考えるタケノコのブロゴ

世界的ムーヴメントを引き起こしつつあるTwitter小説ニンジャスレイヤーを世に広めつつニンジャ真実に迫り、ついでに1000DHNJSPをゲットするブログス

お前は嫁と年を越せ

 "ここネオ・オタクシティーには二種類の人間が居る――

 セーラームーンのテーマソングを日本語で歌える人間と、そうでない人間だ。"

 ("ANIME CRIMES DIVISION"Ep.1より

 

 よく来たな。俺はジョン=スパイラル・グッドスターだ。

 「タイミング的にクリスマスの高難易度攻略か冬コミの告知か?」そう思ったお前には残念だが、今回俺が紹介するのは、"ANIME CRIMES DIVISION"という海外ドラマだ。

www.youtube.com

 もしかするとお前は、「海外ドラマ……?なんかデコボコ家族がトランプするやつとか科学捜査班かファンタジーだ」などという、きわめて胡乱かつ曖昧なイメージによって海外ドラマを決めつけているかもしれない。アメリカと日本、そしてメキシコとの生活の違いから、取り付きづらいコンテンツだと思っているかもしれない。

 あるいはもしかすると、AXNやネットフリックス、アマゾンプライムとかに契約しなければ見られないパンダめいた存在だと思っているかもしれない。

 だが、違う。この"ANIME CRIMES DIVISION"はEp.3までyoutubeで配信されているし、いまのところすぐにみられる。そして……取り付きづらいという心配もない。何故なら、この作品はANIME CRIME……つまり、敢えて訳すならオタク犯罪を取り扱った刑事ドラマだからだ。

 オタク犯罪。それはネオ・オタクシティーに巣食う悪であり、オタクのオタクとしての尊厳を踏みにじる非道な行為だ。抱き枕密輸や、遊戯王カードの闇取引、ガンプラの猟奇的破壊……そうした犯罪に立ち向かうのが、主人公の属するANIME CRIMES DIVISIONなのである。

 もちろん、登場人物の大半がオタクだし、だからこそ彼らは大まじめに事件を捜査する。少し海外ドラマを知っているお前にたとえて言うなら、科学捜査を全部アニメ知識に置換したCSIと言ってもいいだろう。

 このオタク濃度の濃さは、この記事の頭のセリフに集約されていると言ってもいい。一度なりともオタクという言葉に関わりを持ってしまった人間なら……きっと、この作品が気に入るはずだ。

 

 なお、「ガンプラとか抱き枕とかモロに出てるが大丈夫なのか?」と思うヤツもいるかもしれないが、このドラマの制作元はCrunchyroll……つまり、海外でのアニメ配信の元締めで、俺が思うに日本でいうところのバンダイチャンネル的な存在だ。だからたぶん、そのへんは大丈夫なのだと思う。

 唯一惜しむらくは、セカンドシーズンがCrunchyrollでしか配信されていないことで、日本からは登録・アクセスできないことだ。だから、今俺にできるのはこの作品を少しでも広めて、どこかのサイトが配信してくれるのを待つことだけだ。そう……そしてそれは恐らく、いつかの日に、海外のアニメファンが通った道でもあるのだろう。

 

 こんかい、俺が言いたいことは、"ANIME CRIMES DIVISION"を見ろ。そして……自分の『嫁』は、大切にしろ。それだけだ。

お前は、寒さを筋肉で耐えしのげ

 よく来たな、クリスマスだからといって何もないとでも思ったか?俺はサンタでもお前のママでもないので、お前が欲しいものがあるからと言って交換などはしない。俺はジョン=スパイラル・グッドスター。戦場でメリークリスマスしながらブロゴを書く男だ。

 

 俺がきょう紹介するサーヴァントは、レオニダスだ。レオニダスは正しく使えばとてもタフな盾サーヴァントだが、それを知らないお前には、ただのシェイクスピアの互換品にしか思えないだろう。

 実のところ、俺も正しくレオニダスを理解するのに、ずいぶんとかかった。だから、今そう思っていても恥じることは何もない。


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 ただ、「盾役?ゲオルギウス先生がいるから別にいいじゃん!」などと思ったお前は、即座に使者が突き落とされるあの深い穴が後ろにPOPする仕組みになっているので、俺からは特にいうことはない。

 それでも、レオニダスを使いこなすのは、実に難しい。何故なら、中途半端に第一スキルとガッツを使っても1ターンは盾になってくれるし、レベルを上げれば第三スキルでバフもできる。雑に使ってもある程度の性能を発揮してしまう割に、本気で使うならとても苦労するタイプのサーヴァントだからだ。

 

