

[雑談]ホワイトアドニス:仏像ロボ、見た目の徳が火力に直結してる

[雑談]矢志田・和希:ごめんなさい、あんまりダメージ変わらなかった!

[雑談]ホワイトアドニス:いや、ちょっと減っただけでも!

GM:では、次はバレットさんの手番です

矢志田・和希:引き続き《誘導弾》で今度は巨大仏像を攻撃。

矢志田・和希:相変わらず命中確定なのでダメージ。

矢志田・和希:1D6+2

DiceBot : (1D6+2) → 1[1]+2 → 3

矢志田・和希:最低ダメージが3で保証されてるので、5点ダメージ!

バレット:ターゲットを巨大仏像に移し、ホワイトアドニスを援護するように射撃する!

矢志田・和希:ターンカウンターは10進んで21。行動終了!

GM:次はホワイトアドニスさん、どうぞ

ホワイトアドニス:仏像ロボに再度《ビーム》。サニティ4支払って集中、判定技能は〈霊能〉

ホワイトアドニス:1d100=<60

DiceBot : (1D100<=60) → 31 → 成功

ホワイトアドニス:ダメージ!

ホワイトアドニス:2d6+2

DiceBot : (2D6+2) → 8[3,5]+2 → 10

[雑談]矢志田・和希:行けーッ

[雑談]矢志田・和希:12点ダメージ!デカい!

[雑談]ホワイトアドニス:支援分の2点は積んであるから10点ダメージなのだ……かわんない!

[雑談]矢志田・和希:あ、違う。支援部隊のぶんを事前に積んで10点ですね。ともあれ2桁ダメージには変わらんですよ!

ホワイトアドニス:前回と同じ10ダメージ! 仏像ロボのビームでボロボロになっているけれど、なんとか立ち上がって反撃だ

仏像ロボ:「NOu……」

GM:流石に、仏像ロボも無傷ではない!表面がひび割れ、中からエネルギー源らしき桃色の光が漏れている!

GM:ということで、今度は仏像ロボのターンです。

[雑談]矢志田・和希:徳の光が……

[雑談]ホワイトアドニス:ももいろ……仏様にもおなじみの睡蓮の色だ……

GM:今度は、バレットに向けて螺髪ミサイル。

GM:霊能で1d100<=90

GM:1d100<=90

DiceBot : (1D100<=90) → 50 → 成功

[雑談]ホワイトアドニスポルターガイストしたところでっていう出目出された

GM:運動-40%すると0になるので、命中です……

矢志田・和希:運動が20パーセントなので、ダメージをください

GM:2d6

DiceBot : (2D6) → 5[2,3] → 5

矢志田・和希:テックアーマーでダメージが常時2点軽減されるので、3点ダメージです。

矢志田・和希:残りライフ9!

[雑談]ホワイトアドニス:あからさまなダイスのデレが見られる

[雑談]GM:偏りは仕方のないこと……

[雑談]ホワイトアドニス:きっとヒーローとして潜った修羅場の違いが被ダメージに出ているんだ

GM:ターンカウンタ+10で行動終了です

GM:ガチャコン、ガチャコン、と禿げ上がった頭に内側から次段が装填され、発射されます。

[雑談]ホワイトアドニス:螺髪ミサイルの装填の仕方がひどい

GM:ターン終了です。

[雑談]GM:一応現在、半分くらいダメージ入ってます

バレット:「ぐっ!」ミサイル攻撃を受けて吹き飛ばされるが、立ち上がります。

GM:では、行動順ロールへ移ります



◆ターン2◆

GM:1d10どうぞ

ホワイトアドニス:1d10

DiceBot : (1D10) → 10

仏像ロボ:1d10

DiceBot : (1D10) → 1

[雑談]ホワイトアドニス:仏像ロボはっや!

[雑談]GM:巨体の割に素早い……

矢志田・和希:1D10

DiceBot : (1D10) → 7

矢志田・和希:くそーさっきのダメージか!

矢志田・和希:《支援部隊》を再び使います。クレジット-4でラウンド中ダメージ2点増加。

矢志田・和希:残りクレジット11!

GM:では、仏像ロボの行動です。

仏像ロボ:「Nanじ……ら……Suく割REる証を∃タリ」

GM:仏像ロボから、声のようなものが漏れます。同時に、その頭部の白毫に、桃色の光が宿ります。

[雑談]ホワイトアドニス:シャベッタァァァァ

[雑談]矢志田・和希:喋った

GM:対象:エリア2。徳エネルギー兵器を使用します。

GM:お二人とも、意志-10%で判定をお願いします。

[雑談]矢志田・和希:徳エネルギーって言っちゃった

[雑談]ホワイトアドニス:徳エネルギー出て来ちゃった

バレット:1D100=<24

DiceBot : (1D100<=24) → 100 → 失敗

矢志田・和希ファンブルじゃん!しかも100て!

矢志田・和希:文句なく失敗

ホワイトアドニス:振り直します?

矢志田・和希:いや、喰らいます。

GMファンブルですからね……

(注:ファンブルは振り直し不可)

ホワイトアドニス:1d100=<30

DiceBot : (1D100<=30) → 44 → 失敗

GM:グリッド使われます?

矢志田・和希:グリッド使ってもいいすよ

ホワイトアドニス:グリット2個使って残り2、達成値を20下げて成功させます

GM:完全に言い忘れてましたが、これ、ダメージじゃなくショック攻撃です。

ホワイトアドニス:サニティが減るのか

GM:それを踏まえて、グリッド使うかどうか判断して頂けると(ショック量2d6です)

[雑談]矢志田・和希:どうします?

[雑談]矢志田・和希:グリッド、キープしましょうか。

[雑談]矢志田・和希:サニティなら余裕あるし、最悪伊吹さんが11受けてもデスチャートが緩いのでデッドライン状態で切り返せると思います

[雑談]ホワイトアドニス:そうですね。グリットはダメージダイスにしたい

[雑談]ホワイトアドニス:ライフ減らないならここで使わなくてもいいな

[雑談]GM:手際がアレで申し訳ない……

ホワイトアドニス:ショック攻撃なら、グリットの使用取りやめてもよろしいですか?

GM:OKです

GM:では、ショックのロールを

GM:2d6

DiceBot : (2D6) → 12[6,6] → 12

GM:ワオ

GM:えー……お二人とも、サニティを12減らしてください

[雑談]GM:どうしてこうなった

[雑談]矢志田・和希:やった、伊吹くんのダイスが増える。

ホワイトアドニス:-2になりました

[雑談]ホワイトアドニスデスチャートは代償を支払ったあとだから、自分の行動順に振る?

[雑談]矢志田・和希デスチャートは死んだ時点で振ります。

[雑談]ホワイトアドニス:そうか。じゃあ振ろう! 初めてのデスチャートだ

GM:ホワイトアドニスさんは、2+1d10でデスチャートお願いします

ホワイトアドニス:2+1d6

DiceBot : (2+1D6) → 2+1[1] → 3

ホワイトアドニス:2+1d10

DiceBot : (2+1D10) → 2+8[8] → 10

GM:ギリセーフ!

