アップルとストラテジーで油田をすくえ
よく来たな。俺はジョン=スパイラル・グッドスターだ。今回のこうしんは時間が無いので手短にする。スクリーンショットとかはナシだ。
今、FGOではCCCとかいうコラボイベントが行われているが、こいつはかなりメキシコなイベントだ。まず、配布サーヴァントがBBという名前だ。
このBBという名前の由来語られていないが、バンデラス・バンデラスの略であることは、このブロゴを読んでいるお前ならばすぐにわかるだろう。アントニオを失ったぶんフォーマルさに欠けるが、それを更なるバンデラスで補うことによって溢れ出る力強さを得ている。とてもタフなベイブだ。
今回の記事は、イベントについてだ。イベントはとにかく時間が限られているので、俺はネタバレとかにはいりょしない。もしネタバレを気にするなら、お前のファイアフォックスをバックさせろ。まずは、イベントのストーリーについてだ。
限りない旅路の果てにメキシコを修復したお前は、メキシコ湾の海底油田、セラフィックスからSOSを受け取る。この油田では事故が発生し、海底から逆流してきた天然ガスが引火。大爆発して、126人が閉じ込められたというのだ。お前は限られた時間の中で油田の職員を救出し、シーライフを守らねばならない。
今回のイベントは「CCCコラボ」と銘打たれていることからわかるようにげんさくがあり、俺の鋭い眼は2010年のメキシコ湾原油流出事故をモチーフにしていることに気づいた。このひさんな事件は映画「バーニングオーシャン」として、げんざい全国の映画館でこうかいされている。俺もそのうち見に行くつもりだ。
そう、今回のイベントでの敵は、 時間だ。より正確に言えば、時間回復するAP(アップルポイント)なのだ。流れ出る原油の如く、このイベントはお前のカルデアからアップルをカツアゲされ、みじめな末路をたどるだろう。俺のカルデアもアップルが枯渇し、一時期はイベント攻略が危ぶまれる事態に陥った。
何故そんなことが起こるのか。それは今回のイベントはミッション制で、様々なミッションを繰り返すことでボスを弱体化させ、攻略を進める構造になっている。結果として周回量が増え、大量のアップルを必要とする。オマケに、なぜかどのクエストも40アップルを吸い上げていくのだ。これはリアル時間にして3じかん20ふんに相当する。そんなクエストが山のように待ち構えている。痺れを切らした短気なお前が、いっそ景品交換所を襲撃しようと考えても、番台にバンデラス・バンデラスが待ち構えているため恐らく返り討ちに遭うだろう。
そしてボスを倒した後にもミッションは追加され続け、お前はそれをクリアするために更なるアップルを必要とする羽目になる。但し、ボスを倒した後は、少しのアップルがクエストクリアで手に入る。
ならば、どう攻略を進めるか。こたえは2つだ。ひとつ、アップルの代わりにドリトスを使う。そして、もうひとつ。「可能な限りボスを弱体化させずに倒す」。
俺はそのために、ボス攻略の話をしよう……と思ったのだが、実は既にこたえが出てしまっている。
完全体のマシュと極まった「鋼の鍛錬」があれば、ボスをせっしょうすることができるというのだ。
だから俺は、ボス攻略の手順について手取り足取りかいせつはしない。俺はお前のママではないし、これ以上低コストな攻略法は無いからだ。だが、代わりに『なぜこんなことができるのか』をお前に教える。つまり、戦略(ストラテジー)……あるいは、手品のタネだ。
仕組みを理解すれば、お前は次に獣に出会った時、自分のちからでボス突破編成を組めるようになるだろう。
飢えたメキシカンマフィアにうかつにドリトスを与えればお前は身包みを剥がれてつめたい路地裏に投げ捨てられるが、ドリトスの作り方を覚えていれば、お前は身包みを剥がれた後も生きていける。そういうことだ。
まず、前提としてFGOのエネミーは体力がとても多い。だから、火力でゴリ押しできるのは最初のうちだけだ。ただ突撃させるだけでは、お前がフレンドから借りたヘラクレスやクーフーリンゴジラでさえ、なんか触手みたいなやつの餌食になってしまう。
それを避けるために必要なのが、戦略だ。俺は以前に「耐久パ」の話をしたが、今回はそれに少し応用が入る。肝は、「防御バフ」、「回復」、「宝具回避」の3つだ。これは耐久パと変わらない。応用というのは、それに時間の概念が加わり、4次元になる。4という数字はとても大きいが、がんばってついてきてくれ。俺はこの4つめの要素を、「周期(サイクル)」と呼ぶことにする。
サイクル。それは、FGOの中にある締め切りだ。俺もいま凄まじい締め切りに追われている。基準になるのは、敵の宝具だ。敵の宝具から宝具までを1サイクルとして、その間に必要なバフやスキル効果をリストアップし、戦略を組み立てる。重要なのは、サイクルの間にスキルや宝具のリキャストォーを考えに入れることだ。
ぐたい的にはこうする。
まず、サイクルのターン数を決める。今回のボスの場合、チャージゲージは5つある。つまり、0~5で、6ターンが宝具サイクルになる。しかし、チャージ増加スキルを持っているので、余裕を持って5ターンとするべきだろう。