 端的にせつめいしよう。レオニダスの第一スキルは、だ。

 ゲオルギウスと似たようなノリでお前がお気楽にターゲット集中すると、レオニダスは敵の攻撃を一身に浴びて即座にスリーハンドレッドしてしまうことだろう。ガッツを併用すれば持ち堪えられるが、それだけだ。クセルクセスを前に力尽きてしまうのだ。この使い方では、せいぜいレオニダスの全力である300スパルタのうち、20スパルタくらいの価値しか引き出せていないのだ。

 理由はとても単純だ。レオニダスのターゲット集中スキルには、ゲオルギウスや弁慶と違って防御バフが付いていないのだ。つまり、レオニダスは生身でこうげきを受け止めているのだ。そんなことはほんらい、レオニダスとゲオルギウスのグラフィックを見比べたときにすぐわかる筈だったことだ。

 では、どうすればいいのか?答えは簡単だ。回避を付与しろ。マスター礼装や、『葦の海』のような礼装を使ってもいい。そのうえで、事故防止のためにガッツを使え。

 レオニダスの第一スキルは、じつのところゲオルギウスよりもむしろマシュに近い。そう、それはすなわちナチョス効率アップ……これは、ターゲット集中のためのスキルではない。宝具のための布石なのだ。スパルタを救うには、こうどな計算によってナチョスを貯め、宝具を使わなければならない。

 

 だが、ここで問題が発生する。毎度おなじみのナチョス供給問題だ。レオニダスにはアーツカードが一枚しかない。おまけに、マシュほどのバフが乗らない(というより、マシュが高すぎる)ので、クリティカルアーツチェイン3rdAというスタバの注文めいた難行をこなしたとしても100ナチョスに届かないかのうせいがあるのだ。A■Qクリティカルブレイブとかすれば余裕で届くかもしれないが、そういうのは仲間のバンデラスが居る限りは稀な事態だろう。

 これをどう解決すればいいか?答えはシンプルだ。礼装で補え。ナチョス屋の親父を頼れ。あのゆうめいなポートレート爺礼装で80ナチョスチャージすれば、第一スキルを使わないまま宝具をはつどうできるかもしれないが、60ナチョスくらいを外から補えれば、だいたい大丈夫だろう。

 

 計算がとくいなフレンズのお前は、この時点で矛盾がはっせいしていることに気が付くだろう。ここまでの記事を読んで、レオニダスをフルに生かすなら

 ・回避or無敵付与

 ・ナチョス付与orこうりつアップ

 という機能をあわせもった礼装がひつようなのだが、残念ながらそういう礼装はまだこの世に存在していない。嘗て「アズ・ユー・ウィッシュ」という礼装が存在したが、期間限定ガチャでしか出ないので、残念ながらウィッシュしてもお前の思い通りにはならない(もしくは来年三月を待て)。

 今のところは、マスタースキルやナチョス屋の親父で何とかするしかないのだ。

 随分と手間がかかる、とお前は思うかもしれない。俺も、ここまでナチョスについて書くのはアステリオス以来だ。だが、どうかこの記事を最後まで読んでほしい。

 

 ともかく、ナチョスを首尾よく貯めて、宝具を発動したとしよう。そのとき、何が起こるのか?

 30パーセント以上の防御バフと、ターゲット集中。そして、スター25個。それが得られるものの全てだ。

 30パーセントという数字は、ゲオルギウスのスキルレベル6に相当する。しかも、オーバーチャージ3でレベル10と同等になる。決して低くはないが、はっきり高いとも言い難い数字だ。

 

 それでも、レオニダスを使うマスターならば、この意味はわかる。

 それはすなわち、宝具の連続使用、或いは重ね掛けだ。

 「ちょっとまてよ」と、お前は思うだろう。「レオニダスはアーツが一枚しかないバスター野郎だぞ」と。「さっき必死で宝具を発動させたばかりじゃないか」、と。

 だが、ここにFGOの罠がある。孔明の罠ではない、ナチョスの罠だ。同じことだと思ったお前は、このブロッゴに脳を毒されているので気を付けた方がいい。

 レオニダスの第一スキルの話だ。同じ系統のマシュに比べて、それほどでもないと言った。だが、あれはスペック上の話だ。レオニダスのスキルが、マシュよりも二つ、勝っているところがある。

 一つは、『自分のターンが終わってもナチョスアップ効果が切れない』ことだ。マシュのスキルは、自分の手番が終わった瞬間に切れる。

 これが何を意味するか。FGOは、被弾した時もお情けでナチョスが貰える仕組みになっている。普段は、それは大したことのない量だ。そのはずだ。

 

 だが、もしも。被弾をコントロールすることができたら?敵の攻撃を受け続けることができたら?