ホワイトアドニス:ギリギリなにもなしだ! よかった

[雑談]矢志田・和希:デッドライン状態になったヒーローは成功率+30%、与えるダメージとショックに+2D6の補正が入ります。

ホワイトアドニス:で、〈臨死〉状態へ、判定+30%ダメージ+2d6になりました

GM:この世界にあってはならぬ力が、巨像の額より吐き出される。桃色の光が、二人のヒーロへ襲いかかる。

[雑談]矢志田・和希:せっかくデッドライン状態に入ったし、アレをやってもいいんですよ。……リマークを!

[雑談]ホワイトアドニス:やるか……! リマーク!

[雑談]矢志田・和希:やろう!

GM:それは、この地上にある生きとし生けるものを、生の苦しみから開放する光だ。

GM:線状に収束した光が、彼方を目掛けて薙ぎ払う!

バレット:「ぐああーーーーーーっ!」

バレット:超科学の粋を凝らしたアーマーでさえ防げえぬ光撃を受け、大きく吹き飛ばされる。

ホワイトアドニスGM、ここでリマークを宣言したいです

GM:リマークどうぞ!

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・リマーク

 1シナリオに1回の、PLが自由に演出できるシーン・演出。GMは黙って見守ろう(NPCと絡みたい等の要望が出た時は登場しよう)。宣言したPLは、切り上げる時は「以上!」と言うとスムーズ。(byモッズさん)

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ホワイトアドニス:「バレットさん!」立っているだけで精一杯だった自分の隣、僕よりずっと強いヒーローのバレットさんが吹き飛ばされて声を上げる。

ホワイトアドニス:身体に施された邪法の魔術回路と、浴びせられる浄化の徳エネルギーが拒絶反応を起こし、膝を屈しかけるが、「う、あぁぁああああ!」叫びながら再び立ち上がる。

バレット:「ぐ……う……」呻き声を漏らしながら、片膝を付いて立ち上がる。

バレット:「俺たちがこんなところで……膝付いてるわけにはいかねえんだよ……」

バレット:「なあ、そうだろ!?」

ホワイトアドニス:「はい!」大きく頷いて、セーブしていた魔術回路を全て開いた! 身体中の魔方陣に血が滲むけどかまうもんか。

GM:では、リマーク終了ということで、グリッド+1です

矢志田・和希:これでリマークは合計5点ですね。

GM:仏像ロボは行動カウンタ+20で、行動終了です。冷却のためか、一時停止しました。

GM:次、バレットさんお願いします。

[雑談]矢志田・和希:やった、必殺技クラスの一撃だったか!

[雑談]矢志田・和希:ひたちさん、リマークでとって頂いたグリッドさっそく使ってもいいですか?

[雑談]ホワイトアドニス:どうぞどうぞ!

[雑談]矢志田・和希:ありがとうございます。では

バレット:《誘導弾》を仏像ロボに対して使用します。

バレット:ここでグリット1点を使用して「ダメージダイスに+[現行ラウンド数]d6」する効果を選択して使用します。

矢志田・和希:現在2ラウンド目なので、+2D6ですね。

GM:おお……!

矢志田・和希:3D6+2(最低3)

矢志田・和希:3D6+2

DiceBot : (3D6+2) → 8[2,5,1]+2 → 10

矢志田・和希:思ったより伸びなかったが2桁は到達した!

[雑談]ホワイトアドニス:確実に叩き込む!

矢志田・和希GM、ここで攻撃ロールに併せてリマークを宣言してもいいですか?

GM:勿論OKですよ

バレット:「お前みたいなデカブツ相手には、こいつだ!」

バレット:バイクの後部ウェポンタンクが開き、追加パーツが展開される。

バレットドライバー:[Customize] [Barrel Change][Stock Plus]

バレットドライバー機関拳銃型の武器に装備が追加され、ショットガンに変形する。

バレット(レイドガンナー):併せて、バレット自身の装甲パーツも緑色の重武装形態に変化する。

バレットドライバー:[Form Change][Raid Gunnner][Combat!]

[雑談]ホワイトアドニス:フォームチェンジだ!

バレット(レイドガンナー):散弾が巨大仏像の装甲に叩き込まれる!

バレット(レイドガンナー):ガシャコン ジャカッ!

バレット(レイドガンナー):ポンプアクション。「いまだ、やれッ!」

バレット(レイドガンナー):以上で!

矢志田・和希:ターンカウンターは17になります。

GM:散弾を受けて、巨体が船上で大きくよろめきます。船のバランスが大きく崩れます。中破、といったところでしょうか。

[雑談]ホワイトアドニス:ニチアサで盛り上がる顔で応援していた

GM:あと、グリッド+1です。

[雑談]矢志田・和希平成ライダーなので、フォームチェンジは入れたかった!

GM:次はホワイトアドニスさん、お願いします

矢志田・和希:グリッドが±0で、5のままですね。

ホワイトアドニス:仏像ロボに《ビーム》を使います。技能は〈霊感〉、臨死状態なので成功率80%です

ホワイトアドニス:1d100=<80

DiceBot : (1D100<=80) → 42 → 成功

GM:グリッドは使用されます?

[雑談]ホワイトアドニス:ここ、だめ押しでダメージにグリッド使っていいでしょうか

[雑談]矢志田・和希:ダメ押ししちゃいましょう

[雑談]ホワイトアドニス:ありがとうございます!

ホワイトアドニス:グリットを1使用してダメージダイスに+2d6します

GM:どうぞ!

ホワイトアドニス:4d6+2d6+2

DiceBot : (4D6+2D6+2) → 16[3,6,1,6]+6[2,4]+2 → 24

GM:24!

GM:……薄皮一枚残った!

GM:ロールお願いします!

ホワイトアドニス:バレットさんの声を受けて、「行けぇッ!」縦列展開させた魔方陣から発せられる光がひとつに収束し、仏像を撃つ!

GM:仏像ロボの表面で小爆発が起こる!最早、仏像としての体裁が剥げ落ち、中からは剥き出しの機械のフレームが覗く!

仏像ロボ:「Nan……Z……」

ホワイトアドニス:「バレットさん! あと少しです!」以上!

GM:最早、起動しているのが不思議な状態にまで傷ついている!

GM:バレットさん、どうぞ!

バレット:よし!じゃあ《誘導弾》!

バレット:ダメ押しでグリット1点使用!ダメージブースト!

バレット:3D6+2

DiceBot : (3D6+2) → 11[5,3,3]+2 → 13

バレット:13点ダメージだ!行けぇーっ

GM:破壊!

ホワイトアドニス:やった!

GM:ロールドウゾ!

バレット(レイドガンナー):「こいつでトドメだ!」

バレット(レイドガンナー):ガシャコッ!ジャキッ!

バレット(レイドガンナー):BLAME!BLAME!BLAMEBLAME!