このターン数は、あまり動かせない。「チャージ減」や「スタン(行動不能)」、「宝具封印」のスキルで締め切りを伸ばす方法もあるが、ほとんどは戦略に組み込むには確率付与でたよりにならない。一度のミスで戦線が崩壊する恐れがあるからだ。
強いて挙げれば、チャージ減少はアンリマユ(スキル)。スタンはハイド(スキル)、孔明(宝具)、スカサハ(宝具)。宝具封印はエジソン(宝具)、オジマン(宝具)、カリギュラ(宝具)、カルナ(スキル)、弁慶(スキル)がほぼ確定レベルのデバフ能力を持つが、他のパーティー構成との兼ね合いや再使用に困難があるものが多い。
5ターン以内に再使用を可能にすることを考えれば、投入が容易なのはナチョス屋の親父だろう。宝具でスキルのCTを削減するサーヴァント、タマモジャッカル(まだ説明していない)を使う手もある。
さて次に、その5ターンの間に必要なスキルを列挙し、これをサーヴァントに割り当てていく。既に幾らか上げたが、必要なのは次のような能力だ。
①宝具回避能力
②持続的な防御バフor火力デバフ
③HP回復能力
必要なのは、概ねこんなところだ。もっとも重要なのは、①だ。宝具を防御できなければ、お前のパーテイーはすぐさまメキシコのマリアナ海溝に沈められてしまうからだ。
今回のボスは、全体宝具を使ってくる。これはつまり、パーテイー全員を防御しなければならないことを意味する。例えばマシュやアステリオスが居れば、実は②の延長で宝具も防御可能だ。しかしそうでない場合、味方全員に回避、無敵を付与する方法が必要になる。
宝具防御機能を果たせるサーヴァントは、実は少ない。ジャンヌ、マーリン、トリスタン……どれも、レアなサーヴァントばかりだ。そう、ダビデを除いては。
ダビデの第二スキル、「治癒の竪琴」。これは敵の宝具を防ぐためにあると言っても過言ではない。誰でも用意できる。しかし、そこに落とし穴がある。
「治癒の竪琴」の再使用には、8ターンかかる。スキルレベル10にしても、6ターンだ。今回のサイクルは5ターン。1ターン足りない。
それこそが、「サイクル」という概念の落とし穴なのだ。強力なスキルがあっても、再使用できなければ意味はない。これを回避するには、例えばダビデを二人用意して、交互にスキルを使えば問題は解決できる。これならば、再使用まで10ターン稼げるレベル1でも間に合う計算だ。しかしその一方、②と③の機能もパーティーには必要なのだ。二人もダビデを積み込むと、お前のパーテイーはダビデ過剰でちん没してしまうかもしれない。
代わりにマシュやアステリオスの多重バフを採用しても、実は敵の攻撃力アップバフによる事故のリスクが生まれる。
ならばどうすればいいか?実は、根本的な解決法はない。ただ、パーティーを機能単位に分解することで、手持ちのレアサーヴァントを使って最適なパーティーを組めるようにはなる。そうすれば、解決策をいくつかは思いつくはずだ。
例えば、先に挙げたスタンとかで、サイクルを伸ばす。或いは、スキルレベルを上げる。タマモジャッカルを使う。必要なほかの能力を併せ持ったサーヴァント(特にゆうめいなのはブリテン屋台の親父だ)をフレンドから借りる。そういったことだ。
スキルよりも宝具の方が、実は再使用が簡単、というケースもあるかもしれない。スキルはターン経過でしか再使用できないが、宝具はNPがたまれば幾らでも再使用できるからだ。今回の場合は、第一メキシコのオルレアンで出てきた、城塞の聖女が当てはまる。
これは余談だが、ジャンヌ・ダルクは今回のイベントのようなボス戦にはかなりマッチしているので、持っているなら攻略がかなり楽になるだろう。そのうち記事にするかもしれない。
防御バフと回復については、該当サーヴァントが多いので省略する。防御バフは攻撃力ダウンでも代用できる。ただし、重要なのはサーヴァント3人で機能すべてを分担することだ。
たとえば、以上を踏まえた分担の例はこんな感じになる。
例① 孔明で遅延をかける
(サイクル制御:孔明)
宝具回避:ダビデ(第二スキル10)
回復:アンデルセン
例② スキルを加速して間に合わせる
(サイクル制御:タマモジャッカル)
宝具回避:ダビデ(第二スキル10)
防御バフ:マシュ
回復:タマモジャッカル
例③ 宝具防御にバフ・デバフを使う(事故注意)
(サイクル制御:なし)
回復:アンデルセン
例④ ジャンヌを使う
※要回復等補助
(サイクル制御:なし)
宝具回避:ジャンヌ、(ダビデ等)
防御バフ:ジャンヌ、マシュ等
回復:ジャンヌ、(アンデルセン等)
例③を除いて、どうしても星5サーヴァントを導入する羽目になることがわかるだろう。それから、ダビデはメインに据えるには不足だが、補助をこなしながら攻撃を加えるのには優秀だ。
しかし、本題はここから先だ。この記事の目的は、「何故マシュ単機が成立するか」という種明かしだ。先ほどまでの分担表にマシュ単騎を当てはめてみる。
(サイクル制御:なし)
宝具回避:マシュ?