 もう一つ、レオニダスの第一スキルが優れている点。それは、3ターン持続することだ。そして、レオニダスの宝具で与えられるターゲット集中は……3ターン。これが何を意味するか、分かるだろう。

 レオニダスは、3ターンの間攻撃を受け続け、上がったナチョス効率でナチョスを貯め続ける。さらにその隙間に、宝具の星で自分のカードをクリティカルさせる。

 結果。3ターン後には宝具のリチャージが済んでいることも珍しくない。ガッツを温存して使えば、さらに次の3ターンも耐えられるだろう。

 この戦術は、味方の数が少ないほど、そして相手のヒット数が多いほど効果を発揮する。この時、お前は気付くだろう。レオニダスの第三スキルは、エンチャントのどうるいなどではない。己のバスタークリティカルで敵を殴るためのスキルだったことにだ。

 

 唯一気を付けることは、ターゲット集中は重ね掛けが意味をなさないことだ。つまり、「ターゲット集中1ターン」が効いているターン中に宝具を使ってもターゲット集中は1ターンで切れるし、宝具を2ターンで重ね掛けしても、重複するのは防御バフだけになる。

 

 以上、これが300スパルタのレオニダスの使い方だ。俺から言うことは、ただ一つ。レオニダスを使え、クリスマスにはスリーハンドレッドを見ろ。それだけだ。

シェイクスピアはキャノンで敵を薙ぎ払え

 よく来たな。俺はジョン=スパイラル・グッドスターだ。 

 突然だがお前は、シェイクスピアの「ロメロとジュリエット」を知っているだろうか。これは、イタリアの都市国家ヴェローナを舞台にした悲恋と銃撃戦とパンデミックの物語だ。

 ロメロはジュリエットと恋をしたが、実家は対立するマフィアで、敵同士だった。銃撃戦に嫌気が差した二人は恋に落ち、愚かにも愛へ逃避し、メキシコのサン・ミゲル教会へと逃げ込み、アントニオ・バンデラスが教会で銃撃戦を繰り広げる。

 そして二人は銃撃戦から生き延びるために毒薬で死を偽装することにしたが、その毒がT-ウィルスだったことによってジュリエットはゾンビ化してしまう。そして、ゾンビ化したジュリエットは瞬く間に感染を拡大し、イタリア半島をゾンビで埋め尽くした。

 最終的にヴェローナヴェネツィアによって制圧され、アンブレラ社が解体されたところでエンディングロールが流れ始める。ちなみに俺が好きなシーンは、ゴンドラの櫂でゾンビ感染者の頭を叩き潰すところだ。

 話がそれた。読んだのがだいぶ昔なのであやふやなところもあるが、だいたいこんな話だったと思う。あと、主人公はロメロではなくロメオだった気がするが、そんなことは些細な問題に過ぎない。ちなみに、ジョージ・A・ロメロの『ゾンビ』も、実はイタリアで制作されているのだ。

 

 話を戻す。問題は、シェイクスピアだ。
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  こいつは星2で、キャスターだ。つまりステータスは低いし、攻撃宝具を持っていても使い物にならないように見える。そして本人も明らかに「戦えません」などと抜かしているが、実はコイツはロケットランチャーをギターケースの中に隠している。いや……ロケットランチャーではなくCanonだったかもしれないが、そのへんは些細なことだ。

 なので、聖杯など渡さなくても、小動物をたくさんつめこんでエンチャントすれば宝具でアサシンやバーサーカーの種火を倒せるし、普通の金種火も、一発殴れば死ぬくらいまで削ることができる。そして……スキルレベル1で20ナチョスナチョススキルを持っているベニスのナチョス売りでもある。そう。シェイクスピアはじつは、種火周回にも使えるポテンシャルを秘めているのだ(ただし、ナチョス礼装はもちろん必要だ)。付け加えるなら、宝具はたまに敵をスタンさせることもできる。

 勿論、本人の宝具は二の次、という運用もとうぜんある。その場合、核になるのは第一スキル「エンチャント」だ。あと、第三スキルだ。つまり、スキル、アンドダイだ。感覚はだいたいアマデウスと同じと思っていい。

 「つまり、エンチャントしたらすぐ退場していいのでは?」それでも確かにコストぶんの働きはできる。しかし、「Play out the play.」とほんにんも言っているので、できればさいごまで働かせてやるべきだ。なにせ、エンチャントは1ターンしかもたないうえに、アーツバフと違って火力を出すためにしか使えない。

 そして、そのためのスキルが第二スキル「自己保存」だ。これは無敵とハラペーニョ回復がセットになったおそるべきスキルだ。これと第三スキルによって 、シェイクスピアは1ターンしか効かない「エンチャント」を、必要なタイミング(つまりメインバンデラスがバスター宝具やバスタークリティカルするタイミングだ)まで確実に運搬する役目を果たすことができる。