バレット(レイドガンナー):散弾の嵐が、仏像としての体裁を失った巨体を粉々に打ち砕く。

バレット(レイドガンナー):「鎮圧……完了!」ショットガンを肩に構える。

GM:巨体が転倒する。大きく飛沫が上がり、船のバランスが崩れ始める。

仏像ロボ:「何故……救われぬ……」

[雑談]ホワイトアドニス:フィニッシュはやっぱりこうでなくては

GM:それだけを、漏らして。仏像ロボから光が消え去った。後に残ったものは、2人のヒーローだけだった。

GM:◆戦闘終了◆

GM:Congratulations!お疲れ様でした!

矢志田・和希:ヤッターお疲れ様でした!

ホワイトアドニス:うおー!おつかれさまでした!

[雑談]GM:このあと余韻フェイズですが、希望とかあります?

[雑談]矢志田・和希:どうしましょう。ちなみにこんな感じで終わり、とかってGM側から想定ありますか?

[雑談]GM:沈む船をバックに、G6のヘリが迎えに来るシーンを考えてたんですが、これは全然余韻ではないということに気付きました。つまり、何も考えてません。

[雑談]矢志田・和希:じゃあ合同EDで伊吹くんとお喋りしたいかなーって

[雑談]伊吹いのり:あー、良いですね!

[雑談]GM:そうですね。そういえば、合流が遅かったので、G6支部とかでおしゃべりして貰いましょう

[雑談]矢志田・和希:じゃあこのタイミングだけど、ちょっと設定盛っていいですか

[雑談]GM:どうぞ

[雑談]矢志田・和希:ぶっちゃけ銃ライダーってことしか考えてなかったんですけど、元警官ヒーローだけど警察側の不祥事なりトラブルなりでウンザリして辞職したあと、一匹狼になったということになりました。いま。

[雑談]GM:了解デース

[雑談]伊吹いのり:元警官……! いいな!



◆余韻フェイズ◆

GM:G6支部、客間。捉えた課長を引き渡した後、一通りの報告を終えて、二人は事務方ヒーロー”ティージェントル”の淹れた紅茶を前に寛いでいます。

[雑談]伊吹いのり:(またなんか増えた)

[雑談]GM:その後の顛末補足:街の危機は解決したものの、肝心のメイヘムの足取りは途絶え、『バンシー彫仏』の一件は課長の独走としてトカゲの尻尾切りが行われ、バンシーエンタープライズ本社への捜査は困難を極めているとかなんとか。

伊吹いのり:「ほんと、矢志田さんに会えて助かりました。僕ひとりだったらどうなっていたやら」ようやく肩の荷が下りた

矢志田・和希:「そう謙遜するな。あのデカブツは半分以上、お前がやったようなもんだ」

矢志田・和希:「にしてもメイヘムのやつら……見事に雲隠れか。お前はどうする?」

伊吹いのり:「メイヘムは……」ちょっと言いよどんで、「僕にとって因縁のある相手なので、このまま追いかけたいんですけどね。そういう矢志田さんは、どうなさるんですか?」

矢志田・和希:「今まで通り。この街に手を出すやつは、ひとり残らずブッ潰す。それだけだ」

矢志田・和希:「“グレイン”と一緒にいた仮面の野郎がなにを企んでたかは知らないが、奴らがまだ何か企んでるなら、相手してやるさ。当分は、同じ獲物を追うことになるかもな」

伊吹いのり:「そうですね。……ほんとは、バンシーの方もどうにかなれば良かったんですけど、難しいんですかね」

矢志田・和希:「ヴィランが出ちまったからな。あいつひとりの犯行ってことにしたほうが、なにかと都合が良いのさ」皮肉げに。

矢志田・和希:「あいつらがメイヘムとグルなら、そのうちまた何かボロを出す。俺達はその時、ひとりでも多く助けることができれば……いや、違うな」

矢志田・和希:「ひとりでも多く、助けてみせる。それが俺たちの使命ってやつだ」

伊吹いのり:「矢志田さんの、そういうところですよ」

矢志田・和希:「あ?何がだ」

伊吹いのり:「そういう、覚悟っていうか、信念っていうか、とにかく、そういうところです。だからあの時も頑張れたんですよね」

矢志田・和希:「…………」

矢志田・和希:「別に、そんなんじゃねえよ」照れ隠しのように紅茶を啜る。

伊吹いのり:「じゃあ、僕が勝手にそう思ってるってことで。もしまた一緒に戦う事があれば、よろしくお願いしますね」

伊吹いのり:「もちろん、そんな機会はない方が平和なんですけど」

伊吹いのり:慌ててつけたす。

矢志田・和希:「……ああ、そうだな。平和が一番だ」しみじみと。

GM:死線を越えた彼等は、今はただ人々を護れたことに安堵し、平和を謳歌する。その得難い日常に、機械じかけの救いなど必要無い。一人でも多く救うこと。そのために足掻くこと。それこそが、彼等の使命なのだから。

GM:◆余韻フェイズ◆おわり

GM:◆全フェイズ完了◆

GM:というわけで、最後に経験点だけ振ってセッション終了となります。お疲れ様でした!

伊吹いのり:おつかれさまでした!

矢志田・和希:お疲れ様でしたー!DRHのPLに回るのは貴重な機会なので楽しかったです。ありがとうございます。

GM:経験点は3+4+1+2=10で、10点となります。各自で管理お願いします。

矢志田・和希:やったー。いただきます。

GM:そんなあたりで、本日はお開きとなります。皆さん、ありがとうございました。またTLかどこかで。

伊吹いのり:ありがとうございました! また遊びましょう!

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使用ヴィランデータ

・課長(グレイン):ヘンチマン「ヴィランメンバー」

・仏像ロボ:

 デッドラインヒーローズ「黄昏のブッシャリオン」コラボデータ

 得度兵器 https://fujimi-trpg-online.jp/dlh/dl/DLH_bussharion02.pdf

 ※このセッションで使用したデータとは一部に差異があります。

反逆せよ

 よく来たな。俺は、ジョン=スパイラル・グッドスターだ。ざんねんながら今回も、ハロウィンパーティーというなの破壊リサイタルの話ではない。ドラゴン女勇者とかの記事が見たい奴は、おとなしくburiedbornesとかでダンジョンにもぐっていろ。

 代わりに、俺がこれからするのは、一人の……いや、二人の男の話だ。

 男の名前は、スパルタクス。華の帝政を迎えるよりも以前、共和制の混沌にあったローマ帝国へ反旗を翻した男だ。

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 そして、FGOでは星1のバーサーカーで、全体バスター宝具だ。この時点で勘のいいお前には使い方の察しはつくかもしれないが、しばし待て。

 スパルタクスについて知るなら、一本の昔の映画を見るのが良いだろう。そのタイトルは……「スパルタカス」。なんだかパチモノのように聞こえるかもしれないが、恨むならこの国がラテン語圏とかではないことを恨んで欲しい。そして、その監督は……そう、お前も恐らく知っているだろうスタンリー・キューブリックだ。万一、お前が地球に来たばかりのスターチャイルドで、何も知らないというようなことがあるなら、HAL9000とかSiriとかに聞け。

