お前はアーラシュを見つめ直せ
よく来たな。俺はジョン=スパイラル・グッドスターだ。俺は毎日かなりの量の文章を書いているので、こんかいは毎日すさまじい量の弓矢を作っているヤツを紹介する。あらかじめ言っておくが、今回は久々にメキシコに降り立ったばかりのお前にもやさしいきじだ。
今回俺が話すのは、星1のアーチャー、アーラシュのことだ。
コイツについては、お前はすでに色々しっているはずだ。だから、俺もひとことで済ませる。宝具を使い、そして死ぬ(ナチョス、アンドダイ)。いじょうだ。
俺は、これでかいせつを終えることもできる。ただ、アーラシュは、とてもタフなサーヴァントで、宝具もすごい。そして、毎日ブシェミめいてばくはつしながら、それでも種火を集めることをよく手伝ってくれる。だから、お前はアーラシュを育てろ。
こいつは捨てブシェミめいた役割をするが、早とちりなお前は見せかけのデスペラードに突き動かされ、スクリーンの外のブシェミを見つめていない。お前は、デスペラードに出る前のブシェミが何をしていたか知っているのか。16ねんまえの9.11の時に、ブシェミが何をしていたか知っているだろうか。
彼は、ファイアファイターとしてたたかっていたのだ。そして、戦っている。ファイアファイターとはしょうぼうしのことだ。つまりは、火事に身をさらし、火と向かい合う。タフでなければ務まらないしごとだ。
お前のカルデアのアーラシュも、毎日種火メキシコに身をさらし、マシーンのごとく種火集めるだろう。そこにお前は、スクリーンの外のブシェミの影を見る。
俺のメキシコのアーラシュも、こうしてまいにち種火を集めている。俺のカルデアは、もうほとんど種火をひつようとしないが、それでもだ。だから、俺はもう少しだけ、アーラシュについてかいせつする。
アーラシュには、2つの戦い方がある。すぐ死ぬか、後で死ぬかだ。これはお前のじんせいと同じだ。だが、死ぬ時は必ずチョースゴイ宝具で死ね。間違っても、無慈悲なクリティカルでアーラシュを死なせてはならない。それは最も愚かな選択だ。
アーラシュは星1だ。今までメキシコで過ごしてきたお前は、星1サーヴァントがすぐ死ぬことを嫌でもわかっているはずだ。宝具を使うにしても、ナチョスをいちいち溜めている時間はない。
だから、宝具をすぐ使う時には、ポートレート爺をそうびしろ。これにお前のマスタースキル、「霊子譲渡」(ハリー・ポッターみたいな格好の礼装についてるやつだ)を使うと、お前のサーヴァントはバンデラスでもバンデラスでなくても、すぐ100ナチョスためることができる。
しかし、お前のカルデアにポートレート爺がいるとは限らない。そういうときは、おお前がエクスペクト・パトローナムしても、ナチョスは不足する。お前のアーラシュは、じぶんのちからでナチョスを稼がねばならない。
と、俺は言うだろうと、ワンパターンお前は思うだろう。きほん的には正解だが、お前の考えはお見通しだ。だが、俺はさいしょに言った。アーラシュはすさまじい英雄なので、毎日すごい量の弓矢を作っている。そういったのだ。
それは、第三スキル「弓矢作成」としてひょうげんされている。このスキルは、アマデウスの「小さな夜の曲」と同じように、かくとくに手間のかかるスキルだ。お前は、アーラシュを4かいも再臨させ、強化クエストをこなす……偉大な旅路をこなさねばならない。だが、今回はサボタイはいない。アーラシュは孤独にたたかい、全てを終わらせる。そういうタフガイだからだ。
「弓矢作成」は、すごい。なにせ、すぐに20ナチョスくれるのだ。そして、ハラペーニョが回復する。これだけで、お前の種火刈りには十分だ。お前はメキシコ入植者のごとく、哀れな腕を絶滅するまで追い回すだろう。
だが、もしも、お前が「弓矢作成」をスキルレベル10(それは遠い道のりだ)にした時。お前は、アーラシュの本当の凄まじさを知る。