防御バフ:マシュ
回復:なし
穴だらけに見える。だが、単騎の場合、宝具の回避は実は凄まじく簡単になる。なぜなら、サーヴァント一人を防御すればいいからだ。要するに、マシュの第二スキルとマスタースキルの「緊急回避」、あとは防御バフの重ねがけで事足りる。
そして、回復もそうだ。マスタースキル「応急手当」でこと足りる。付け加えるなら、単騎戦術では宝具の回転率が上がる。更にスキルレベル10のマシュは、CTが5~7ターンになる。つまり、1サイクルと少しで再使用が可能になる。
なので、分担表を書き直すと次のようになる。
(サイクル制御:なし)
宝具回避:マシュ、マスタースキル
防御バフ:マシュ
回復:マスタースキル
マシュとマスターの力で、すべての項目が埋まっていることがわかる。このように、単騎戦術ではサーヴァントの役割がかなり変化することがあるのだ。
今回はかなり複雑な内容だったので、要点を整理する。
①サーヴァントの役割分担を意識すること
②宝具サイクルに合わせてスキル・宝具を割り当てること
③単騎戦術ではサーヴァントの挙動が変わること
以上だ。
時間がなくて色々と散らかっているが、そのうち何かいい整理方法を見つけたら、俺はまたブロッゴーにするかもしれない。
(5/13 7:51 追記)
記事にメキシコが足りない感じがしたので、少し弄った。
(同11:05 追記)
ジャンヌによる攻略パーティーについてぶんせきした結果、OCや礼装による回復サポートをしないと戦線が瓦解するリスクが高いことが判明した。すまない。
タイプムーンといにしえの何か
よく来たな。俺は、ジョン=スパイラル・グッドスターだ。俺が居ない間に、似たようなブロゴが誕生するなどしたようだが、
【外伝】看板娘がおまえの行く道を教えてくれる : 佐々木小次郎のFGO道中(Fate/Grand Order)
こんかいはFGOの話ではない。種火集め(アーラシュとか茶々とか使え)とか、ストーリー高速クリア(フレンドとヘラクレスとか使え)とか、そういう記事を書こうかとも考えたが、色々と忙しいので止めた。
そもそもここは俺の個人的ブロッゴーなので、何を書こうと誰にも止めることはできない。はてなブロゴの運営以外にはだ……だが、今回はFGOの話ではないが、タイプムーンには少し関わりのある話だ。
はじめに言っておく。今回は、かなり危険な話だ。これは通常の危険性ではなく、ノスタルジー危険性だ。Webがまだ1.0以下で、通信回線が最大(最大だ)64kbpsとかだった頃の、遠い昔の話なのだ。そういう時代にきょうみがないお前は、大人しくツイッタとかマストダンとかに帰れ。
その時代のWebはお前がユーチューブ出来るほど広くはなく(そんなことをすれば、お前のUNIXはタイムパラドックスでばくはつしてしまうだろう)、動画といえばただFlashだけがあった。世間はITかくめいとかいう言葉に踊らされ、匿名掲示板が全盛を迎えていた。人々はできたてのGUIを操り、まだディスプレイが256色ではないことに感動していた。あと、マウスはホイール式だった。
あらかじめ断っておくが、この時代に関しては俺の脳内ではタイムパラドックスが発生しており、一部内容が間違っていることがあるかもしれない。
20世紀末。その喧騒の中、世界の片隅でタイプムーンは生まれていた。ここで言うタイプムーンとは、今のFateシリーズをあやつる暗黒カンパニーでも、地球外エイリアンでもなく、『同人サークルの方の』タイプムーンだ。タイプムーンが企業化するのは、「Fate」より後のことだ。
西暦2000年、タイプムーンのゲーム『月姫』がコミケットで発売された。これは同人のエロゲーだった。しかも、きちんと遊べるし、絵がついてるし、凄まじいボリュームがあってストーリーが面白いのだ。はっきり言おう。異常事態だ。
「同人エロゲー?そんなの掃いて捨てるほどあるジャン!」などと宣う21センチュリーボーイのお前は、世紀末のフルプライスBOXの角によって頭が大変なことになるだろう。当時としては、これは凄まじいことだったのだ。
当時はエロゲ全盛期で、どのくらい全盛期かというと、新海誠がエロゲのオープニングをアニメーションで作っていたくらいの全盛期だったのだ(本当の話だ)。まだ萌えアニメーションもYouTubeもなく、同人誌も即売会と委託ショップにしか存在しない頃だった。
人々の前には、PCという新しいガジェットがあった。だが、その中身が無かったのだ。当時のPCは、サラリマンが会社で使ったり、年賀状を作ったり、ホームページをビルドしたりするものに過ぎなかった。年賀状シーズン以外、PCは数十万もするただの箱だった。だから、人々はエロゲーにそれを求めた。PCゲームソフトの中で、エロゲーは一際輝きを放っていた。
そして、商業エロゲーで頭のおかしいメーカーがモデルガン雑誌に初エロゲーの広告を出していた頃、同人界隈では月姫が生まれたのだ。
