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考えるタケノコのブロゴ

世界的ムーヴメントを引き起こしつつあるTwitter小説ニンジャスレイヤーを世に広めつつニンジャ真実に迫り、ついでに1000DHNJSPをゲットするブログス

タイプムーンといにしえの何か

 よく来たな。俺は、ジョン=スパイラル・グッドスターだ。俺が居ない間に、似たようなブロゴが誕生するなどしたようだが、

 【外伝】看板娘がおまえの行く道を教えてくれる : 佐々木小次郎のFGO道中(Fate/Grand Order)

 こんかいはFGOの話ではない。種火集め(アーラシュとか茶々とか使え)とか、ストーリー高速クリア(フレンドとヘラクレスとか使え)とか、そういう記事を書こうかとも考えたが、色々と忙しいので止めた。

 そもそもここは俺の個人的ブロッゴーなので、何を書こうと誰にも止めることはできない。はてなブロゴの運営以外にはだ……だが、今回はFGOの話ではないが、タイプムーンには少し関わりのある話だ。

 

 はじめに言っておく。今回は、かなり危険な話だ。これは通常の危険性ではなく、ノスタルジー危険性だ。Webがまだ1.0以下で、通信回線が最大(最大だ)64kbpsとかだった頃の、遠い昔の話なのだ。そういう時代にきょうみがないお前は、大人しくツイッタとかマストダンとかに帰れ。

 その時代のWebはお前がユーチューブ出来るほど広くはなく(そんなことをすれば、お前のUNIXタイムパラドックスでばくはつしてしまうだろう)、動画といえばただFlashだけがあった。世間はITかくめいとかいう言葉に踊らされ、匿名掲示板が全盛を迎えていた。人々はできたてのGUIを操り、まだディスプレイが256色ではないことに感動していた。あと、マウスはホイール式だった。

 あらかじめ断っておくが、この時代に関しては俺の脳内ではタイムパラドックスが発生しており、一部内容が間違っていることがあるかもしれない。

 

 20世紀末。その喧騒の中、世界の片隅でタイプムーンは生まれていた。ここで言うタイプムーンとは、今のFateシリーズをあやつる暗黒カンパニーでも、地球外エイリアンでもなく、『同人サークルの方の』タイプムーンだ。タイプムーンが企業化するのは、「Fate」より後のことだ。

 西暦2000年、タイプムーンのゲーム『月姫』がコミケットで発売された。これは同人のエロゲーだった。しかも、きちんと遊べるし、絵がついてるし、凄まじいボリュームがあってストーリーが面白いのだ。はっきり言おう。異常事態だ。

 「同人エロゲー?そんなの掃いて捨てるほどあるジャン!」などと宣う21センチュリーボーイのお前は、世紀末のフルプライスBOXの角によって頭が大変なことになるだろう。当時としては、これは凄まじいことだったのだ。

 

 当時はエロゲ全盛期で、どのくらい全盛期かというと、新海誠がエロゲのオープニングをアニメーションで作っていたくらいの全盛期だったのだ(本当の話だ)。まだ萌えアニメーションもYouTubeもなく、同人誌も即売会と委託ショップにしか存在しない頃だった。

 人々の前には、PCという新しいガジェットがあった。だが、その中身が無かったのだ。当時のPCは、サラリマンが会社で使ったり、年賀状を作ったり、ホームページをビルドしたりするものに過ぎなかった。年賀状シーズン以外、PCは数十万もするただの箱だった。だから、人々はエロゲーにそれを求めた。PCゲームソフトの中で、エロゲーは一際輝きを放っていた。

 そして、商業エロゲー頭のおかしいメーカーがモデルガン雑誌に初エロゲーの広告を出していた頃、同人界隈では月姫が生まれたのだ。

 

 だが、タイプムーンがどうじんサークルであった時代を、俺は詳しくは知らない。今回のブロゴは、世紀末エロゲーヒストリーではない。

 エロゲー文明が隆盛していた頃、別の方向でPC上に存在した、「何か」の話だ。

 そう、「何か」の話だ。今風に言い替えるなら、「伺か」の話だ。

 

 なんのことか、お前にはわかるまい。古のインターネットヒストリーを、お前は知るまい。なので、わかりやすく説明する。「伺か」というのは、デスクトップマスコットの一種だ。

 更にわかりやすく翻訳する。お前がFGOとか艦娘をコレクションしている時、自分のサーヴァントとか艦娘がマイルームに配置されているだろう。そういうヴァン娘をお前がつつくと、喋るだろう。

 その機能をデスクトップ上に持ってきて、反応を複雑化させたものが「伺か」だと思えばいい。

 

 「伺か」は、大きく分けて2つのパーツでできている。「シェル」という立ち絵(この単語はまだ通じるだろうか)と、「ゴースト」という中身のシナリオだ。

 2つを組み合わせると、「ゴースト・イン・ザ・シェル」になる。今シリにこのワードを打ち込むと、多分スカーレット・ヨハンソンとかがサジェストされる筈だ。だいたいそういうことだ。

 いまの「伺か」は、少し目を離したすきにSSPというソフトウェアーによって成立している。下のサイトからダウンロドオーできる。

 独立伺か研究施設 ばぐとら研究所

 お前は少しSSPの仕組みをがくしゅうすれば、サイコパス外科医めいてゴーストとシェルを好き勝手に入れ替えることもできるようになるだろう。

 

 大まかにいえば、好きなキャラクタアーを作って、つつき放題できる。「伺か」はそういうソフトウェアーだ。

 

 俺はあっさりと流したが、タイプムーンが今もピンピンしているように、同じ時代に生まれた「伺か」もまた、実はまだ生きている。とはいえ、既に当時のコミュニティ情報は多くが散逸し、或いは雑多なノイズの中に埋もれてしまっている。基本的に個人運営なので、無くなる時は一瞬だ。それでも古式ゆかしい人力クロウラーによって収集しているタフなブロゴは存在するので、ここに紹介しておく。

 このブロッゴーで紹介することで、検索サジェスト順位が少しでも上がることを祈る。

 Disc-2

 霊界通信

 

 ……さて。何故俺が、冒頭にタイプムーンの話をしたのか。単に、誘導のためではないか。卑劣なSEO対策なのではないか。そんなことを、お前は思っているかもしれない。

 だが、同人サークル『タイプムーン』と「伺か」は、確かに同じ時代に生まれたものだ。そして、同じ時代に存在するというのは、それだけで奇跡的なことなのだ。

http://www.typemoon.org/etc/shell/shell.html

 これがその証だ。タイプムーン公式では、今も月姫キャラクタアーのシェルがはいふされている。

 実は、俺はこの↑のリンクページから「何か」の存在を知った。だが、当時既に何か文明は伺か文明に移行しており、当時の低性能検索エンジンでは、俺はそれ以上先に進めなかった。

 だから、俺はこのブロッゴーを記そうと思う。少しでも多くの人間が、嘗ての文明の遺構から、今も生きているものを見つけ出せるように。俺と同じそんざいを増やさないように。

 それが、今を生きるものの責務だと俺は信じている。

 

 俺が今回言いたいことは、以上だ。