 これは、似たようなバフを持ちながら、スキルを使い切って即退場するアマデウスとはやや異なる戦法だ。つまりシェイクスピアは、敢えて「死なない」ことができるのだ。まさに、生きるか、死ぬかが問題なのだ。

 この生き汚さを応用して、概念礼装でターゲット集中を付与し、自己保存を使ってシェイクスピア・シールドにするという方法や、登場時効果がはつどうする礼装を付けて、オーダーチェンジでエンチャントが必要なときに呼び出すなど、シェイクスピアの活用法は無限大に広がってくる。いずれにせよ育てて損はないだろう。

 

 ともかく俺が言いたいのは、シェイクスピアCanon(カノン)を持っていること。そして、生きるか死ぬかが問題だということだ。しかし、お前がどうしようと、メキシコでは無慈悲な死がお前を襲うのだ。だから、決してゆだんすべきではない。

 

All's Well That Ends Well.

フィフス・エレメントのアサシンについて

 よく来たな。俺はジョン=スパイラル・グッドスターだ。世間ではスペイン宗教さいばんが行われたりゾンビを撃ち殺したりという話が聞こえているが、俺はけっして数を数え間違えるようなことはなしない。

  だからさいきんこのブロゴで、「星4サーヴァントの解説が多いのでは?」という話があっても、それは俺が星を数え間違えたからではないのだ。

 順に話す。さいきんのFGOでは、たくさん石が配られている。それは、はっきり言ってとてつもない数だ。たぶん初心者でも、ガチャ50かいぶんくらいは石がもらえる。そうするとお前はとうぜん、ドリトスガチャを回す。

  50回では星5は出ないかもしれないが、星4は4%で出るので、とうぜん、星4バンデラスをお前は持っていることになる。まんいち出なくても、チュートリアルガチャで出る。

 つまり、戦力バランスを考えるとき、「俺は星3以下しか持ってない!」というようなやつのことだけを考えて攻略情報を流すのは、ほとんど存在しないマスターを相手にしているということになる。

 むしろ、世の中にはすでに、星3以下のサーヴァントのこうりゃく情報が十分にすぎるくらいに溢れている。だからむしろ、引いたはいいものの、切り札の星4の使い方がわからない、というケースがあるはずなのだ。

 だから俺は今回敢えて、レアキャラについてもかいせつすることにした。それも、まだ情報の少ないだろう実装から間もないサーヴァントについてだ。なので、この記事には、いわゆる真名bareが含まれている。

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 それは彼女、アサシン・パライソとよばれるサーヴァントだ。これは当然、仮の名前だ。しかし俺は、真名をかんぱすることに成功した。真名看破といっても、ジャンヌ・ダルクの持っている、宝具いりょく30%downとかいう腰抜けスキルではない。メキシコでいきていくための力だ。おまえにもすぐ、身に着くようになる。

 パライソのアサシンとは仮の名。そう……真の名前はフィフス・エレメントミラ・ジョヴォヴィッチだ。 画像は貼らないので、各自アマゾンプライムやネットフリックスあたりで見るか、"Leeloo "とかでググれ。

 最近はもっぱらゾンビを撃ち殺しているイメージのある女ゆうだが、この映画では特徴的な髪と特徴的な服で特徴的な言葉を話し、ゴジラより多いDNAを持ったヒロインを演じている。あと、実はジャンヌ・ダルクをやっていたこともある。

 フィフスエレメントがどういう映画か、ということを何も知らないお前に軽くせつめいしておくと、 ブルース・ウィリスを主演に据えて、『レオン』で儲けたリュック・ベッソン監督が好き放題撮ったSF映画だ。ストーリーについては、俺は敢えて語らない。ただ、なんか石を4つ集めてガチャを回す話だった気がする。つまり、昔のFGOだ。

 

 それよりも今もんだいなのは、このジョヴォヴィッチがFGOというメキシコでどういうせいのうをしているかだ。

 はじめに言っておくが、彼女はアサシンでスターにも関わらず、スターはあまり稼げない。だいいち、Qが二枚しかない。ただし、Aが代わりに二枚あるので、ナチョスはそれなりに稼げるし、スキルでも冷凍ナチョスを補充できる。

 なので、結論から言おう。このミラ・ジョヴォヴィッチは、長期戦向きのサーヴァントだ。なので、10ターンを越えるような殴り合いで強みを発揮することになる。なので、宝具には「クリティカルダウン」みたいな事故防止きのうが付いているし、スキル封印とかもできる。