 キューブリックといっても、お前はすぐモノリス大明神や鬼軍曹を思い出すだろうが、スパルタカスを撮ったのはそれよりも前のことだ。なのでこの頃はまだ、キューブリック知名度はそんなに高くなく、主演のカーク・ダグラスが制作指揮を執っていたし、キューブリックは代役だったのだ。

 だから、キューブリックにとっては「スパルタカス」は自分の作品ではなかった。彼は自分通りの映画が作れないハリウッドシステムにスパルタクスの如く反逆し……イギリスに移って「完全主義者」として映画を撮り続けたのだ。

 そのあとは、お前の知っての通りだ。ローマのコロッセウムと、ハリウッド。どちらがブルタルであるのか、俺は語る術を持たない。だが、スパルタクスは反逆に失敗したが、キューブリックは成功した。

 

 話をスパルタ『クス』に戻す。お前は既に、スパルタクスが種火周回マシーンとなれることをさっしている筈だ。しかし、星1だと火力が足りないのでは?

 少し前までなら、そうだった。だが、今は違う。第三スキル「剣の凱旋」、そして、宝具強化。これによってスパルタクスは種火をじゅうぶん倒せる火力を手にいれた。しかし、ここまでなら対抗馬はたくさんいる。全体宝具バーサーカーはバンデラス過密地帯だ。たとえば、エイリーク・ブラッドアクスはLevel50くらいでも種火をじゅうぶん狩れる。但し、髭のナチョス爺の礼装があればの話だ。

 

 では、何故スパルタクスなのか?その答えは、第二スキル「不屈の意志」にある。これは、Level6でナチョスが20、Level10ではナチョスが30増える。つまり、竜脈があれば、マスター礼装ですぐに圧政を破壊できるのだ。

  そして、宝具演出も短く周回に向いている(最近はもっと短いヤツが増えたが)。スパルタクスとアーラシュ、そして、さっき話に出たエイリークあたりを育てれば、ひとまず種火や銀行破りには困らなくなるだろう。

 

 ……ここまでで、スパルタクスを育てる価値は十分だ。だが、スパルタクスはただの種火周回マッシーンではない。キューブリックがただの映画監督でないようにだ。

 

 もうひとつの第二スキルの効果、「ガッツ付与」。そして、第一スキルと、第三スキル、更に宝具に付与された「回復」。これらの全てが合わさった時。スパルタクスはしんの姿を露にする。

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 アーマード・スパルタクスだ。

 だが、いくら鎧を身に纏おうと、所詮はバーサーカーだ。バーサーカーは脆い。そのハラペーニョが多少増えて、なんになる?

  意味はある。お前は、Fgoの基本ルールを思い出すべきだ。FGOはアイスクリーム屋ではない。色々な種類の効果を積むより、同じ効果を重ねた方が強いということを。

  スパルタクスの多重回復能力を合わせれば、ハラペーニョがすさまじい勢いで回復する。スパルタクスのHPは、約8000ハラペーニョ。宝具での回復は4000ハラペーニョ以上。そして、第三スキルは、最大2000ハラペーニョこれはつまり、「ガッツ発動後から即座に立て直せる」ことを意味する。

 

 そのとき、何が起こるのか?

 完成するのは、宝具発射とHP回復をくりかえす、永久機関だ。外部からNPを供給したり、盾役を用意すると更に磐石になる。

 ……この戦いかたが機能した例を、最後に紹介しよう。少し前に終わった、ネロ祭ファイナル。そこで、スパルタクスは真の姿を現した。


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 スパルタクスは宝具を都合3回発射し、皇帝を打倒し、闘技場を蹂躙した。彼は遂に、ローマを討ち果たし、自由の身となったのだ。キューブリックと同じようにだ。

 

 とはいえ、やはり星1なので、宝具抜きでスパルタクスをメイン火力にすることはむずかしい。しかしこの先、例えば、1~2Waveあたりで持久戦をする必要が生まれたとき。宝具を連射できるスパルタクスは凄まじい輝きを放つだろう。

  そして、一つだけ付け加えるなら、スパルタクスの宝具には防御無視が付いている。つまり、相手が防御バフを使ってくるほど、スパルタクスの実効火力は上がるのだ。げんに、防御無視でなければ、ネロ祭での蹂躙は不可能であっただろう。長期戦になった場合にも、この性能は極めて有効だ。

 

 最後に。スパルタクスは実装当時から今の性能だったわけではない。最初の頃のスパルタクスには、第三スキルは無かった。宝具の威力も弱かった。第一スキルの回復力も弱かった。種火を回すのにさえ、火力を欠いた。

 スパルタクスは、三回の強化を経てようやく完成する。それは、お前がスパルタクスと戦い続けた結果だ。抗い続けた結果だ。

 もし、お前がスパルタクスが好きでなくても、キューブリックを知らなくても。お前のサーヴァントを信じて戦い続けろ。今のシステムに挑み続けろ。俺のブロゴも、そのためにある。

 

 俺が今回言いたかったのは、「今の」スパルタクスは周回から高難易度まで使える、ばんのうサーヴァントだということと、そして……もう一つ。

 

 反逆の心を、失ってはならない。お前が、しんの男であるのなら。

 そして、来るべきときが来たら、叫ぶが良い。「私がスパルタカスだ!」と。

クー・フーリンズでメキシコをサヴァイヴしろ

 よく来たな。俺は、ジョン=スパイラル・グッドスターだ。

 世間ではハロウィンが始まって、お前は他人の家に不法侵入してタンスの中身を漁ったり、その辺のモンスターや通行人をどつきまわしてiチューンズCardをカツアゲしたりしているが、そういうことはメキシコではタコスを焼くより当たり前のことなのでいちいち取り上げない。

 そして、忘れっぽいお前は星4サーヴァントの引き換え期限があと3日であることも忘れてタンスの奥に大切なものをしまい忘れたまま大人になってゆくのだろうが、そういったことにも俺は関知しない。そして、俺のお気に入りの星4……茨木童子とか、エルドラドのバーサカーとか、そういうサーヴァントの解説もしない。

 

 代わりに今日俺が話すのは、矢避けとの付き合い方についてだ。

 
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  そう、それはつまり、クー・フーリンについてだ。FGOには、色々なクラスにクー・フーリンが居て、どれも強いが、それは全員が『矢避け』を持っていることに大きな理由がある。つまり矢避けを持っているやつは、だいたいクー・フーリンとみて間違いないだろう。

 他にも、「全身タイツである」「赤くて長い武器を持っている」「即死宝具を持っている」といった特徴もクー・フーリンにはある。画像のクー・フーリンのようにだ。

 