スキルレベル10の「弓矢作成」は、30ナチョスと、3000ハラペーニョを与えてくれる。3000ハラペーニョは、常人ならもはや辛さで死ぬレベルだ。だが、アーラシュ・カマンガーは毒につよいので耐えられるのだ。そして、アーラシュは星1なので、もともとハラペーニョが少ない。その量は、お前が何か妙なことをしない限り、せいぜい8000ハラペーニョくらいだ。
3000わる、8000……ここで俺は、敢えて腰抜けなひょうげんを使う。なぜなら、俺もお前もアーラシュ・カマンガーの前ではひとしくこしぬけだからだ。「ハラペーニョの40%をかいふくする」。そう言われた時、お前はその凄まじさを理解するだろう。
更に、アーラシュは第一スキル「頑健」を持っている。これは、「天性の魔」のような防御強化スキルだ。すぐ使え。強さは0.5アステリオスくらいだが、無いよりずっとマシだ。
これに「弓矢作成」を加えた時、お前はアーラシュのもう一つの使い方を知る。そう、アーラシュはただの種火回収マシーンではなくなるのだ。つまり、「頑健」と「弓矢作成」で耐え忍び……そして、どうしようもなくなった時……お前のアーラシュは宝具(ステラ)で散る。そういうタフなせんしの戦い方も、できる。
ステータスの低い星1サーヴァントを?前線にとどまらせる?そういうことを言うと、お前は「きかい損失」とかすぐ一つ覚えでそいうことを言い出す。だが、これは意味があることなのだ。
違いは何か。それは、イニシアチブだ。こちらにはアーラシュのステラがある。お前は、ボタンひとつで敵をいつでも皆殺しに出来る。しかし、お前はそれをしない。えいがの悪漢のように、ワインを傾けながら主人公をいたぶってたのしむためではない。アーラシュ以外のサーヴァントのナチョスや、スキルのクールタイム(後でせつめいするかもしれない)が溜まっていないからだ。
つまり、お前は前線にアーラシュをおいておくことで、Wave1やWave2に出てくる小悪党を、Wave3に出てくるタルサ・ドゥームの前の回復スポットにできるのだ。アーラシュはタルサ・ドゥームの前で倒れるが、その後からは、控えに居た屈強な蛮人コナンがむきずでPOPする。
だから、お前は小悪党をいたぶってもいいし、すぐにステラしてもいい。そういうことができる。
余談だが、アーラシュのステラは、宝具チェインで威力が増える。そこまで意識することは少ないだろうが、余裕があれば覚えていてもいいだろう。
但し、この戦い方は、かなり上級者向けだ。すぐ調子に乗るお前は、調子に乗って敵をいたぶっているつもりが、屈強なフレンドのサーヴァントがいつの間にかスプリガンとかいう名前のダニートレホにナイフで刺されて死んでいることも有り得るのでどうしようもない。
それから、もう一度言うが、アーラシュの「頑健」はすぐ使え。アーラシュが戦場に出たら、すぐ使うくらいでいい。アワレなお前のアーラシュが、クリティカルでブシェミめいた蜂の巣にされる前にだ。
俺は口がフルメタル・ジャケットになるほど何度も言っているが、星1や星2サーヴァントのスキルや宝具は、とにかくきほん的に出し惜しみするな。アーラシュが落とされれば、お前が敵をいたぶるいんけんなコロシアムはほうかいし、屈強な奴隷剣闘士が何人もお前を目掛けて襲い掛かってくるだろう。
これで、俺のアーラシュについてのかいせつは終わりだ。アーラシュは星1サーヴァントの中では比較的メキシコ人でないヤツにも勧められるやつだ。なにせ、種火がすごく早く集まるようになる。ただ、よくわからないところもある。
第二スキル、「千里眼」……これは、よくわからない。ほんらいは凄まじいスキルなのだが、FGOではクリティカルスターがちょっと増える効果しかない。しかも、アーラシュはぜんたい的にヒット数が少ない。ブシェミが出る映画には、ヒット作がいくつもあるのにだ。クイックはヒット数が少し多いが、あまり気にしなくていい。
今日、俺が言いたいことは一つだけだ。アーラシュの価値は、宝具だけではないことだ。ブシェミとアーラシュは、お前の心の中にもいる。それはきっと、メキシコで生きる道をお前に教えてくれるだろう。いじょうだ。