 ただし、そのお陰でスキルの使用タイミングが少し、ややこしい。第一スキル「じゅじゅつ」は、真っ先に使っていい。あまり知られていないが、宝具封印をするとチャージ増加も1ターン止まるので、早めに撃った方が得だし、手が読みやすいからだ。

  問題は、基本になる第二スキル「おろちの呪」と第三スキルのタイミングだ。第二スキルは宝具に間に合うように、そして第三スキルは、敵の宝具に合わせて、一度宝具を撃った後に使うのが理想だ。

 詳しく説明する。彼女をはじめとするアサシンの仮想敵になるライダーは、おおむね5ゲージのチャージゲージを持っている。相手がナチョス屋でない限り、これはつまり6ターンに一度、宝具を撃ってくることを意味している。つまり、CT5のスキルが宝具のたびにリロードできることを意味するし、第一スキルを撃ち込めば、その猶予は更に1ターン増える。第三スキルは最短でCT6だ。

 つまり、きちんと育てれば、敵の宝具を自前の回避スキルで封殺できるということだ。なお、これは他の回避持ちアサッシンにも当てはまることは付け加えておくが、きちんと回復と防御バフを張り続ければ、戦場に居座ることができる。

 

 問題は、居座ったときに何ができるか、だ。第二スキル、「おろちの呪」。これは最大で5ターン中3ターン、呪いを付与する独特なせいのうを持っている。ダメージは、一回の攻撃につき1500(500×3ターン)だ。カード1枚につきひとつ、これが発動して重ね掛けできる。つまりカード1枚のダメージが1500増える、と言ってもいい。有利クラスなら、2~3割くらいのダメージ増加にすぎないだろう。

 「カードバフとかの方が強いんじゃない?」と、お前は浅はかにも思うかもしれない。しかし、これは、クラス相性も、防御バフも、クリティカル低下も、ステータスも弱体も、一切関係なくダメージを蓄積させることだできるのだ。もしも、たとえば、夏の海辺でヤドカリに苦しめられたお前なら。この凄まじさを必ず理解できる筈だ。

 勿論、敵が高い対魔力を持っていたり、状態異常無効バリアを張っていたときは毒をはね除けるので注意が必要だ。そのへんは、使い分けをするべきだ(応用編として、回数性のデバフ無効バリアを突破するのに「おろちの呪」を使う方法はいちおうアリだ)。

 

  結論としては、「アサシンで長い時間殴り合いする」、「敵が頻繁にバフを張ったり、厄介なスキルを使ったりしてくる」という状況なら、きわめて有効なサーヴァントだろう。しかし、「こいつは強いのか、弱いのか?」そう結論を急ぐお前は、マンガロワ人どもと一緒に自爆して死ぬことになる。

 

 まず単純な前提として、星4、星5のサーヴァントは強さの比較が難しい。理由は3つくらいある。ひとつは、スキル上げ難度。今回紹介してたアサシン・ジョヴォヴィッチも、スキル上げでかなり使用感が変わる部類といえるだろう。そしてもうひとつは、宝具レベルのせいだ。

 これは、お前のうんめいとカルデアの家計事情(ドリトス購買指数)とかと直結しているので、俺にはどうすることもできない。というか、知ったことではない。ただ、下手をすると宝具レベル1の星4より宝具レベル5の星3の方が強い、という事態もあり得る。実際、このジョヴォヴィッチの場合、ミシェル・ロドリゲス……もとい、百の貌のハサンという対抗馬が存在する。

 

  だから、強い弱いは断言できない。サーヴァントによって「これができる」「これができない」という点は変わらなくても、「こっちが強い」「こっちが弱い」というアレは容易くひっくり返る。

 もし、俺に言えることがあるとすれば。最後に「どのサーヴァントを使う」「どのサーヴァントを育てる」「どのサーヴァントが宝具5にするまでドリトスガチャを回す」それらを決めるのは、Twitterのフレンドでも攻略サイトでもwikiでもない。勿論、俺でもない。お前じしんだ。

 

 ステータス、スキルレベル、宝具レベル、そして、メキシコのシーライフ……それら四つは無論、大事だろう。だがもし、それ以外に強いて影響を及ぼすものがあるとすれば。それは、五番目の要素(フィフス・エレメント)……すなわち、愛だけなのだろう。

 

 これで、俺のブロゴは終わりだ。今回、俺が言いたかったことは一つだけだ。「自分が育てるキャラは自分で決めろ」。そして、映画の中では愛は世界を救うことがある……ただ、それだけだ。 

 

 とりあえず俺は、セイレムピックアップガチャでお前を待っている。

お前は、サンタをぶちのめす

 よく来たな。俺はジョン=スパイラル・グッドスターだ。世間はクリスマスだなんだとうかれはじめているが、メキシコでは年末年始にはすさまじい量の行事が詰め込まれているせいで一々クリスマスにうかれることなどない。そういう迂闊なやつは、サンタの橇に牽かれて死ぬことになる。