 矢避けというのは、心眼とアイコンとかが似ているが根本的に違うもので、大雑把に言えば「○○回の回避を付与する」というスキルのことだ。ここで大事なのは、「ターン経過で剥がれない」ことだ。つまり、攻撃を受けない限り、矢よけは100ターン経ってもなくならない。つまり、矢を避けることが保証されているが、投石とかは避けられないので注意するひつようがある。

 「矢避け」を上手く使えば、サーヴァントをとてつもなく場持ちさせることができるが、下手に使えば1ターンちょっとしか場持ちしない。そう、下手に使ってもサーヴァントが耐久できるとてつもないスキルだ。真っ先にスキルLevelを上げるべきだし、真っ先に使うべきだ。このへんについては、俺はいちいち紹介しない。

 だがこんかいは特別に、クー・フーリンのクラス別リストを作った。

・ランサー(三人。うち一人はジャガーだ)

・アーチャー(日本人だ)

・ライダー(配布の女神だ)

・アサシン(ちょっと黒い)

・キャスター(罰ゲームだ)

バーサーカー(レアなゴジラだ。とてもつよい)

アルターエゴ(レアだし期間限定だ)

  今のところ、これだけのクラスにクー・フーリンが居る。つまりセイバー以外のほぼ全てのクラスにクー・フーリンは居るのだ。他にもマリー・アントワネットも実質クー・フーリンだと言っていいだろう。クー・アントワネットだ。あと、ダビデも部分的にクー・フーリンだが、あいつはクー・フーリンである前にダビデなので除外した。

 クー・フーリンの矢避けの回数は1~3回とばらつきがあるので、注意が必要だろう。後から追加されたサーヴァントでは、3回ということはまずない。多くは2回だ。とくしゅな例として、ライダーの、配布ベスパに乗ったクーフー凛は回避と無敵をべつべつに併せ持つ。

 

 ここからが本題だ。矢避けは強く、それをもっているサーヴァントは意外と沢山居る。では、矢避けはどう使うのが正解なのか?

 まず、矢避けは単体で使ってはいけない。そして、多くの場合、矢避け持ちのサーヴァントを投入するのは、十分にサーヴァントが育っていない場合か、そうでなければリキャストを前提とした、8ターン以上の中~長期戦だ。

 つまり、「ワーイ、種火周回だー!」などという頭がララランドした状態で使うには向いていない。

 中~長期戦の場合、大事なのはいかにして矢避けをせつやくし、スキルのCTを稼ぐかということだ。

 こういうリンクを貼っても多分読まないお前が居るので書いておくが、肝は『集中運用』と『ターゲット集中』との併用の2つだ。

 

 しかし、じつのところ矢避けを長持ちさせる手段は他にもある。

  その前にまず、注意事項として、「回数回避」と「ターン回避」は重複できない(これは無敵についても同じだ)。つまり、矢避けを付けた状態で緊急回避をしても、無駄打ちになり、お前はマスター礼装を身ぐるみ剥がされることになる。余談だが、これは無敵やガッツについても同じで、死霊魔術のようなガッツを確立付与する礼装を付けている場合、ガッツは付与できなくなる。お前によかれの心がない限りは、止めておいたほうが良いだろう。

 

 しかし、回避と無敵は違うバフなので重ねがけができる。では、回避と無敵を重ねがけするとどうなるか?こたえは、「無敵から減る」だ。だからつまり

 
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 こういう礼装を付けた状態で矢避けを使うと、矢避けの消費を抑えたままCTを稼ぐことができる。それが今回の話の肝だ。

 そして俺はここから、 すこしややこしい話をする。

  では例えば、矢避けを使った状態で、マシュの第二スキルのようなターン制無敵をかけるとどうなるのか?或いは、その逆をするとどうなるのか?

 答えはこうだ。

 「1ターン回避」と「回数無敵」を重ねがねした場合、攻撃を受けると回数無敵は消滅する。

 「1ターン無敵」と「回数回避」を重ねがねした場合、攻撃を受けても回避は残る。

 つまり、バフの種類にかかわらず、「無敵は回避に優先して消費される」。

 だから、実は、マシュの第二スキルやアトラス院礼装を使うことでも、矢避けを長持ちさせることは可能なのだ。そしてこれは、「無敵」ではなく「回避」を付与するクー・フーリンだからこそできることでもあるのだ。

 

 今日俺が言いたいことは無い。何故なら、クー・フーリンが強いのは、もう言うまでもないことだからだ。

 だが、強いて言うなら、クー・フーリンは色々なクラスに居ること。同じバフは重複しないこと。そして、無敵は回避より優先して消費されること。この3つの些細なことだ。はっきり言って覚えなくてもいい内容だが、こういう些細な知識がメキシコでの生死をわけることもまた、確かにあるのだ。

お前はステンノをまだ弱いと思っているのか

 よく来たな、俺はジョン=スパイラル・グッドスターだ。

 今日俺が来たのは、お前が貰うかもしれないサーヴァントを解説するためではない。お前が間違っても貰わないようなサーヴァントの説明をするためだ。

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 そう。ステンノだ。

 彼女が弱いと言われる理由は単純で、バンデラスではないからだ。具体的に言えば、宝具の問題だ。

 彼女の宝具は対男性限定の即死&魅了と防御デバフだ(そう、妹と違いダメージが出ないのだ)が、即死は腰抜けのかくりつで、ライダーに男性は少ない。そもそもドラゴンやワイバーンに性別はない。おまけに、ナチョスハラペーニョも回復しないのだ。自分のナチョスだけはしっかり確保しているが、それで撃てる宝具の性能が悪くては話にならない。せいぜい、宝具chainの踏み台になるくらいだろう。

 アサシンなのでクイックはヒット数の割に星が出るが、あくまでヒット数の割になので、そこまででもない。

 

 一見して、何も良いところが無い。アタッカーでもサポーターでもない、謎の存在だ。俺はこいつが何者なのか、考えてきた。一時期は、ガチャでレアが出たと喜ぶお前を、絶望の底に叩き落とすためのディライト・タルサ・ドゥームの罠ではないかと思ったほどだ。

 

 だが、違った。俺には何も見えていなかった。より正確に言えば、こいつの性能を引き出すには、俺のカルデアは弱すぎただけだったのだ。

 順に説明しよう。彼女やマタハリのような防御バフ、攻撃バフ特化型のサーヴァントには、性能の「反転ライン」がある。

  つまり、ある一定水準までは、複数のバンデラスを並べた方が強いが、バンデラスの強さやバフの強さがメキシコ国境めいたラインを越えると、「バンデラスを別のサーヴァントで強化した方がダメージ効率が上がる」のだ。

 だから。他のバンデラスの性能がそこに届かない限り、ステンノは弱い。そういうことになる。だから、「弱い」というのは決して間違っていない。

 

 具体的な話をする。FGOのパーティーは、3人が戦う。3人がぜんいん、出力100のバンデラスだった場合、攻撃力は300メキシコになる。そして、そのうち、一人をステンノのような宝具出力0のバンデラスに差し替えるとする。この場合、攻撃力は200メキシコになる。