だが、タイプムーンがどうじんサークルであった時代を、俺は詳しくは知らない。今回のブロゴは、世紀末エロゲーヒストリーではない。
エロゲー文明が隆盛していた頃、別の方向でPC上に存在した、「何か」の話だ。
そう、「何か」の話だ。今風に言い替えるなら、「伺か」の話だ。
なんのことか、お前にはわかるまい。古のインターネットヒストリーを、お前は知るまい。なので、わかりやすく説明する。「伺か」というのは、デスクトップマスコットの一種だ。
更にわかりやすく翻訳する。お前がFGOとか艦娘をコレクションしている時、自分のサーヴァントとか艦娘がマイルームに配置されているだろう。そういうヴァン娘をお前がつつくと、喋るだろう。
その機能をデスクトップ上に持ってきて、反応を複雑化させたものが「伺か」だと思えばいい。
「伺か」は、大きく分けて2つのパーツでできている。「シェル」という立ち絵(この単語はまだ通じるだろうか)と、「ゴースト」という中身のシナリオだ。
2つを組み合わせると、「ゴースト・イン・ザ・シェル」になる。今シリにこのワードを打ち込むと、多分スカーレット・ヨハンソンとかがサジェストされる筈だ。だいたいそういうことだ。
いまの「伺か」は、少し目を離したすきにSSPというソフトウェアーによって成立している。下のサイトからダウンロドオーできる。
お前は少しSSPの仕組みをがくしゅうすれば、サイコパス外科医めいてゴーストとシェルを好き勝手に入れ替えることもできるようになるだろう。
大まかにいえば、好きなキャラクタアーを作って、つつき放題できる。「伺か」はそういうソフトウェアーだ。
俺はあっさりと流したが、タイプムーンが今もピンピンしているように、同じ時代に生まれた「伺か」もまた、実はまだ生きている。とはいえ、既に当時のコミュニティ情報は多くが散逸し、或いは雑多なノイズの中に埋もれてしまっている。基本的に個人運営なので、無くなる時は一瞬だ。それでも古式ゆかしい人力クロウラーによって収集しているタフなブロゴは存在するので、ここに紹介しておく。
このブロッゴーで紹介することで、検索サジェスト順位が少しでも上がることを祈る。
……さて。何故俺が、冒頭にタイプムーンの話をしたのか。単に、誘導のためではないか。卑劣なSEO対策なのではないか。そんなことを、お前は思っているかもしれない。
だが、同人サークル『タイプムーン』と「伺か」は、確かに同じ時代に生まれたものだ。そして、同じ時代に存在するというのは、それだけで奇跡的なことなのだ。
http://www.typemoon.org/etc/shell/shell.html
これがその証だ。タイプムーン公式では、今も月姫キャラクタアーのシェルがはいふされている。
実は、俺はこの↑のリンクページから「何か」の存在を知った。だが、当時既に何か文明は伺か文明に移行しており、当時の低性能検索エンジンでは、俺はそれ以上先に進めなかった。
だから、俺はこのブロッゴーを記そうと思う。少しでも多くの人間が、嘗ての文明の遺構から、今も生きているものを見つけ出せるように。俺と同じそんざいを増やさないように。
それが、今を生きるものの責務だと俺は信じている。
俺が今回言いたいことは、以上だ。
お前は、新撰組を倒さねばならない
よく来たな。俺はジョン=スパイラル・グッドスターだ。俺は、明治いしんイベントをクリアしたので、ネタバレとかもする。
魔神柱アントニオ・バンデラス……彼もまた、その名に恥じぬ新せん組であった。永劫を彷徨う者と、修羅の狭間で戦い続けるもの。それは、古のヒーローたちの形とよく似ている。
あのバーサーカーもきっと、数多の戦いを繰り広げ、幾度もリブートされ、そしてベンおじさんはスクリーンの上で何度も死ぬことになるのだろう。但し、どうも次回作ではカットされるようだが。
話を戻す。今回は、茶々の話をしようと思ったが、俺は考えを変えた。今回のイベントは、メキシコではなく新撰組だった。だが、お前はメキシコのせんしだ。だから、最後には新撰組を打ち倒さねばならない。俺はその話をする。
そう、チャレンジクエスト「戦場の鬼」だ。といっても、俺達のようなメニー・バンデラスをしょじしている古参マスターにとっては、実はチャレンジでもなんでもない。
何故なら、俺達はかつて羅生門で同じ戦いを繰り広げたからだ。
「戦場の鬼」の敵は、ただ一人の新撰組だ。そして、彼に打ち勝つには、その特性を知らねばならない。
・全体攻撃をしてこない
・宝具が単体だ
・必中、無敵貫通、バフはがしをしてこない
これが、土方歳三のスペックだ。この条件の下でのみ極めて有効な戦術が、FGOにはそんざいする。
それを俺達は、「クーフーリンシステム」と呼んでいる。
前提から話をしよう。もし防御バフが間に合わないほど、敵の火力が高いなら。戦場で生き抜くのに必要なのは、盾の枚数だ。
