考えるタケノコのブロゴ

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お前は、ヘラクレスで伝説を越えて行け

 よく来たな、俺はジョン=スパイラル・グッドスターだ。全く関係ないが、「黄昏のブッシャリオン(カドカワBOOKS)」の単行本はこうりひょう発売中だ。

 

 だが今の俺は、負け犬だ。高難易度クエストとキングハサンとプロトファイナルがクリアできなかった(即死と毒のせいだ)上に、花びらを集めすぎたせいで哀れな小動物の交換に失敗した。俺はネロ祭で野垂れ死んだのだ。

 それでも、俺やお前がどうなっていうようと、次なるメキシコはやってくる。気持ちを切り替えなければ、お前の魂は奈落へと堕ちるだろう。

 「1000万DL突破記念、☆4(SR)サーヴァントプレゼットキャンペイン」……これが、次なるメキシコの名前だ。

 なにも知らないお前は、「アイスクリームのおじさんだー!」「ウオオオオ!」などと叫びながら、ノコノコと☆4鯖を貰いにダヴィンチショップへと向かい、あまりのせんたくしの多さに全身を蜂の巣にされて死ぬことになる。

 しかし、交換は24日からなので、すくなくともまだ、考える時間はあるのだ。だからその間に俺は、考える基準をせいりすることにした。

 

  はいふサーヴァントを選ぶ基準は、おおむねこうだ。

 

①好きなやつ

 もしもお前に好きなサーヴァントがいるなら、運命の相手がいるなら、決して躊躇うべきではない。真っ先に交換しに行け。

 何故なら、もしそうしないと、お前はFGOをプレイするたび「どうして俺はこのサーヴァントを持っていないんだ」とか、「俺があそこでこのサーヴァントを選んでいれば」などと考えこんでしまい、些細な判断をあやまり、人生に失敗してタイガー道場送りになることがよういに予想できるからだ。

 だから、好きなサーヴァントが居るなら、決してためらうべきではない。性能がどうだとか、使いづらいとか、素材が足りないとか、そんなことはブルシットだ。「でもハズレサーヴァントを当てたらプレイが嫌になりそうで……」などと思うかもしれないが、どんなサーヴァントでもFGOではある程度使い道が確立されているので、調べればその辺の道は開けるだろう。

 「ガチャで来るのが運命なの」などぬかすメルヘン軍曹は、隅っこでえんえんとドリトスガチャをまわしていればいい。

 

 好きなサーヴァントが複数いるなら、くじ引きとかで決めろ。

 

②持っていないクラスのやつ

 FGOでは、クラス相性が極めて重要だ。なのでもしも、特定クラスの星4のアタッカーがいないなら、それを補うことを考えるのが良いだろう。

 但し、星3の層が厚いアーチャーや、クラス有利を取れる機会の少ないアヴェンジャーについてはその限りではないかもしれない。

 

③ストーリーガチャ限定のやつ

 FGOのサーヴァントには、じつはストーリークリアで追加される、ピックアップガチャのおまけからは出てこないやつがいる。俺はお前のマッマではないので、いちいち名前を挙げるようなことはしないが、そういうやつから選ぶ手もある。

 そうすることで、お前はあんしんしてピックアッポガチャを回しつづけることができるようになるだろう。

 

④もう持ってるやつ

 例えば、 もう好きなサーヴァントが居て、そいつがもうお前のカルデアに居る場合。宝具レベルを上げる選択肢もある。

 これは、なぜかと言えば宝具レベルが1と2あるのとでは、かなり大きな差があるからだ。2と3も少し大きな差がある。3と5はそれほどでもない。

 なので、カルデアにある程度手札が揃っているなら、宝具レベルを上げる選択もあり得る。

 

 

 これが、はいふサーヴァントを選ぶ基準だ。

 だが、ここまで俺が書いたことは、はっきり言っておためごかしだ。当たり障りのないプレッゼンーとかで書かれるような内容を、いちおう書いておいただけだ。

 俺が今回薦めるServantは一体だけだ。そして、お前はもうそれを知っている。何故なら、タイトルに書いてあるからだ。

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  そう……ヘラクレスだ。

  ヘラクレスは、ギリシャ神話の大英雄で、ヒュドラをぶちのめしたり、鳥をぶちのめしたり、山をぶちのめしたり、あの回すやつを回したり、タルサドゥームをぶちのめしたり、パンツ(補足:後で確認したら腰帯だった。すまない)を盗んだり、とにかく色々な伝承があり、それが12の試練と呼ばれている。

