考えるタケノコのブロゴ

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カリギュラは病院も検討しろ

 よく来たな。俺は、ジョン=スパイラル・グッドスターだ。

 世間はハロウィーンとかメカとかで騒がしいが、俺はようやく頭に逆さに突き刺さっていた六本木HILLSが抜けたので、療養中だ。

 

 そして今回俺が紹介するサーヴァントは、カリギュラだ。こいつも、かなり病院を検討した方が良い存在だ。

 はじめに書いておくが、今回は「お前はこのサーヴァントを育てろ!」みたいな話ではない。「どうすれば、このサーヴァントとメキシコで生きていけるか?」俺が書くのは、そういう話だ。


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 サーヴァントとしての話をする前に、カリギュラがどんなヤツか話をしようと俺は思った。しかし、残念ながらそれはできない。何故なら、資料があまり残っていないからだ。確かなのはローマ皇帝なことと、暗殺されたことくらいだ。あと、名前を冠した映画があるが、けんさくは避けることだ。

 FGOでもまた、よくわからない存在だが、戦闘ボイスが苦しそうなのと、いつも『寝ろ』と言っているので、睡眠不足であることは間違いないだろう。目も充血している。

 

 とにかく、カリギュラは、星2で、バーサーカーで、Buster3枚だ。そして、スキルのすべてに攻撃バフが付いている。だから、運用法は極めて単純だ。バフをかけて、バスターで殴れ。味方のバンデラスにバスターをきょうきゅうし、バスターで敵をバスターしろ。

 そう。俺がいままでカリギュラを紹介しなかったのは、うかつにカリギュラを紹介してしまうと、お前の頭がバスター以外の何も考えられなくなり、大切なシーライフや年金やNISA口座のこととかが頭から抜け落ちてしまうかのうせいがあったからだ。

 カリギュラのバフの中でも、特に第三スキルは最終的にCT3なので、自分のバスターカードが1枚でもあったら即切るくらいの感覚でいい。あと第二スキルは、ちょっとでもハラペーニョが減ったら発動しろ。「回復が余って勿体無い」などとケチると、カリギュラは瞬く間にメキシコの裏路地で野垂れ死ぬことになる。

 第二スキルの一部にはランダム要素があるが、それを平均しても、カリギュラの通常火力は星5バンデラスを上回る。但しモタモタしていると、カリギュラが暗殺されるまでもなく死ぬ。

 

 俺は普通ならここから宝具のことを書くが、カリギュラに限っては宝具のことは忘れろ。「ナチョスを稼ごう」などと色気を出してはならない。メキシコでは欲深い浅はかな者から死んでいくし、どうせカリギュラナチョスを貯めきる前に死ぬ。そんなことより、一枚でも多くバスターで始動し、バスターを叩き込め。

 

 これが、カリギュラの使い方だ。

 しかし、ここでお前は思うだろう。「いくらバーサーカーでも、星2のステータスの低いやつをわざわざ育てて使う意味があるのか?おまけに宝具も使えない、スターも乗らない(※バーサーカーだから)んだぞ?普通に呂布とか育てた方が良くないか?」と。

 使い方を考えるには、まず、前提を書き換えるべきだ。こいつは、ふつうのバンデラスだと考えるべきではない。誤解を恐れず言うなら、殴れる礼装ホルダーだと考えると、実にわかりやすい。

 

 FGOには、様々な概念礼装が存在する。そして、サーヴァントは礼装を持てる。お前がFGOをやっている限り、パーティーの戦力に関わりの無い礼装……例えばイベントのアイテムドロップ礼装やランチタイムとか……そういったものをバンデラスにとうさいしなければならない瞬間は、必ず存在する。そうなった時、お前は礼装を戦場に持っていくためのサーヴァントを用意しなければならない。

 勿論、他のサポートサーヴァントや、コスト0のマシュに礼装を持たせる手もある。後列で指を咥えて体育座りさせていてもいい。だが、相手を選ばず、コスト4だけで星5クラスの火力を出せるのは、ほぼカリギュラだけだ。

 つまり、パーティの組み立てを阻害しない。好きな礼装を積み、ひたすらバスターで暴れて前衛を片付けた後、迅速に退場してメインバンデラスを後ろからPOPさせる。つまりは、そういう爆弾野郎めいた役割になる。尚、特に持っていく礼装が無い時は、攻撃力やバスターがアップするやつ、そして……パーティー全体をサポートする礼装や、死んだ時に効果をはっきする礼装を持っていくといい。

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 例えば、このポートレート爺2号もなかなか良いだろう。

 ここまでで、基本的なカリギュラの使い方の話は終わりだ。ここから先は辛い話なので、読まなくてもいい。そう……カリギュラの宝具の話だ。

 

 まず、カリギュラが宝具を発動するには、ナチョスのサポートが必要だ。ナチョス0からスタートしたカリギュラが、生きて宝具発動を迎えられるケースは極めて稀だ。死ぬまでに発動するには、ポートレート爺(1号)や、孔明によるアシストが必要だろう。

 そして、その宝具の効果は、宝具封印とスキル封印を3ターン。宝具というよりは、礼装ホルダーの機能の一部と考えるべきだろう。はっきり言えば、宝具を普段使うことを考えて作られていないサーヴァントだ。それは何故か。

 宝具封印はいい。宝具封印をしている間は、チャージカウントがストップする。だから、発動すれば自動的に3ターンの時間稼ぎをできることになる。これは、宝具が強力なほど効果を発揮する。但し、発動は確率次第で、↑のポートレート爺2号と効果が被っている。

 問題は、スキル封印だ。FGOでは、敵の行動回数は決まっている。そして、スキルを封印しても、今のFGOでは行動回数は変わらない。つまり、スキルのぶん殴られる回数が増える。実はこれが半ば自動的に、今まで紹介してこなかった低レアサーヴァントの扱いの難しさにも繋がっているのだ。つまりは、弁慶やマタハリだ。これを逆に利用して、スキル封印を付与して攻撃を引き受けて死ぬ、というドラマチックな散り方もできなくはないが、余程強力なスキルでない限り、そこまでする理由は薄い。あと付け加えるなら、ダビデ野郎(とてもつよい)の宝具にスキル封印が付いている。

 なお、似たようなデバフだが、「強化無効状態付与」の場合はスキルを無駄打ちさせることができる(チャージ増加や回復は防げないデメリットはある)。

 

 ここまでで、俺が「宝具を忘れろ」と言った意味はわかった筈だ。但し、「3ターン」という長い封印時間もあって、この宝具の効果がメチャクチャなささりかたをするクエストが無いわけではないので、効果を頭の隅に置いておく価値はあるだろう。

・頻繁に全体宝具を使う相手

・行動不能等のデバフを頻繁に撃ってくる相手

  こういった相手が敵にいる場合、宝具が刺さるチャンスがある。とりわけ、ごく一部の、チャージスキルで宝具を早めて撃ってくる相手には絶大な効果を発揮する。どちらかの効果が当たれば機能するからだ。

 

  これで、今回の俺の記事は以上だ。

 今回いいたかったことは、カリギュラはバスターが強いこと。好きな礼装を持たせられること。宝具封印は強いが、スキル封印は色々難しいこと。この3つだ。

 色々言ったが、カリギュラは取り敢えず、病院を検討したほうがいいと思う。戦闘ボイスがあまりにも苦しそうだ。これから寒くなるが、お前も、病院の世話にならないよう健康に気をつけて欲しい。