つまり、回避、無敵、ガッツ。そして、ターゲット集中や魅了。これらのスキルで敵の攻撃を捌き続けることが、勝利への最短ルートになる。要は、いかに多くの回避や無敵を戦場へ持ち込めるかが、勝負の分かれ道になる。
そこで、クー・フーリンだ。クー・フーリンが強いのは、既にお前も知っているはずだ。その真価は、「矢避けの加護」と「戦闘続行」にある。但し、戦闘続行を持っているのは選ばれしクー・フーリンだけだ。
矢避けは敵の攻撃を3回避無効化し、戦闘続行は1ターン稼げる。つまり、ガッツ後に追い討ちされない場合、合計2ターンは最低限粘れる計算になる。
つまり、クー・フーリンを並べれば。或いは、クー・フーリンを盾役で守れば、相手が全体攻撃をしてこない限り、お前のパーティーは鉄壁になるのだ。
御託はここまでにする。パーティーの組み方は、単純だ。クー・フーリンの横に盾役のサーヴァントを置いて、更に盾役を並べていく。
そして、最後にクー・フーリンを並べてクー・フーリンシステムの出来上がりだ。
マスター礼装は「アトラス院」にすると良い(矢避けを迅速に再使用するためだ)。
今回の場合、敵の新撰組がバーサーカーなので、盾役に最も適任なのはダメージが等倍になるマシュだ。しかし、一人ではやや荷が重いので、ゲオルギウス、レオニダス、弁慶などをサブに付けるといいだろう。サーヴァント礼装は全て「壬生狼」でいい。画像で孔明になっているところは、他のアタッカー系サーヴァントやバンデラスを入れた方がいいだろう。
矢避けは盾鯖のターゲット集中と同時に起動する。攻撃カードはクー・フーリンを軸に選び、敵の宝具は回避や無敵で受けるようにする。そうすれば、お前のクーフーリンは最後まで生き延び、敵の心臓をえぐり取るだろう。
俺が今回言いたかったのは、クー・フーリンを盾役で守ると強い、ということだ。どうかチャレンジクエストをがんばってほしい。いじょうだ
(4/13 18:44ついき)
「クーフーリンシステム」は、もともとは月見イベントで開発されたものだ。その時は、ただクーフーリンを並べたものを「クーフーリンシステム」と呼んでいた。当時はまだバフぶんめいがはったつしていなかったので、回避だけがダメージをさける手段だったのだ。
今回のイベントは新せん組だ
よく来たな。俺はジョン=スパイラル・グッドスターだ。
俺は、こん回のイベントの攻略記事を書くつもりは実は無かった。相変わらず俺のテキストは切羽詰まっているし、何より今回のイベント……「ぐだぐだ明治維新」からはメキシコの風を感じなかったからだ。
俺はいつもどおりドリトスを食べながら原稿を書き、そしてスマッホでFGOをしていた。……だが、いつもどおりドンタコスを燃やしていた時、俺は気付いた。「ぐだぐだ明治維新」の舞台は、メキシコではないことにだ。
そう、「ぐだぐだ明治維新」の舞台はメキシコではなく、新せん組だったのだ。メキシコでないなら、メキシコの熱風が吹かなくてもしかたがない。俺はそのことを理解した。いまにも死にそうなバーサーカーが、俺にそのことを教えてくれたのだ。だが、ヤツの目は死んでいなかった。そして、俺のカルデアにも来てくれなかった。
なぜなら俺のこんげんつのドリトス予算は、おろかなアヴェンジャーチャレンジでこかつしたからだ。俺はイカしたサッカー選手とか復讐者とか狼の代わりに小田原城の聖女を引き当てて、種火を死ぬほど回るはめになった。
その話は、今はいい。しかし、今回のイベントについて、俺が語ることは少ない。何故なら、交換素材があまり美味くないからだ。特に、「小判」で交換できる「封魔のランプ」と「智慧のスカラベ」に至っては、現時点ではほとんどのサーヴァントが必要としないので持っているサーヴァントと相談とかしろ。
勿論、だからといって気を抜くのはばかのすることだ。メキシコの路地裏に転がりたくないなら、周回の手を決して緩めてはならない。今は必要としない素材でも、将来的にひつようになる可能性は十分あるからだ。そして、今回のメインは、謎のスタンプを押してもらえる新せん組ショップなどではない。
「勢力戦」などという、偽りの名に惑わされたお前は、第三回目の勢力戦で消費型のゲージがひょうじされた今日、このイベントの本質を知った筈だ。これは、あの日と同じだと。あの……年末魔神柱とくばいセールと同じなのだと。
今回の肝はイベントクエストでのドロップだ。「禁断の頁」。「八連双晶」。「無間の歯車」……そうした育成ボトルネックになりやすい素材が、そこそこの確率でドロップする。
だから、とにかくイベントクエストを回すべきだという点について、俺は意見を変えるつもりはない。但し、ショップ交換アイテムやポイントは一度置いていい。重視すべきは、周回の回数だ。「壬生狼」礼装等の火力アップ礼装を付けて、ガンガンやれ。バーゲンセールは有限だ。
今回俺が言いたいことは、「今回のイベントは周回速度と回数をじゅうししろ」。それだけだ。