 従って、お前は一刻も早くサンタクロースからプレゼントを略奪し、クリスマスの備えをする必要がある。「12月になってからでいいや」などと考えていると、お前はプレゼントを少しもゲットできず、ジングル・オール・ザ・ウェイ的アクシデントに巻き込まれるか、さもなくば惨めにトイザラスの前で這いつくばって死ぬことになる。

 

 いずれにせよ、待っているのは確実な死だ。だから俺は、FGOのクリスマスこう難易度クエストの攻略、つまりは対サンタ戦闘法について書くことにした。

 

 今回はなかなか面白いクエストで、前半と後半で要求される戦略が全く異なっている。

 最初に出てくるのは、トナカイマンだ。おそらくトナカイ星からやってきた三体のこいつらを一人でも倒すと、サンタが姿を現す仕組みになっている。しかし、サンタとトナカイが揃った瞬間、トナカイマンは全快するので、三体のトナカイマンを1ターンで葬る必要が出てくる。しかも、トナカイマンは定期的に回復するので、持久しながらHPを均等にしなければならない。

 トナカイの後のサンタはサンゲージも持っているが、ハラペーニョはそこまで高くないので、単体アサシンを二人くらい用意すれば削りきれる。注意点はゲージをはかいした時のカード耐性スキルと、全体宝具だ。なので、できれば耐性の付くのが遅いQ宝具と、回避スキル、強化解除を持っているアタッカーで速攻することが望ましい。

 

 今回のパーティーは、こんな感じだ。前衛は耐久パ、後衛が対サンタアタッカーとなっている。
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 運用の肝は、「トナカイマン3体を1ターンで倒す」ことと、「サンタ登場時にアタッカーをオーダーチェンジすること」だ。
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 トナカイマンはそれぞれのパーティーの場合、これくらいまで削れば確殺圏内だろう。バフの重ねがけを忘れないことだ。持っているなら、高レアリティの全体アーチャーを使うとだいぶ楽になる。

 

 トナカイマン後のサンタ戦については、「ジャック・ザ・リッパー」が居れば単騎で倒しきることも不可能ではない。

 そうでない場合も、ヘベレケウーマンやハサン類、小次郎あたりを並べて、Q耐性がついたらメディアでルーフブレイカーすれば勝てる。

 

 今回俺が言いたかったのは、「途中で戦略をスイッチする」というパーティーの組み方だ。お前が無事サンタを仕留め、11月のうちにプレゼントをゲットできることを、俺はいのっている。

 ちなみに俺は、ニンテンドーswitchが欲しい。

カリギュラは病院も検討しろ

 よく来たな。俺は、ジョン=スパイラル・グッドスターだ。

 世間はハロウィーンとかメカとかで騒がしいが、俺はようやく頭に逆さに突き刺さっていた六本木HILLSが抜けたので、療養中だ。

 

 そして今回俺が紹介するサーヴァントは、カリギュラだ。こいつも、かなり病院を検討した方が良い存在だ。

 はじめに書いておくが、今回は「お前はこのサーヴァントを育てろ!」みたいな話ではない。「どうすれば、このサーヴァントとメキシコで生きていけるか?」俺が書くのは、そういう話だ。


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 サーヴァントとしての話をする前に、カリギュラがどんなヤツか話をしようと俺は思った。しかし、残念ながらそれはできない。何故なら、資料があまり残っていないからだ。確かなのはローマ皇帝なことと、暗殺されたことくらいだ。あと、名前を冠した映画があるが、けんさくは避けることだ。

 FGOでもまた、よくわからない存在だが、戦闘ボイスが苦しそうなのと、いつも『寝ろ』と言っているので、睡眠不足であることは間違いないだろう。目も充血している。

 

 とにかく、カリギュラは、星2で、バーサーカーで、Buster3枚だ。そして、スキルのすべてに攻撃バフが付いている。だから、運用法は極めて単純だ。バフをかけて、バスターで殴れ。味方のバンデラスにバスターをきょうきゅうし、バスターで敵をバスターしろ。

 そう。俺がいままでカリギュラを紹介しなかったのは、うかつにカリギュラを紹介してしまうと、お前の頭がバスター以外の何も考えられなくなり、大切なシーライフや年金やNISA口座のこととかが頭から抜け落ちてしまうかのうせいがあったからだ。

 カリギュラのバフの中でも、特に第三スキルは最終的にCT3なので、自分のバスターカードが1枚でもあったら即切るくらいの感覚でいい。あと第二スキルは、ちょっとでもハラペーニョが減ったら発動しろ。「回復が余って勿体無い」などとケチると、カリギュラは瞬く間にメキシコの裏路地で野垂れ死ぬことになる。

