考えるタケノコのブロゴ

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1500万DLで冥界への門を開け

  よく来たな。俺はジョン=スパイラル・グッドスター。俺は最近割とガチャを回しているが、新しいサーヴァントは一人も来ない。しかし、FGOは時に嵐のように吹き荒れ、お前の財布からマネーを奪っていくが、またときには太陽のように暖かく照り付けることもある。

  1500万DLキャンッペーン……そう、星4バンデラスを一人プレゼントするあの行事が、また始まったのだ。

 とはいえ、俺は既に、記事を書いたので、太陽の輝きによってお前が焼き尽くされる心配はとりあえずない。

kantake.hatenablog.com

 しかし、俺は普段、星4サーヴァントについての記事をあまり書かないようにしているので、過去ブロゴを精査した結果、当然解説しているとばかり思っていたヤツをせつめいしていないことに気付いた。

 そう……ナチョスの女王、二トクリスだ。f:id:dddrill:20181110231553j:image

 

  とはいえ、書くことはあまり多くない。ナチョス・アンド・ダイ。いじょうだ。確か、宝具名もメキシコの鏡ナチョス・アンド・ダイ)とかではなかっただろうか。

 だが、このダイはただのダイではない。ダイの大冒険のダイでもない。相手が死ぬ方のダイだ。そう……ニトクリスは、宝具に即死が付いているのだ。


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 即死?そんな腰抜け特殊効果は、へっぴり腰で銃を構えたガンマンの弾が、たまたま相手の眉間を打ち抜く確率より役に立たない。お前はきっと、そう思うだろう。敵のバンデラスには、即死など効かない。お前が1年か2年FGOをやっているうち、 1かいくらいは効くかもしれない、それくらいの程度だ。

 だが、それ以外のエネミーには、あてにはできないが無視もできない程度の確率で効く。まず第一スキル、メキシコ魔術はスキルレベルを上げると、即死確率がアップする。OCでも伸びる。礼装やライオンヘッドのスキルでOCブーストするのもアリだ。そういった色々をすれば、なんとか使い物にならなくはない。

 ……だが、ニトクリスのなによりの真価は、第二スキル「高速真言」にある。これは要するにナチョス・ブースターだ。このスキル2をレベル8まで上げるかどうかで、大きく使い勝手が変わってくる。

 俺は、スキル上げを前提とするサーヴァントはあまり好きではない。確かにスキルをあげれば強くなるが……あまりにも、喪うものが多すぎる。だが、このスキルだけは、真っ先に上げるべきだ。何故なら、そうすることで、おそらくはお前のカルデアで一番働いている80ナチョスポートレート爺礼装を定年退職させることができるからだ。

 つまり、ワンクリックで100ナチョスが貰える。明らかに、何かがおかしい。ここは、メキシコなのか?孔明が整地したチャイナタウンなのか?いや……違う。お前は、ドリトスをはじめとするトルティーヤチップスが、なぜ三角形をしているのか、考えたことがあるか?俺が思うに、あれは間違いなくピラミッドの形をしているのだ。ニトクリスが第二宝具を使った瞬間、メキシコを通り越してエジプトがお前の前に現れる。そしてASAPで過労死しそうな冥府の神・アヌビスが目の前の全ての敵を冥界送りにするのだ。

 勘のいいお前はもう気付いたかもしれないが、この一連のシークエンスは、第二スキルのレベルさえ満たしていれば、ニトクリスがどんな礼装を付けていようと行われる。そう……開幕で全体宝具が可能でありながら、好きな礼装が付けられる。これこそが、第二スキルをレベル8まで上げた、ニトクリスの真の価値なのだ。

 まぁ、たとえレベル1でも60ナチョスという破格のナチョス自給率を誇るので、ハロウィンモロダシ礼装(2015のハロウィンで貰ったやつ)とか、ゴールデンモロダシ礼装(相撲しているやつ)、その他のイベントで貰ったナチョス50礼装をつければ、レベル1でも即宝具使えるので、使えないということは決してない。

 

  ここから先は、第二スキルを育てたニトクリスの話だ。ここまで読んだら分かると思うが、ノー・ニトクリスかどうかで、周回の在り方は大きく変わってしまう。孔明ほど万能ではないにせよ、ゲームチェンジャーに近いバランスを持ったサーヴァントだ。

 ……だが、実は宝具火力そのものは、即死が付いているせいもあってそこまで高くない。大まかに言って、宝具1だと等倍種火を倒すにもアシストが必要な程度の火力だ。「黒聖杯」礼装でブーストをかけても、限界がある(例外的に、この前のオニランドのように、火力ブースト礼装が存在するイベントの場合は、この点はほとんど気にならないが)。

 だからこそ、ニトクリスの宝具のいりょくをブーストする方法について考えねばならない。あわれな小動物や、宝具レベルなどいろいろな対策はあるが、俺も、宝具いりょくの都合から、貴重な聖杯を投入している。周回手当聖杯だ。

 そうして、きちんと工夫をすれば……ニトクリスは、きっと応えてくれる。努力を惜しまない者にこそ、彼女は微笑むのだ。その見返りは、もっぱらイベント素材や種火、QP、家族と話をする時間……そういったナイルの恵みとなって、かなり具体的にお前のカルデアを潤してくれるだろう。

 

 そうして、完全体となったニトクリスには……実は、その「先」がある。ヒントは、彼女の宝具が全体、そしてアーツ属性であること。そして、それ以外にもアーツが三枚もあることだ。

 順に話をしよう。FGOには、トレンドというものが実はある。Quickやクリティカル、そしてスカディ実装でQ宝具がもてはやされていたが……そこから派生した今のタームは、多段ヒット宝具によるナチョス・リサイクルと永久機関……サーフィン……そういったものだ。前回のWスカディも、この原理を応用している。

 つまり、ナチョス効率やカード性能を上げ、ナチョスを回収しやすいA属性多段ヒット宝具で敵をオーバーキルし、更に自身の豊富なアーツ(三枚もある!)や外部ブースター(例:孔明やスカディなど)でナチョスを供給することで、宝具の連射ハードルが緩和されるのだ。勿論、これは長期戦に陥った場合でも有効で……その場合、第三スキルのガッツ、そして弱体解除が役に立つだろう(宝具強化でおまけされるクリティカルダウンもだ)。

 勿論、ニトクリスはこの戦法に完全に向いているわけではない。何より、即死が決まると、ナチョスが回収不能に陥る(裏を返せば、大量の野武士や雑魚敵が湧いてくるクエストでは即死処理耐久が可能なため強みを発揮しやすい)。即死が決まれば良し、そうでなければ耐久、とスイッチするのが良いだろう。

 戦術としては有効な部分があるが未完成の部分もある。ニトクリスに限れば、単純にポートレート爺を定年後再雇用すればマスター礼装とかで二連射できるので、短期決戦の場合はそっちの方がはるかに楽だろう(何より、スカディや孔明が育っていなくても使えるのだ)。

 

 これで、この記事は以上だ。今回、俺が言いたいことは三つ。

 ニトクリスは、第二スキルが肝心であること。そして、努力する者に微笑むこと。そうして完全体となったニトクリスはもはや、ナチョスクイーン……いや、ナチョスファラオだということだ。

 最後に……1500万ダウンロード星4は、後悔しないように選べ。この4つだ。いじょうだ。

 

 ちなみに俺は、交換チケットはアタランテ・オルタに使うつもりだ。