俺は配布サーヴァントの茶々についても書くつもりだったが、今回のイベントでは何故か仮けいやくが無いので、情報がふそくしている。多分第三スキルを伏せたいとか、そういう事情があるのだろう。
但し、今の段階でもすさまじい種火の匂いがすることだけを、俺は記しておく。このへんについては、次回あたりのブログで取り上げるかもしれない。
それでは、さらばだ。
お前はFGOGOでバンデラスをコンプリートする
よく来たな。俺は、ジョン=スパイラル・グッドスターだ。俺はいつもたいりょうのサーヴァントをゲットしているが、誰にもわける気はない。トレードもだ。
だが、代わりに俺は、FGOGOというメキシコで生き抜くコツを、すこしだけおしえてやる。
①お前のスマッホのカメラをテープでふさげ
いまや、スマッホのカメラはじょうほう流出の温床だ。お前がツイッタへうかつにアップロードしたがぞうからお前の位置情報がジャック・バウアーとかによってとくていされ、お前のところへはファボハートのかわりにミサイルが飛んでくることになるのだ。
そういう目に遭いたくなければ、まずはカメラをテープでふさぐことだ。これによってお前のARがめんはリアルを喪いただのAになるが、代わりに余計な情報のない状態でサーヴァントとしんしに向かい合うことができる。
なにかネタ画像と撮りたくなったら、剥がせばいい。Rをつけたりはずしたりしろ。
②回転イスをよういしろ
サーヴァントは、必ずお前の周りにしゅつげんする。なのでお前は特に部屋の外へ出掛ける必要はないが、かわりに何処から襲い掛かってくるかわからない。だからお前はとこやの前の回転かんばんのようにぐるぐる周り、ふしん者として通報を受けることになる。
そうならないようにするためには、何か他の手段を講じなければならない。
俺がちゃくもくしたのは、どこにでもある回るイスだ。FGOGOはスマッホのカメラの回転軸じょうほうだけを拾っているようなので、お前はスマッホを持って回転椅子をぐるぐるするだけでサーヴァントを見つけ、ドリトスで殴ることができる。
回転イスが無いばあいは、その場で立ってかいてんしいろ。
(12:39ついき)
マスターレベルが上がると、押しっぱなしでドリトスをれんしゃできるようになる。
そこで、ドリトスボタンを押しっぱなしにしたまま、スマッホを回転させると(お前がかいてんする必要はない)、どこかでヒット音がするので、その位置でスマッホを止める。
そうすると、自分が回るよりもかんたんにサーヴァントをゲットできることに気付いた。
③ドリトスをれんだしろ
このゲームでは、サーヴァントをドリトスで殴ってゲットする。それはつまり、FGOと同じメキシコのジャングルということだ。ドリトスは、どこぞのめでたい感じのボールとは違い、ただタップするだけでいい。指でれんだして、ドリトスをマシンガンめいてはっしゃしろ。
これで、お前はサーヴァントをゲットできるはずだ。
ルーラーでむげんメキシコを生き延びるほうほう
よく来たな。俺は、ジョン=スパイラル・グッドスターだ。
時は戦国の終わり、ぐだぐだ本能寺最終章、むげん地獄(ヘル)……つまり、インフィニット・メキシコだ。このクエストに、俺はほのかなメキシコの風を感じた。だから、俺は少しだけ戻ってきた。理由は、それだけだ。
このクエストでは、色々なクエストのサーヴァントが出てくる。その中に、お前は見知った顔も目にするだろう。例えば、チャージ3全体宝具を撃ってくる信長は、わかりやすく強敵だ。
だが、その中でお前が最も注意を払うべきは、コイツだ。
マタ・ハリだ。
コイツはチャージ3宝具でお前の貴重な1ターンを奪い去り、溜め込んだクリティカルスターを奪い去っていく毒婦だ。その隙にお前のサーヴァントはカエサルとかに殴られて死ぬ。しかも、迂闊にキャスターを繰り出せば、かいぞく船長の女バンデラスとかにクリティカルされて死ぬのだ。
しかし、俺が今回するのはこのベイブの話ではない。このクエスト全体へのたいこう手段の話だ。方法は、いくつかある。こういう耐久パも、手段のひとつだ。
だが、これは曲芸の類だ。俺はこれでクリアーしたが、特に意味はない。こんなものは、きょくげい師のやることだ。なぜなら、このレベルのマシュやアンデルセンが用意できるなら、お前はもっと確実なパーティーが組めるだろうからだ。
それでもお前が試したいなら止めはしないが、お前はマスター礼装をエジプトにしないと魅了やスタンを使われて死ぬことになるだろう。
そして、「そうではない」……きょくげい師でない方法の話をする前に、お前はパーティの基本を思い出すべきだ。そのために、俺はメキシコの底から蘇ってきたのだ。わざわざ、あと1日で終わるクエストの攻略をしに来たのではない。
そのきほんとは、『フレンドバンデラスを活かす』ということだ。