 第二スキルの一部にはランダム要素があるが、それを平均しても、カリギュラの通常火力は星5バンデラスを上回る。但しモタモタしていると、カリギュラが暗殺されるまでもなく死ぬ。

 

 俺は普通ならここから宝具のことを書くが、カリギュラに限っては宝具のことは忘れろ。「ナチョスを稼ごう」などと色気を出してはならない。メキシコでは欲深い浅はかな者から死んでいくし、どうせカリギュラナチョスを貯めきる前に死ぬ。そんなことより、一枚でも多くバスターで始動し、バスターを叩き込め。

 

 これが、カリギュラの使い方だ。

 しかし、ここでお前は思うだろう。「いくらバーサーカーでも、星2のステータスの低いやつをわざわざ育てて使う意味があるのか?おまけに宝具も使えない、スターも乗らない(※バーサーカーだから)んだぞ?普通に呂布とか育てた方が良くないか?」と。

 使い方を考えるには、まず、前提を書き換えるべきだ。こいつは、ふつうのバンデラスだと考えるべきではない。誤解を恐れず言うなら、殴れる礼装ホルダーだと考えると、実にわかりやすい。

 

 FGOには、様々な概念礼装が存在する。そして、サーヴァントは礼装を持てる。お前がFGOをやっている限り、パーティーの戦力に関わりの無い礼装……例えばイベントのアイテムドロップ礼装やランチタイムとか……そういったものをバンデラスにとうさいしなければならない瞬間は、必ず存在する。そうなった時、お前は礼装を戦場に持っていくためのサーヴァントを用意しなければならない。

 勿論、他のサポートサーヴァントや、コスト0のマシュに礼装を持たせる手もある。後列で指を咥えて体育座りさせていてもいい。だが、相手を選ばず、コスト4だけで星5クラスの火力を出せるのは、ほぼカリギュラだけだ。

 つまり、パーティの組み立てを阻害しない。好きな礼装を積み、ひたすらバスターで暴れて前衛を片付けた後、迅速に退場してメインバンデラスを後ろからPOPさせる。つまりは、そういう爆弾野郎めいた役割になる。尚、特に持っていく礼装が無い時は、攻撃力やバスターがアップするやつ、そして……パーティー全体をサポートする礼装や、死んだ時に効果をはっきする礼装を持っていくといい。

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 例えば、このポートレート爺2号もなかなか良いだろう。

 ここまでで、基本的なカリギュラの使い方の話は終わりだ。ここから先は辛い話なので、読まなくてもいい。そう……カリギュラの宝具の話だ。

 

 まず、カリギュラが宝具を発動するには、ナチョスのサポートが必要だ。ナチョス0からスタートしたカリギュラが、生きて宝具発動を迎えられるケースは極めて稀だ。死ぬまでに発動するには、ポートレート爺(1号)や、孔明によるアシストが必要だろう。

 そして、その宝具の効果は、宝具封印とスキル封印を3ターン。宝具というよりは、礼装ホルダーの機能の一部と考えるべきだろう。はっきり言えば、宝具を普段使うことを考えて作られていないサーヴァントだ。それは何故か。

 宝具封印はいい。宝具封印をしている間は、チャージカウントがストップする。だから、発動すれば自動的に3ターンの時間稼ぎをできることになる。これは、宝具が強力なほど効果を発揮する。但し、発動は確率次第で、↑のポートレート爺2号と効果が被っている。

 問題は、スキル封印だ。FGOでは、敵の行動回数は決まっている。そして、スキルを封印しても、今のFGOでは行動回数は変わらない。つまり、スキルのぶん殴られる回数が増える。実はこれが半ば自動的に、今まで紹介してこなかった低レアサーヴァントの扱いの難しさにも繋がっているのだ。つまりは、弁慶やマタハリだ。これを逆に利用して、スキル封印を付与して攻撃を引き受けて死ぬ、というドラマチックな散り方もできなくはないが、余程強力なスキルでない限り、そこまでする理由は薄い。あと付け加えるなら、ダビデ野郎(とてもつよい)の宝具にスキル封印が付いている。

 なお、似たようなデバフだが、「強化無効状態付与」の場合はスキルを無駄打ちさせることができる(チャージ増加や回復は防げないデメリットはある)。

 

 ここまでで、俺が「宝具を忘れろ」と言った意味はわかった筈だ。但し、「3ターン」という長い封印時間もあって、この宝具の効果がメチャクチャなささりかたをするクエストが無いわけではないので、効果を頭の隅に置いておく価値はあるだろう。