 12というのはとてつもない数で、お前がネロ祭をやっていれば少し前にそのすさまじさをわかっていると思うが、ふだんのHERCULESは12回ガッツとかはしない。

 多分、試練のなかに猪を捕まえるとか牛を捕まえるとか牛舎をそうじするとか、林檎を収穫するとか、農家のおっさんみたいな仕事が混じっているからではないかと俺は訝っているが、それを差し引いてもヘラクレスが大英勇なのは神話的じじつだし、農家のおっさんも偉大だ。

 

 話を戻す。

 ヘラクレスの良いところは、端的に言えば「一体でいい」ことだ。

 ヘラクレスは、星4のバーサーカーだ。つまり、相手がなんであろうとバスターで殴り倒せる。宝具に防御ダウンが付いてるのは、もう間違いなく「宝具始動でバスターブレイブしろ」という意味だ。完全なるバンデラス、バンデラス・ザ・バンデラスだ。でも最近の映画ではドウェイン・ジョンソンだったし、個人的にはシュワルツネッガーとかのほうがいいと思う。

 そして、「バーサーカーなんだからダメージ1.5倍、被ダメージ2倍、つまり0.75バンデラスのポテンシャルしかない」などとお前は思うかもしれないが、それを生存スキルで補うのがヘラクレスだ。

 ガッツと、回避。この二つで、バーサーカーにあるまじきラストスタンディングで敵をボコボコにする。それがヘラクレスの基本戦術だ。万一ガッツがなくても、回避があればある程度ボコボコにできるのであんしんだ。

 そしてこれは、実は「回りのパーティーが弱いほど」、相対的にいりょくを発揮する。つまり、お前がまだFGOを始めたばかりで、右も左も分からないとき。或いは、楽にゲームを進めたいときほど、ヘラクレスを手に入れて育てるべきだ。

 

 ただし、スキルで持久できるのは3ターンくらいなので、「まだ敵のHPも味方もいるからスキルをせつやくしよう」などと油断をかますと、集中砲火とかヒュドラの毒とかでなにもできずに死ぬ。きちんとマシュとかゲオルギウスとかで守ることを忘れないようにすべきだ。

 

  ここまで言っても、「バーサーカーの中でヘラクレスが使いやすいのはわかったけど、なんでそもそもわざわざバーサーカーなの?」というぎもんがお前の頭の回りを浮かんでいるのが見えるので、俺はそれについてもう一度解説する。

 FGOは、単純に自前のバンデラスを持っていると戦術の幅が広がる。つまり、フレンドからナチョス屋台の親父とか、トルティーヤチップスを袋詰めで売り歩いているマーリン(今ピックアップ中なので、攻略本の売上げを投じるよていだ)とかを引けるようになるのだ。

 そして、バーサーカーは、全クラスに対してアタッカーとしてきのうする。つまり、一人居るだけでアタッカーとしての用が足りる。お前は7人家族ではなく、一人の伴侶を養うだけでクエストに対する切札を手に入れられるのだ(但しクリティッカルだけは望み薄なので工夫を凝らすひつようがある)。

 まぁ、最終的にはクラス扶養家族はどんどん増えることになるのだが、それでもバーサーカーが居るのといないのとでは、足りないクラスを埋めるときにも大きな違いがある。

 

  これが、俺がヘラクレスを推す理由だ。なんなら俺は、FGOを始める全てのプレイヤーにヘラクレスが配給されてもいい、とすら思っている。こいつは、それほど頼りになるサーヴァントだ。

 ヘラクレスの伝説は、FGOが続く限り増えていくだろう。マスターさえ確かなら、12などといわず、100くらいの試練を越えてくれるはずだ。 実は、俺も敢えてヘラクレスの強さを語り残したところがあるが、それは自分で見つけてほしい。

 

 今日俺が言いたいことは、二つ。好きなサーヴァントがいるなら、躊躇うな。そして、ヘラクレスは強い。

 この二つだ。いじょうだ。

 

 お前も、ヘラクレスとともに、伝説を越えて行け。