 ……だが、出力0のバンデラスが、ダメージを1.5倍にする方法を、もし持っていたとしたら?攻撃力はトータル300バンデラスになる。そう、これが、「反転ライン」だ。

 しかもこれは宝具の話で、実は普通の攻撃については、カード選択式なので3バンデラスと2バンデラスの間にほぼ差は無いのは、俺が前に言ったとおりだ。

 

 なので、この1.5倍というのは目安でしかないが、いちおう、ステンノのバフ手段を整理すると、あらゆる強化を行った場合、最大瞬間で1.6倍くらいになる。

 

 実際には、そこまで単純な計算式ではない。ステンノの攻撃力は0ではない。そして、味方の宝具ターンに宝具とスキルを合わせて使えば、実効バンデラス係数を引き上げることもできる(宝具はBなのでB始動にも一応使える)。更に、魅了やチャージ減で敵を殴れるターンを引き伸ばすこともできる。

 一方で、スキルのクール時間や、フル性能を発揮するためには神性でパーティーを固める必要があることなど、マイナスの点もある。

 ステンノのコストは星4で、これはサパート特化のサーヴァントに割くにはあまりに高いが、これは暗に、彼女以上の……つまり、「星5アタッカーを他に複数用意する状況」でなければ真価を発揮できないことを告げているのだ。

 

 とはいえ、現状、複数の要因を加味して計算を行うと、ステンノは反転ラインギリギリの位置に存在していると言える。ここから一回でも強化が入れば、ラインを明確に越えるだろう。

 現在の使い方としては、星3あたりのNP礼装を付けた上で相手の宝具ターンにオーダーチェンジなどで召喚、宝具を遅延させつつバフを盛る、といった辺りだと思う。星4のステータスのおかげで、味方が宝具を貯め終えるまで、ほぼ確実に盾として場持ちもする。

 

 俺の言いたいことは、ステンノのようなタイプのサーヴァントは、「味方が強いほど強力になる」ということだ。それは、味方が弱いほど性能を発揮するヘラクレスなどとは真逆にあたる。

 一つ、確かなこと。それは、FGOを進めていけば、いずれお前のカルデアは強くなるということだ。そして、ステンノは、お前のカルデアが強くなるほど、強力になっていくということだ。

 

 俺は、今すぐステンノを受けとれとか育てろとか、そういうことを言う気は毛頭ない。ただ、未来を救うのなら、少しは目を向けるべきだろう。

 俺の言いたいことは、いじょうだ。

(修正: ステンノの宝具がBなのを忘れていたので修正した)

 

(追補:ステンノ対ナチョス屋の親父)

 じつは、ステンノのスキルや宝具構成は、他者へのナチョス供給手段が無いことを除けば、あの孔明と極めてよく似ている。それが「ステンノが弱い」という風評に繋がっている部分も、おそらくあるだろう。強化前の孔明がそうだったようにだ。

 しかし、孔明が苦手とするライダーに有利をとれること、何より彼女が星4であることによるキャスティングコストせつやく効果や入手性は見逃せないだろう。

 

お前は、ヘラクレスで伝説を越えて行け

 よく来たな、俺はジョン=スパイラル・グッドスターだ。全く関係ないが、「黄昏のブッシャリオン(カドカワBOOKS)」の単行本はこうりひょう発売中だ。

 

 だが今の俺は、負け犬だ。高難易度クエストとキングハサンとプロトファイナルがクリアできなかった(即死と毒のせいだ)上に、花びらを集めすぎたせいで哀れな小動物の交換に失敗した。俺はネロ祭で野垂れ死んだのだ。

 それでも、俺やお前がどうなっていうようと、次なるメキシコはやってくる。気持ちを切り替えなければ、お前の魂は奈落へと堕ちるだろう。

 「1000万DL突破記念、☆4(SR)サーヴァントプレゼットキャンペイン」……これが、次なるメキシコの名前だ。

 なにも知らないお前は、「アイスクリームのおじさんだー!」「ウオオオオ!」などと叫びながら、ノコノコと☆4鯖を貰いにダヴィンチショップへと向かい、あまりのせんたくしの多さに全身を蜂の巣にされて死ぬことになる。

 しかし、交換は24日からなので、すくなくともまだ、考える時間はあるのだ。だからその間に俺は、考える基準をせいりすることにした。

 

  はいふサーヴァントを選ぶ基準は、おおむねこうだ。

 

①好きなやつ

 もしもお前に好きなサーヴァントがいるなら、運命の相手がいるなら、決して躊躇うべきではない。真っ先に交換しに行け。

 何故なら、もしそうしないと、お前はFGOをプレイするたび「どうして俺はこのサーヴァントを持っていないんだ」とか、「俺があそこでこのサーヴァントを選んでいれば」などと考えこんでしまい、些細な判断をあやまり、人生に失敗してタイガー道場送りになることがよういに予想できるからだ。

 だから、好きなサーヴァントが居るなら、決してためらうべきではない。性能がどうだとか、使いづらいとか、素材が足りないとか、そんなことはブルシットだ。「でもハズレサーヴァントを当てたらプレイが嫌になりそうで……」などと思うかもしれないが、どんなサーヴァントでもFGOではある程度使い道が確立されているので、調べればその辺の道は開けるだろう。

 「ガチャで来るのが運命なの」などぬかすメルヘン軍曹は、隅っこでえんえんとドリトスガチャをまわしていればいい。

 

 好きなサーヴァントが複数いるなら、くじ引きとかで決めろ。

 

②持っていないクラスのやつ

 FGOでは、クラス相性が極めて重要だ。なのでもしも、特定クラスの星4のアタッカーがいないなら、それを補うことを考えるのが良いだろう。

 但し、星3の層が厚いアーチャーや、クラス有利を取れる機会の少ないアヴェンジャーについてはその限りではないかもしれない。

 

③ストーリーガチャ限定のやつ

 FGOのサーヴァントには、じつはストーリークリアで追加される、ピックアップガチャのおまけからは出てこないやつがいる。俺はお前のマッマではないので、いちいち名前を挙げるようなことはしないが、そういうやつから選ぶ手もある。

 そうすることで、お前はあんしんしてピックアッポガチャを回しつづけることができるようになるだろう。

 

④もう持ってるやつ

 例えば、 もう好きなサーヴァントが居て、そいつがもうお前のカルデアに居る場合。宝具レベルを上げる選択肢もある。

 これは、なぜかと言えば宝具レベルが1と2あるのとでは、かなり大きな差があるからだ。2と3も少し大きな差がある。3と5はそれほどでもない。

 なので、カルデアにある程度手札が揃っているなら、宝具レベルを上げる選択もあり得る。

 

 

