考えるタケノコのブロゴ

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フィフス・エレメントのアサシンについて

 よく来たな。俺はジョン=スパイラル・グッドスターだ。世間ではスペイン宗教さいばんが行われたりゾンビを撃ち殺したりという話が聞こえているが、俺はけっして数を数え間違えるようなことはなしない。

  だからさいきんこのブロゴで、「星4サーヴァントの解説が多いのでは?」という話があっても、それは俺が星を数え間違えたからではないのだ。

 順に話す。さいきんのFGOでは、たくさん石が配られている。それは、はっきり言ってとてつもない数だ。たぶん初心者でも、ガチャ50かいぶんくらいは石がもらえる。そうするとお前はとうぜん、ドリトスガチャを回す。

  50回では星5は出ないかもしれないが、星4は4%で出るので、とうぜん、星4バンデラスをお前は持っていることになる。まんいち出なくても、チュートリアルガチャで出る。

 つまり、戦力バランスを考えるとき、「俺は星3以下しか持ってない!」というようなやつのことだけを考えて攻略情報を流すのは、ほとんど存在しないマスターを相手にしているということになる。

 むしろ、世の中にはすでに、星3以下のサーヴァントのこうりゃく情報が十分にすぎるくらいに溢れている。だからむしろ、引いたはいいものの、切り札の星4の使い方がわからない、というケースがあるはずなのだ。

 だから俺は今回敢えて、レアキャラについてもかいせつすることにした。それも、まだ情報の少ないだろう実装から間もないサーヴァントについてだ。なので、この記事には、いわゆる真名bareが含まれている。

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 それは彼女、アサシン・パライソとよばれるサーヴァントだ。これは当然、仮の名前だ。しかし俺は、真名をかんぱすることに成功した。真名看破といっても、ジャンヌ・ダルクの持っている、宝具いりょく30%downとかいう腰抜けスキルではない。メキシコでいきていくための力だ。おまえにもすぐ、身に着くようになる。

 パライソのアサシンとは仮の名。そう……真の名前はフィフス・エレメントミラ・ジョヴォヴィッチだ。 画像は貼らないので、各自アマゾンプライムやネットフリックスあたりで見るか、"Leeloo "とかでググれ。

 最近はもっぱらゾンビを撃ち殺しているイメージのある女ゆうだが、この映画では特徴的な髪と特徴的な服で特徴的な言葉を話し、ゴジラより多いDNAを持ったヒロインを演じている。あと、実はジャンヌ・ダルクをやっていたこともある。

 フィフスエレメントがどういう映画か、ということを何も知らないお前に軽くせつめいしておくと、 ブルース・ウィリスを主演に据えて、『レオン』で儲けたリュック・ベッソン監督が好き放題撮ったSF映画だ。ストーリーについては、俺は敢えて語らない。ただ、なんか石を4つ集めてガチャを回す話だった気がする。つまり、昔のFGOだ。

 

 それよりも今もんだいなのは、このジョヴォヴィッチがFGOというメキシコでどういうせいのうをしているかだ。

 はじめに言っておくが、彼女はアサシンでスターにも関わらず、スターはあまり稼げない。だいいち、Qが二枚しかない。ただし、Aが代わりに二枚あるので、ナチョスはそれなりに稼げるし、スキルでも冷凍ナチョスを補充できる。

 なので、結論から言おう。このミラ・ジョヴォヴィッチは、長期戦向きのサーヴァントだ。なので、10ターンを越えるような殴り合いで強みを発揮することになる。なので、宝具には「クリティカルダウン」みたいな事故防止きのうが付いているし、スキル封印とかもできる。

 ただし、そのお陰でスキルの使用タイミングが少し、ややこしい。第一スキル「じゅじゅつ」は、真っ先に使っていい。あまり知られていないが、宝具封印をするとチャージ増加も1ターン止まるので、早めに撃った方が得だし、手が読みやすいからだ。

  問題は、基本になる第二スキル「おろちの呪」と第三スキルのタイミングだ。第二スキルは宝具に間に合うように、そして第三スキルは、敵の宝具に合わせて、一度宝具を撃った後に使うのが理想だ。