今回鍵になるのは、『ルーラー』という存在だ。これは、つまりしんぱんだ。審判というのは、椅子の上でセーフとかアウトとかぬかす、いけ好かない奴ではない。このメキシコのジャングルの審判は、戦場で最前線に立ち、最後まで戦い続ける……いうなれば、最後の審判とでも言うべき存在だ。
ルーラーは、しんぱんに恨みを持つ、バーサーカーと化したフーリガンや、サッカー選手などのアヴェンジャー以外からの攻撃が半減する。これは、大変なことだ。なぜなら、ハラペーニョが事実上二倍になるからだ。つまりは、2バンデラスだ。
だが、問題もある。メキシコでの審判は貴重だ。ナックルをつけた聖女。人間要塞の聖女。そして、にくむべき天草四郎。その三人しか居ない。他の奴は、フーリガンによってうち殺されてしまったのだろう。だが逆に言えば、タフな奴ばかり残っている。
なお、ぞうえんの無い要塞はまたたく間にアラモ砦になるので、単体で役に立つのは人間要塞の聖女以外のルーラーだ。いちおう、お前が勘違いしないように言っておくが、アラモ砦の聖女もパーティーメンバーさえ整えれば難攻不落の小田原城の聖女とかになる。肝に銘じておくことだ。
話をもどす。例えば、ナックルをつけた聖女を使ってパーティーを組むと、このようにむげんメキシコをクリアすることができる。
だが、ここで俺は、とても辛い話をなくてはならない。今回役に立つアラモ砦以外のルーラーは、ストーリーガチャから出ない。つまり、お前が今どれ程ドリトスを買い込もうと、天草四郎はお前のカルデアに来ないのだ。俺のカルデアにも来なかった。お前も俺も、気まぐれな運営が始めるピックアップを待つしか無いのだ。
なので、俺はずのうを働かせ、コネポイントを貢いでフレンドから借りることにした。それが、この天草四郎だ。
天草四郎は、ナックルを付けた聖女よりはまだピックアップされる確率が高いし、レアリティが高い。それでも、お前が今、天草四郎を使いたいならば、ビジネスライクな血の盟約によって、天草四郎を持っているヤツとフレンドになるしかないのだ。
ただ、それでもやはり俺は天草四郎を持っていないので、天草四郎を育てる苦労とか、実は複数人であった説があることとか、何故島原の乱が起こったのかとか、そういうことはよく知らない。普段俺は持っていないサーヴァントのことは書かないが、今回だけは例外だ。
それ程までに、天草四郎は強い。フーリガンとサッカー選手、それから敵の宝具にさえ気をつければ、メキシコの路地裏で野垂れ死にするような末路とは全く無縁と思っていい。
正直、死なないので、どう扱ってもいい。気にするのは、コマンドカードの順番くらいだ。
スキルについては第一、第二スキルはターン発動型なので適当なタイミングでさっさと使って構わないし、第三スキルはあまり当てにならない。
宝具に至っては、バフ消去+全体ダメージというよくわからない性能と「ツインアーム・ビッククランチ」などというよくわからない名前を持っており、どんな状況からでも敵にダメージを与えられる、という、つまりどう扱ってもいい性能を持っている(但しダメージはそこまで当てにならない)。
天草四郎は完全にメキシコに適応した、スーパーメキシコ人と言っていいだろう。なので、お前は育ちきった天草四郎をフレンドから借りてくれば、実は殆どのメキシコを蹂躙できる。気を付けるべき弱点は、唯一自前のハラペーニョ回復手段を持っていないことだ。
それを補うための手段は幾つかあるが、最も手軽なのはこれだ。
この概念礼装は、可愛らしい外見をしているが、お前はそれに騙されるべきではない。このぬいぐるみは、装備したサーヴァントを輸血袋にする、マッドライオンなのだ。
つまり、適当なサーヴァントを輸血袋にして、天草四郎とパーティーを組むと、天草四郎の唯一の弱点が補われるのだ。具体的には、こんな感じになる。輸血袋はフレポガチャとかから拾ってくればいいし、勿論育てたサーヴァントを使ってもいい。実は、先程のナックルの聖女も、似たようなパーティーでさつえいしたものだ。
このように、ルーラーはとてもタフな審判で、お前がメキシコで立ち往生したときはビッグクランチして道をこじ開けてくれることも多いだろう。そして、お前はそれに甘えてしまうだろう。だから俺は、ルーラーというそんざいについて、ほとんど触れてこなかった。
そして、彼等には、復讐に燃えるサッカー選手という天敵が居るのだ。だから、お前は色々なクラスのサーヴァントを育てねばならないのだ。
(3/31 18:21ついき)
天草四郎の第三スキルについて、「当てにならない」と俺は書いたが、それは対サーヴァント限定スキルだからだ。「何処にでも放り込める」という天草四郎のうんよう上の話であって、スキルそのものの話ではなかった。すまない。
第二スキルのほじょ効果についても同様だ。
俺は、ひとまずFGOの話を終える(後編)