 これが、はいふサーヴァントを選ぶ基準だ。

 だが、ここまで俺が書いたことは、はっきり言っておためごかしだ。当たり障りのないプレッゼンーとかで書かれるような内容を、いちおう書いておいただけだ。

 俺が今回薦めるServantは一体だけだ。そして、お前はもうそれを知っている。何故なら、タイトルに書いてあるからだ。

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  そう……ヘラクレスだ。

  ヘラクレスは、ギリシャ神話の大英雄で、ヒュドラをぶちのめしたり、鳥をぶちのめしたり、山をぶちのめしたり、あの回すやつを回したり、タルサドゥームをぶちのめしたり、パンツ(補足:後で確認したら腰帯だった。すまない)を盗んだり、とにかく色々な伝承があり、それが12の試練と呼ばれている。

 12というのはとてつもない数で、お前がネロ祭をやっていれば少し前にそのすさまじさをわかっていると思うが、ふだんのHERCULESは12回ガッツとかはしない。

 多分、試練のなかに猪を捕まえるとか牛を捕まえるとか牛舎をそうじするとか、林檎を収穫するとか、農家のおっさんみたいな仕事が混じっているからではないかと俺は訝っているが、それを差し引いてもヘラクレスが大英勇なのは神話的じじつだし、農家のおっさんも偉大だ。

 

 話を戻す。

 ヘラクレスの良いところは、端的に言えば「一体でいい」ことだ。

 ヘラクレスは、星4のバーサーカーだ。つまり、相手がなんであろうとバスターで殴り倒せる。宝具に防御ダウンが付いてるのは、もう間違いなく「宝具始動でバスターブレイブしろ」という意味だ。完全なるバンデラス、バンデラス・ザ・バンデラスだ。でも最近の映画ではドウェイン・ジョンソンだったし、個人的にはシュワルツネッガーとかのほうがいいと思う。

 そして、「バーサーカーなんだからダメージ1.5倍、被ダメージ2倍、つまり0.75バンデラスのポテンシャルしかない」などとお前は思うかもしれないが、それを生存スキルで補うのがヘラクレスだ。

 ガッツと、回避。この二つで、バーサーカーにあるまじきラストスタンディングで敵をボコボコにする。それがヘラクレスの基本戦術だ。万一ガッツがなくても、回避があればある程度ボコボコにできるのであんしんだ。

 そしてこれは、実は「回りのパーティーが弱いほど」、相対的にいりょくを発揮する。つまり、お前がまだFGOを始めたばかりで、右も左も分からないとき。或いは、楽にゲームを進めたいときほど、ヘラクレスを手に入れて育てるべきだ。

 

 ただし、スキルで持久できるのは3ターンくらいなので、「まだ敵のHPも味方もいるからスキルをせつやくしよう」などと油断をかますと、集中砲火とかヒュドラの毒とかでなにもできずに死ぬ。きちんとマシュとかゲオルギウスとかで守ることを忘れないようにすべきだ。

 

  ここまで言っても、「バーサーカーの中でヘラクレスが使いやすいのはわかったけど、なんでそもそもわざわざバーサーカーなの?」というぎもんがお前の頭の回りを浮かんでいるのが見えるので、俺はそれについてもう一度解説する。

 FGOは、単純に自前のバンデラスを持っていると戦術の幅が広がる。つまり、フレンドからナチョス屋台の親父とか、トルティーヤチップスを袋詰めで売り歩いているマーリン(今ピックアップ中なので、攻略本の売上げを投じるよていだ)とかを引けるようになるのだ。

 そして、バーサーカーは、全クラスに対してアタッカーとしてきのうする。つまり、一人居るだけでアタッカーとしての用が足りる。お前は7人家族ではなく、一人の伴侶を養うだけでクエストに対する切札を手に入れられるのだ(但しクリティッカルだけは望み薄なので工夫を凝らすひつようがある)。

 まぁ、最終的にはクラス扶養家族はどんどん増えることになるのだが、それでもバーサーカーが居るのといないのとでは、足りないクラスを埋めるときにも大きな違いがある。

 

  これが、俺がヘラクレスを推す理由だ。なんなら俺は、FGOを始める全てのプレイヤーにヘラクレスが配給されてもいい、とすら思っている。こいつは、それほど頼りになるサーヴァントだ。

 ヘラクレスの伝説は、FGOが続く限り増えていくだろう。マスターさえ確かなら、12などといわず、100くらいの試練を越えてくれるはずだ。 実は、俺も敢えてヘラクレスの強さを語り残したところがあるが、それは自分で見つけてほしい。

 

 今日俺が言いたいことは、二つ。好きなサーヴァントがいるなら、躊躇うな。そして、ヘラクレスは強い。

 この二つだ。いじょうだ。

 

 お前も、ヘラクレスとともに、伝説を越えて行け。

俺はネロ祭を攻略する(2016編)

 よく来たな。俺はジョン=スパイラル・グッドスターだ。

 約束通り、俺はネロ祭のチャレンジクエストこうりゃく法を教えよう。

 

ヘラクレス

 クーフーリン・システムを使え

 

kantake.hatenablog.com

 

・影の国

 肝は、セイバーのアタッカーを二人用意すること。そして、肝になるサーヴァントはマルタだ。

 マルタは味方のデバフ解除と敵のバフ解除ができるので、レンタルしてでも使ったほうがいい。一応、他のサーヴァント(メディアとか)やアトラス礼装の組み合わせとかでも代用はできると思う。

 とにかく、第ニスキルで宝具封印のデバフを剥がし、第三スキルで矢避けを剥がす。あとは、火力バフ礼装をつけたセイバーアタッカーで殴り続ければ勝てる。

 注意すべきは、片方を先に倒した場合の道連れなどだ。なるべく同時タイミングに倒すよう調整するのがよいが、道連れについては後列にセイバーアタッカーをもう一人置いておけば無意味になる。

 後は丁重に、影の国へお帰り願え。

 

・百ハサン

 肝になるのはメディアだ。ルールブレイカーで即死付与バフを剥がし、第三スキルでデバフを解除する。

 ぐたい具体的な編成としては、

 メディア(ガッツとか火力礼装とかつけろ)+孔明(レンタルナチョス)+アンデルセンナチョス効率が上がる礼装とかつけろ)

 この組み合わせで、おそらく倒せるだろう。

 上級者なら、天草四郎とかアイリとかキングハサンとかで色々あそべるクエストだ。

 

ジークフリート

 残念ながら、このクエストはもはや高難度ではない。

 シャーロック・ホームズをフレンドから借りて、ジークフリートへホームズ→エウリュアレの順で宝具を撃てば終わる。

 

・メイヴ

 アーツ宝具のアサシンに火力礼装をつけて、取り巻きのケルトABを倒してから宝具をつかえ。チャージ攻撃してくるので、ターゲット集中持ちを添えるのを忘れない方がよい。

 宝具避けと魅了対策のために、マスター礼装はアトラス院ほぼ一択だ。

 アタッカーとしては式が優秀だが、配布鯖なのでレンタルでしか手に入らない。静謐のハサンや百貌のハサンを使えばなんとかなる。ケルトABを倒してバフを剥がした後、メイヴに宝具を2回撃てばおよそ片がつく。