 詳しく説明する。彼女をはじめとするアサシンの仮想敵になるライダーは、おおむね5ゲージのチャージゲージを持っている。相手がナチョス屋でない限り、これはつまり6ターンに一度、宝具を撃ってくることを意味している。つまり、CT5のスキルが宝具のたびにリロードできることを意味するし、第一スキルを撃ち込めば、その猶予は更に1ターン増える。第三スキルは最短でCT6だ。

 つまり、きちんと育てれば、敵の宝具を自前の回避スキルで封殺できるということだ。なお、これは他の回避持ちアサッシンにも当てはまることは付け加えておくが、きちんと回復と防御バフを張り続ければ、戦場に居座ることができる。

 

 問題は、居座ったときに何ができるか、だ。第二スキル、「おろちの呪」。これは最大で5ターン中3ターン、呪いを付与する独特なせいのうを持っている。ダメージは、一回の攻撃につき1500(500×3ターン)だ。カード1枚につきひとつ、これが発動して重ね掛けできる。つまりカード1枚のダメージが1500増える、と言ってもいい。有利クラスなら、2~3割くらいのダメージ増加にすぎないだろう。

 「カードバフとかの方が強いんじゃない?」と、お前は浅はかにも思うかもしれない。しかし、これは、クラス相性も、防御バフも、クリティカル低下も、ステータスも弱体も、一切関係なくダメージを蓄積させることだできるのだ。もしも、たとえば、夏の海辺でヤドカリに苦しめられたお前なら。この凄まじさを必ず理解できる筈だ。

 勿論、敵が高い対魔力を持っていたり、状態異常無効バリアを張っていたときは毒をはね除けるので注意が必要だ。そのへんは、使い分けをするべきだ(応用編として、回数性のデバフ無効バリアを突破するのに「おろちの呪」を使う方法はいちおうアリだ)。

 

  結論としては、「アサシンで長い時間殴り合いする」、「敵が頻繁にバフを張ったり、厄介なスキルを使ったりしてくる」という状況なら、きわめて有効なサーヴァントだろう。しかし、「こいつは強いのか、弱いのか?」そう結論を急ぐお前は、マンガロワ人どもと一緒に自爆して死ぬことになる。

 

 まず単純な前提として、星4、星5のサーヴァントは強さの比較が難しい。理由は3つくらいある。ひとつは、スキル上げ難度。今回紹介してたアサシン・ジョヴォヴィッチも、スキル上げでかなり使用感が変わる部類といえるだろう。そしてもうひとつは、宝具レベルのせいだ。

 これは、お前のうんめいとカルデアの家計事情(ドリトス購買指数)とかと直結しているので、俺にはどうすることもできない。というか、知ったことではない。ただ、下手をすると宝具レベル1の星4より宝具レベル5の星3の方が強い、という事態もあり得る。実際、このジョヴォヴィッチの場合、ミシェル・ロドリゲス……もとい、百の貌のハサンという対抗馬が存在する。

 

  だから、強い弱いは断言できない。サーヴァントによって「これができる」「これができない」という点は変わらなくても、「こっちが強い」「こっちが弱い」というアレは容易くひっくり返る。

 もし、俺に言えることがあるとすれば。最後に「どのサーヴァントを使う」「どのサーヴァントを育てる」「どのサーヴァントが宝具5にするまでドリトスガチャを回す」それらを決めるのは、Twitterのフレンドでも攻略サイトでもwikiでもない。勿論、俺でもない。お前じしんだ。

 

 ステータス、スキルレベル、宝具レベル、そして、メキシコのシーライフ……それら四つは無論、大事だろう。だがもし、それ以外に強いて影響を及ぼすものがあるとすれば。それは、五番目の要素(フィフス・エレメント)……すなわち、愛だけなのだろう。

 

 これで、俺のブロゴは終わりだ。今回、俺が言いたかったことは一つだけだ。「自分が育てるキャラは自分で決めろ」。そして、映画の中では愛は世界を救うことがある……ただ、それだけだ。 

 

 とりあえず俺は、セイレムピックアップガチャでお前を待っている。