よく来たな。俺はジョン=スパイラル・グッドスターだ。お前がもしこのブロゴからきじを読み始めたなら、このブロゴは前回の続きなので、まずは前編を読むことだ。そして、このブロゴは、シリーズさいしゅう回でもある。
お前が、あらゆる手を尽くして、それでもメキシコでとほうにくれた時。或いは、好きなサーヴァントでどうしても先へ進みたい時。
お前の前には、2つの選択肢がある。ひとつは、ドリトスをつぎ込んでガチャをまわすこと。お前が今持っているサーヴァントにこだわらず、チョー強い礼装や、新たな金色のサーヴァントを引き当てれば、お前はまたメキシコを生き抜いていけるだろう。
簡単な解決法だ。お前の運が良ければ、もっと簡単になる。それにFGOでは、時々ノッブのようなイベントで礼装やサーヴァントが配られる。お前は、強いサーヴァントを簡単に手に入れられる。
もう一つは、更に単純に、令呪を使い、コンティニュードリトスを食べることだ。こちらは一回こっきりだが、更に確実だ。
だが、もしも、お前がそれらを選ばないならば。俺は、別のしゅだんの話をする。
その手段の正体は、お前が今まで救ったメキシコで集めてきた、金色のラバーカップだ。勘の良いお前はもう知っているかもしれないが、これはただのラバーカップではない。
数多の神話や伝承に姿を遺す、願望器の一つ。「聖杯」なのだ。
「聖杯転臨」。それによって、今まで救ったメキシコが、お前のサーヴァントの力になるのだ。お前のサーヴァントは、新たなバンデラスになる。具体的には、レベルの上限が突破する。そして、ステータスが上昇する(但しQPと種火は別途必要だ)。
Fateシリーズの聖杯は概ねろくでもないものだが、FGOの聖杯は珍しく、QPや種火を死ぬほど要求する以外はまともな聖杯なのであんしんしろ。
今のところ、マシュを除いて、聖杯は全てのサーヴァントに使える。お前は、好きなサーヴァントに聖杯を捧げて良い。俺も、好きなサーヴァントに聖杯を捧げている。
これが、俺の茨木童子だ。特にせいのう上の理由があるわけではない。単に、好きだからだ。理由はそれで十分だし、俺は、それで良いと思っている。
しかし、性能を重視するなら、強力な宝具を持つサーヴァントの増強(例えばハダカメキシコタヌキとかだ)や、耐久力が不安なサーヴァントの安定化(例えばアンデルセンやアステリオスとかだ)に使うのも手だろう。特に、アンデルセンやアステリオスに聖杯を使うと、ハラペーニョ事故死が減り、かんぜんに動作するようになったアステリオスはもはや常時蛮人コナンになる。つねにラビュリントスしている。こいつらは、強くなるが、使い方そのものは変わらない。
問題は、聖杯を手に入れたサーヴァントは、運用戦略が全く変わってしまうことがあることだ。お前が例えばアマデウスに聖杯を使ったならば、アマデウスの運用法はまったく変わってしまう。スキル・アンド・ダイではなく、戦場に居座り、宝具でデバフを撒きながらたまにスキルを撃つのが仕事になるのだ。
そして、そこから先のことは、じつは俺にもわからない。なぜなら、俺はほとんどのサーヴァントに聖杯をあたえていないからだ。聖杯の数は限られている。だから、人はそれを求めて争うのだ。俺が聖杯を与えなかったサーヴァントのことは、俺には詳しくはわからない。だから、その先で、俺のこうりゃく記事はまったくあてにならなくなる。
ただ、もしかすると、ツイッタのメキシコとかブロゴのこうやとかで、そういうことをしてるタフガイのかいせつを聞くことはできるかもしれない。
たとえばそれは、いつかの小次郎とミキシンのブロゴなどだ。
それでも、けっきょく最後には、お前は自分の足で歩かねばならない。それは遅いか早いかの違いだけだ。新しいバンデラス、新しいメキシコ……そういったものは、これからも増えつづけるだろう。
そこに先人達の遺した轍はない。お前が一番乗りだ。お前が、最初に手を付けるのだ。せんじんの足跡が途切れた先で、お前のほんとうのFGOが始まる。
俺は、その日を楽しみに待っている。
これで、俺がFGOについて言いたいことは、ほとんど全て言い終わった。だが、例えば、FGOに新たなメキシコがじっそうされた時……もしくは、ブッシャリオンに動きがあった時……心にメキシコの風(サンタナ)をかんじた時。俺はまた、戻ってくるかもしれない。
しかし、そうでない限り、このブロゴも月に1000PVとかのかつての姿にじょじょに戻っていくのだろう。
だから、今のうちに一つだけこくちをさせてほしい。
そういうことだ。
このコミックは、知り合いのカルロスが勝手に書いたものだ。俺はイベントとかそういうのにあまり詳しくないが、明日のそくばいかいとかいうのでビラがはいふされるらしい(俺は北のメキシコに居るので参加しない)。
まだなにも書いていないのでどうなるかわからないが、おそらく今までの記事をリバイズドし、なん体かのサーヴァントについて書き下ろしたものになるだろう。できたら、このブロゴでこくちすると思う。