考えるタケノコのブロゴ

世界的ムーヴメントを引き起こしつつあるTwitter小説ニンジャスレイヤーを世に広めつつニンジャ真実に迫り、ついでに1000DHNJSPをゲットするブログス

メキシコでデンジャラス・ゲームに興じろ

 よく来たな。俺は、ジョン=スパイラル・グッドスターだ。巷ではアクセル・ゼロ・オーダー2がやっていて、無敵三回デコが交換ショップで「よく来たな」とか言っている頃だろうが、俺とはいっさい関係ない。

 今回しょうかいするサーヴァントは、ヘンリー・ジキル&ハイドだ。

f:id:dddrill:20180912105613j:image

 こいつはアメコミキャラで、リーグ・オブ・エクストラオーディナリー・ジェントルメン(LXE)という作品にでてくる。LXEの原作を書いたのはウォッチメンと同じアラン・ムーアだ。しかし、オリジンエピソードはイギリスの短編小説で、簡単に言うと「ドラッグはお前の身を滅ぼす」みたいな話にも関わらず、1ダースくらい映画が作られている。これはスパイダーマンよりも多い数だ(スター・ウォーズより多いかは自信がない)。

 ……LXEをげんさくにした、リーグ・オブ・レジェンド(ゲームではなく映画のほうだ)では、なんだかハルクのできそこないみたいなことになっていたが、俺は忘れることにした。

 

 まぁ、それはいい。今は、FGOのジキル&ハイドについてだ。こいつのとくひつすべきことは、宝具にある。コイツは、宝具のために薬をキメている危ない奴だが、用法容量を守っているので問題ない。具体的には一戦闘に一回しかキメないので、そのシーンだけモザイクしておけばアメリカでの放映も多分ごあんしんだ。

 ジキルの宝具、「密やかなる罪の遊戯(デンジャラス・ゲーム)」……勘のいいお前なら、この遊戯(ゲーム)とやらが何を指すかは、理解できるはずだ。

 それは、密やかで、罪深く、危険で、呪われている……

 

 ……そう、ジュマンジだ。

 今は公開していないが、この辺のくだりでなんとなく、この記事の原型を書いていた時期を察したり察しなかったりしてほしい。

  ジュマンジというのは、魔法のボードゲームで、プレイを開始すると局所的にジャングルになったりジャングルに放り込まれたりする。要するに、メキシコ発生そうちみたいなものだと思えばいい。つまり、ジキルの宝具もメキシコはっせいそうちだ。よって、ジキルはともかくハイドはメキシコ人であるという高度な推測が可能だ。

 但し、ジキルは用法容量を守っているので一度しか宝具使えない。ジュマンジですら3ライフくれるのにだ。メキシコは、一度しかお前のもとを訪れない。二度目はないと知るべきだ。 ジキルの宝具は、そのじんせいのように取り返しのつかないものがあることを、教えてくれる。

  話を戻す。ジキルは、宝具を使うとハラペーニョがすごく増えて満タンになる。だからたぶん、キメている薬の主成分はまちがいなくハラペーニョだ。ついでに、クラスが変わる。アサシンからバーサーカーになるが、まぁ、これはインスタ女子がジャック・ブラックになるようなものなので、そこまで気にしなくていい。あと、名前がハイドになる。

 

 一番大事なのは、キメた状態だとスキルの効果が全然違うことだ。スキルと言っても、「キメ顔になる」みたいなスキルのことではない。効果が全然違う。インスタ女子とジャック・ブラックくらい違う。なので、基本的には「ハイドで戦う時にスキルを使えるようにする」ことを前提にする。

  特に、第二スキル(数少ないハイドのせいぞんスキルでガンドに似ている)は特に、ハイド時とそれ以外で効果がかなり違う。本当にかなり違うのだ。寧ろ、ジキルの時に使ってはいけない。他のスキルについても、ステータス欄を見れば、「宝具の後3ターンの間、バスタークリティカルで暴れろ」としか書いていない。

 

 つまるところ肝心なのは、ジキルの宝具、その使いどころだ。こいつは、HP(ハラペーニョ)がブーストされ、満タンになる。しかも、永続するBバフがおまけでついてくる。つまり、強化解除された瞬間、腰抜けになるのだが……問題はそこではない。 ハラペーニョだ。

 今まで書いてこなかったが、ハラペーニョ回復とは別に、FGOにはハラペーニョ最大値をブーストする効果がある。これは、問答無用でHPをブーストするので、満タンの時でも使える。そして、効果が切れてもHPの上限が元に戻るだけ……つまり、使いどころを選ばない回復スキルなのだ。

 ジキル+ハイドのトータルHPは、宝具での回復分を入れれば、バーサーカーの分を半減として計算しても、りろん上18000~19000、恐らく実効値でも15000を超えるだろう。これを考りょすると、全体としては、「2~3Waveまで安全に輸送できるバーサーカー」だと思う方がよい。特に、前衛にライダーが出てきて、ボスが他クラスの時がベストだろう。「俺はそんな面倒なことやってられねぇ!」とお前は思うかもしれないが、それなら気にしなくていい。クラス相性等倍でも、バーサーカーより2倍長持ちだ。その間に多分100ナチョス溜まるし、礼装は好きなやつをつけられる。