 ちゅうい点としては、後ろにキャスターの取り巻きが控えているので、パーティの後列に一人くらいライダーをいれておいた方がよい。

 

ギルガメッシュ

 限凸火力礼装をつけたクー・フーリン(槍)を生かし続ければ勝てる。

 クー・フーリンシステムでも良いが、全体宝具なのでダビデとかをもってくると良いだろう。チャージ減少やバフ解除はあまりメインにするべきではない。

 

・ファイナル

 用意するものは、火力礼装をつけたバーサーカーと、火力礼装をつけたバーサーカーだ。つまり、ツインバンデラスだ。クーフーリン・オルタや頼光を借りられれば、ほぼなんとかなる。

 何故かといえば、このクエストでシビアなのは、相手を倒す順番とタイミングだからだ。

 基本方針は以下の3つだ

・メディアは放っておく(宝具を一回受ける必要がある)

・ネロのガッツを先に削れ

天草四郎は、見つけ次第始末しろ

 クリアパーティの例は、こんな感じだ。マルタはメディア、ヘラクレススパルタクスで代用可能かもしれない。ロビンの礼装をNP系にすれば、更に楽になるだろう。

 このパーティはある程度の安全マージをとって設計しているが、倒す順番とタイミングが重要な関係上、どうしても試行錯誤が必要になる局面があると思う。

 
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 ……そして、どうしようもなくなったら、令呪を使って宝具を撃つべきだ。特に、敵のバフが激しくなる終盤では、1ターンが生死を分けることがある。

 

 

 

 

 これで、2016年の高難易度攻略はいじょうだ。

 2017をやる余力があるかはわからないが、おまけとして俺の周回パーティを置いておく。これは花びら周回仕様だが、ボーナス礼装だけ付け替えれば、たぶん他所でもいちおう使えるはずだ。

 
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俺は、ブッシャリオンの告知をする

 よく来たな。俺は、ジョン=スパイラル・グッドスターだ。だが今日の俺は、いつもの俺ではない。今日の俺は、告知のために召喚された奉仕者(サーヴァント)だ。つまりは、ジョン=スパイラル・グッド星3くらいだ。残念ながら、ドリトスをたくさん積まれては俺も断れなかった。

 なので、ひかく的真面目に告知を行う。

 きたる9がつ8日(明日だ!)に 、『黄昏のブッシャリオン』がカドカワBOOKSから発売される。その、イベントの告知だ。

 

①実況イベント

 書籍はつばい後の10日と17日の21時から、実況イベントがある。これはつまり、みんなで書籍を読むことで、感想を言い合える……ネット上にそんざいする映画館みたいなものだ。

 そして、17日の実況には、なんとげんさく者がコメントをつける。いわばコメンタリーだ。これによって、二回とも参加が可能になる。

 ぐたい的には、書籍の第一章(プロローグ等は含めないのでちゅういだ)をブッシャリオンTwitterアカウント(@tsbsrion)のガイドに合わせて読み進め、 #仏理書籍 タグに感想を投稿することでかんそうをシェアするしくみだ。

 べつに特になにも考えず、「今日3袋目のドリトスをあけた」とか呟いてもたぶん大丈夫なので、どんどん参加するといい。

 

②書籍版レビューキャンペイン/原作者Q&A募集

 これは、ブッシャリオンのレビューやしつもんを募集するイベントだ。

 レビューについてはnote、Twitter、ブロゴ等、形式は不問だ。なんなら、ブッシャリオン本編を読まずに書いてもいい。但し、書籍版限定なので、カクヨムに感想として書き込んではいけない。書いたレビューは、できればTwitter上に #徳パンク感想文 タグで宣伝してくれ。募集は9月24日(日)いっぱい(日本時間)だ。

 まんがいち、一件も応募が無い場合は、運営チームと俺が合作した高出力怪文書が全世界へ向けてはっしゃされることになる。地球のすべてをメキシコにしてやる(運営チーム注:やめてください)。

 

 それと、前回応募が一件もなかったQ&A企画についても応募を受け付ける。こちらも、締切は24日中までだ。これは、例えば「ここの設定はどうなってるんですか?」とか「このキャラはここまで何して生きてきたんですか?」とか「おすすめのドリトスはなんですか?」みたいなのを、@tsbsrionにリプライで送ってほしい。レビューがタグ付け、しつもんがリプライだ。かなり複雑なので、注意しろ。

 

 質問、レビューとも、採用者には、それぞれ1000BPP(ブッシャリオン・パンク・ポイント)がセルフ加算される。更に我々が選んだ受賞者には、追加でポイントが付与される仕組みだ。

 俺もこのブロゴしっぴつによって1億BPPくらい貰ったが、使い道がわからないので道に撒いてみることにした。 

 

③マニスピナー

 リツイットンすることでプレゼントがあたる。これは頭のおかしいブッシャリオン運営チームではなく、きちんとしたKADOKAWAの企画だ。

 カドカワBOOKSのアカウントをフォーロウし、以下のツイートをリツイットンすることでおうぼは自動的に完了する。 

 

 しかるのち、お前のRTはカドカワ第三本社モノリスビルディングの巨大ミキサー状抽選機にかけられて得体の知れない液状にされた後、遊星からの物体Xみたいな冒涜的編集者によって濾過され、最後まで残った当選アカウントへは屋上ストーンヘンジ経由で召喚プログラムが送られてマニスピナーが黒猫やフンドシ姿の男性などの使い魔によって届けられる仕組みになっている筈だ。

 いじょうの経緯は俺の想像だが、たぶんそんなに大きく違わないと思う。

 これはひかく的しめきりが長い(なんと、9/30までだ!)が、そういうことを重点するとお前はたぶん油断しておうぼを忘れてしまうので、今すぎの応募をおすすめする。

 

 俺が告知すべきないようは以上だ。

 

  だから、残されたひとかけらのドリトス資源を使って、俺は少しだけ俺のことを語る。

  話は、今年の3月にさかのぼる。

 碌星らせん(ブッシャリオンの作者だ)は、ブッシャリオンの改稿にかなり行き詰まっていた。書籍化するには、かなりの分量を書き足せばならなかった。しかしそこに、何を書いたらいいかわからなかった。そいつは、ドリトスを買った。気が付くと、そいつの精神はメキシコへと旅立っていた。

  そして、俺が生まれた。

 ……そう。ブッシャリオンがなければ、そもそも俺もこのブロゴもそんざいしないのだ。

 ブッシャリオンの改稿に行き詰った時に生まれた、日々の鬱屈としたなんかや、将来への漠然とした不安。そうしたものがないまぜになって生まれたのが俺だ。

 だから、ブッシャリオンがはつばいされる今、召喚された俺はひとまず、その役目を終える。

 

 もう、ドリトス資源も残り少ない。

 俺が言いたいことは、一言。さらばだ。

 それだけだ。

 

(ついしん)

 ネロ祭のこうりゃく記事は後で本体の俺がアップロードウよていなので、あんしんしてくれ。