・頻繁に全体宝具を使う相手

・行動不能等のデバフを頻繁に撃ってくる相手

  こういった相手が敵にいる場合、宝具が刺さるチャンスがある。とりわけ、ごく一部の、チャージスキルで宝具を早めて撃ってくる相手には絶大な効果を発揮する。どちらかの効果が当たれば機能するからだ。

 

  これで、今回の俺の記事は以上だ。

 今回いいたかったことは、カリギュラはバスターが強いこと。好きな礼装を持たせられること。宝具封印は強いが、スキル封印は色々難しいこと。この3つだ。

 色々言ったが、カリギュラは取り敢えず、病院を検討したほうがいいと思う。戦闘ボイスがあまりにも苦しそうだ。これから寒くなるが、お前も、病院の世話にならないよう健康に気をつけて欲しい。

CEOとグローバリゼーションにコミットしろ

 よく来たな。俺は、ジョン=スパイラル・グッドスターだ。

 俺が今日インフォームするサーヴァントは一人。そう、アマゾネス・ドットコムCEOだ。

 

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 彼女のイノベーティブな性能についてプレゼンするため、俺はこのチップスをパブリッシュすることにした。

 彼女のアドバンテージについて、俺は3つのエビデンスを提示しようと思う。ハイ・レアリティなバーサーカーのホールドするコンパラティブなアドバンテージについては、俺は以前ヘラクレスについてのチップスでライトしたので、今回はオミットする。

 

エビデンス・ワン:ハイ・カード・アビリティ

 バーサーカーなのでナチョスは稼げない。お前はそうイマジンするかもしれないが、彼女についてはそれはエクセプショナルだ。

 メニーなヒット数をホールドしているため、スターをジェネレイトすることもイージーと言えるだろう。

 ナチョスについては、スキル・ツーでアシストすることもポッシブルだし、礼装でサプライすることもグッドチョイスだ。

 

エビデンス・ツー:ハイ・パワーアシスト・スキルズ

 彼女のスキル・ワンとスキル・スリーは、どちらもパーティのファイアパワーのインプルーブにコミットすることがポッシブルだ。彼女セルフがアタッカーとしてファンクションするだけでなく、2バンデラス・タクティクスともコンパティブルだ。イン・アザーワーズ……他のバンデラスとグッドスタッフすることができる。

 

エビデンス・スリー:ハイ・デス・レート

 バーサーカーにコモンなマターとして、サバイバビリティの低さがある。とりわけ、彼女はそのフィールドにおけるスキルがラックしている。しかし、ここでマインドをチェンジして欲しい。ファイアパワーとスキルズをユースした後にレイオフできるのは、マネジメント的なアドバンテージであると。

 オフコース、ターゲット・コンセントレイションなどでディフェンスすることもグッドチョイスと言えるだろう。

 

  以上のスリー・エビデンスによって、お前はCEOのイノベーティブなアドバンテージをアンダスタンしたと思う。

 俺は今日はなんだかベリー・タイヤードなので、このへんで記事をファイナルすることにする。いじょうだ。

 

(翻訳版)

 よくいらっしゃいましたね。私は、ジョン=スパイラル・グッドスターと申します。

 私が本日紹介させて頂く従者は、アマゾネス・ドットコム最高経営責任者です。

 彼女の革新的な性能について発表するため、私はこの記事を書きました。彼女の優位性について、私は3つの証拠を提示しようと思います。高希少性の狂戦士の持つ比較的優位性については、私は以前ヘラクレスについての記事で書いたので、今回は省略させて頂きます。

証拠①:カード性能の高さ

 狂戦士なのでナチョスは稼げない。貴方はそう思われるかもしれませんが、彼女については例外です。多くの衝突数を保有しているため、星を生産することも簡単と言えます。

 ナチョスについては、技能2で補佐することも可能ですし、礼装で供給することも良い選択だと言えるでしょう。

 

証拠②:火力バフ付与能力の高さ

 彼女の技能1と技能3は、どちらも隊の火力の改善に貢献することが可能です。彼女自身が攻撃役として機能するだけでなく、2バンデラス戦術とも両立できます。言い換えれば、他のバンデラスと良い関係を築くこともできるでしょう。

 

証拠③:高い死亡率

 狂戦士に共通の問題として、生残性の低さがあります。とりわけ、彼女はその分野における技能が欠落しています。しかし、ここで考え方を変えてみてください。火力とスキルを出した後に解雇できるのは、経営的な優位であると。

 勿論、標的集中などで防御することも良い選択といえるでしょう。

 

  以上の三つの証拠によって、貴方は最高経営責任者の革新的優位性をご理解頂けたと思います。私は今日はなんだかとても疲れたので、このあたりで記事を終わりにすることにします。ご清聴ありがとうございました。