 そう……FGOでは、バーサーカーはつよい。だが、バーサーカーをゆそうすると、最後までもたない。だから、3Waveでバスターブレイブチェインするには壁役が要る。しかしそんなことをいちいちしていると、壁の分は火力が減るし、出演できるキャストの数には限りがある。

 そこで、ジキルが出てくる。つまり、ジキルは「殴れる壁」だ。礼装も好きにできる。どうせ、宝具を使えばハラペーニョは全快する。全快後のHPは星5級だし、スキルを使って好き放題暴れ、そして、ジキルには戻れないまま死んでいく……HPが多い割に儚い生き物だ。

 

  その儚さを、どうするか。

  別にそのままでもいいが、「マスタースキル」というものがある。ジキルに回避能力やガッツはない。壁役なのでサポートをつけることも難しい。なら、道は一つ。お前が、スキルを使うのだ。

 そして、マスタースキルの中には、ふつうのサーヴァントには無いタイプのスキルが混ざっていることがある。キメ顔をしたり、そういうのもある。「2004年の断片」もその一つだ。

f:id:dddrill:20180912110131j:image

 ちなみに、この礼装には回避能力は無い。普通に考えれば回復や回避付与が王道だし、アトラス院でスキルチャージを加速して火力アップを持続させるのもアリかもしれないが、そのくらいのことはお前が自分で思いつくと思うので、特にかいせつはしない。

 お前はコードHでジキルのナチョスを貯め、コードUでバスタークリティッカルし、Fは他のバンデラス強化に使うといい。

  しかし、それでもまだ、バスタークリテイッカルするには支障が出ることがある。それは……そう、クリティッカルスター。メキシコの神秘の一つだ。

 バスタークリティカルしようにも、スターが無い。そういうことはお前のじんせいで何回もある。ついでに言えば、ジキルがクリティカルしたい時にはもうハイドなので、スターの方がハイドを避けていくだろう。

 この場合、色々対策法はあるが……根本的かいけつには悪の科学者に頼るしかない。どちからと言えばジキル本人も悪の科学者寄りな存在かもしれないが、この際きにしてはいけない。ジキルを使うにあたって、強化解除への対策とクリティッカルスターの確保は永遠の命題だ。

f:id:dddrill:20180912105655j:image

 

  そう……繰り返しになるが、宝具後の強化解除だけは取り返しがつかないので気を付けろ。世の中には、ジュマンジのように、取り返しがつくこともある。

 しかし、じんせいの出来事の多くは取り返しがつかない。この前紹介した、コマンドー・コードとか……聖杯の使い道とか……結局のところ、何をして、何を選ぼうとお前は後悔し、やがて老いて、死ぬ……だからせめてその前に、取り返しがつかないことを知るべきだ。だから俺は、その一つについて書かねばならない。

 それは……ジキルのボイスだ。

 サーヴァントと夜に二人きりで話し、いろんなことを尋問して聞き出すシステムがついている。サーヴァントに質問をしながら心拍や呼吸、眼球運動などを観察し、レプリカントかどうか見分けることができる。残念ながら、アイテムをくれたり好感度やディレクターズカットとかでエンディングが変化したりはしないが。

 ジキルの夜会話の会話4~会話7は、第三再臨で聞けるようになるが、最終再臨すると聞けなくなる。再臨段階を変えても無理だ。取り返しがつかない。いずれ仕様が変わり、聞けるようになる日が来るかもしれないが……それは、わからない。

  俺に言えるのは、ジキル本人の破滅の様に、ジキルのボイスも取り返しがつかない。ただ、それだけだ。

 

 こんかい俺が言いたいことは、3つ。

・ジキルは宝具の後にスキルを使って、バスタークリティッカルせよ

・マスタースキルでさらにバスタークリテイッカルしてもよい

・ジキルのボイスは取り返しがつかない(執筆時)

 いじょうだ。

 ちなみに、俺のジキルのボイスも、取り返しがつかなくなった。これから育てるお前は、気を付けて欲しい。

f:id:dddrill:20180912105751j:image

 

追記(2019/1/20)

FGOはメキシコでクリスマスをして、俺の端末が過剰メキシコに耐えられず再びサポート送りになり……年が明けた。

そして、ジキルに修正が行われた。ボイスについては、各自で聞いてほしい。

f:id:dddrill:20190120220801j:image

『すべてのものには終りがくる。どんなに大きな桝目でも遂には一ぱいになる。そして、私が自分の悪い心にちょっとの間でも従ったことは、とうとう私の心の平衡を破ってしまったのである。それでも私はそれに気がつかなかった。その堕落は、私が、私の発見をまだしなかった昔へ返るようにきわめて自然なことに思われた。美しく晴れた一月のある日のことであった。』

『ジキル博士とハイド氏』1950年新潮社より抜粋