考えるタケノコのブロゴ

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お前はベディとともにロングジャーニーしろ

 よく来たな。俺は、ジョン=スパイラル・グッドスターだ。俺はさいきんはもっぱら牡牛にサーヴァントを踏み潰されたり、ぎゃくに種火を踏み潰したりしているが、あの牛をカルネアサダに加工してやるにはまだ数日かかりそうだ。

 なので、代わりに今日の記事はサーヴァントのベディヴィエールについてだ。そして、これは予め断っておかなくてはならないが、別にアーサー王がとうとうトランスフォーマーと共に戦っていたことが明らかになったからではない。

 そして、これが俺のカルデアのベディヴィエールだ。

 
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 俺が昔見たFateのアニメイシヨンでは声が違ったし、最近のえいがではなんだかもっと色黒だったような気がするが、Fateのモードレッドは邪悪な魔術師ではないのでそういうこともあるだろう。

 そして、これは何よりじゅうようなことだが、ベディヴィエールはお前のカルデアに必ず来るタイプのサーヴァントだ(ただし、お前がプレゼントボックスからだし忘れればいずれ去ってしまうだろう)。だが、何故俺が解説をしてこなかったか。それは、ベディヴィエールが真のメキシコを越えた先にいるサーヴァントだからで、それゆえに宝具レベルが上がりづらいからだ(俺のベディヴィエールも実はレベル4だ)。

 FGOの難易度は第六メキシコから跳ね上がる。そして、ベディヴィエールは第六章をクリアしなければ手に入らない。長い長い旅の果てにしか仲間にならないのだ。それが如何なるいきさつでなされたものか、俺は口を噤まねばならない。現在までトランスフォーマーの秘密を守り通してきたウッドウィック騎士団のようにだ。

 代わりに、俺はベディヴィエールの性能の話をする。これは、彼が出てくる第六章(詳しい話は抜きにするが、お前は多分NPCベディヴィエールを使いたくなる)でも効く話だからだ。

 

 ベディヴィエールを使う上で、もっとも重要なこと。それは、宝具……「銀の腕」の三種類の使い方だ。それはつまり、「宝具チェイン」と「B始動」だ。

 

  ひとつめの宝具チェインはとてもわかりやすい。FGOでは、宝具を並べると一部の効果が増える(よくお前は勘違いするが、すべての効果が増えるわけではない。欲張るな)。そして、ベディヴィエールはバスター性能アップがそれだ。これは実質的な火力アップになる。

 ……つまり、適当な宝具2つの後ろに銀の腕するだけで、宝具火力がすごい。しかも、第一スキルの「軍略」が無駄にならない。星3セイバーの中では、一番素直なアタッカーと言えるだろう。

 問題は、ナチョスだ。宝具を使うにはナチョスが必要で、そのためにはアーツチェインとかしなければならないが、ベディヴィエールにはAカードが一枚しかないので、3rdA によるナチョス補給が不可欠だ。しかし、Q性能が意外と高いこと……そして何より、第二スキル「冷静沈着」が30ナチョスくれるのでそこまで厳しくはない。俺には何故れいせい沈着になるとナチョスが焼けるのかよくわからないが、まぁ、そういうこともあるのだろう。この30ナチョスはスキルレベルによらず固定なので、もしスキルレベル上げを志すならば、「軍略」から上げるのをすすめる。

 

 そして、「B始動」だ。ベディヴィエールの銀の腕はB(バスター)……そして、Bが他に二枚あるが、ベディヴィエールは宝具を使ったバスターブレイブチェインにはそこまで向いていない(ついき:但し、頭ライオンのサーヴァントや「地球はひとつ」みたいな概念礼装が使えるか、外部ナチョス供給をするなら話は微妙に変わる)。では、余ったBを何に使うのか?最近かつやくしているBBにわけてBBBとかにするのか?

 そのとおりだ。余ったBは、B始動カードの補充に使うのだ。宝具もはっそうを転換して「いつでも使えるBカード」と考えることもできる。そして、ベディヴィエールにはAカードが一枚しかなく、火力が宝具に寄っている。

 だから、ここでもはっそうを転換すれば、実はアーツだらけの特攻野郎Aチームに組み込むのも一手だ。そうすることでAチェインなどでNPを補い、宝具やBでベディヴィエールの始動Bを補うWIN-WINかんけいが構築できる。

 

  ちなみに、言い忘れていたが、第三スキル「守護の制約」は1ターンしか効かない腰抜けのバフスキルと思われがちだが、倍率が地味に高い。そして、さいきんのFGOの環境では、クリティカル低下や常時防御バフが欠かせなくなってきている(さもなくばお前のサーヴァントは牛の足とかに踏み潰されて死ぬ)。そこで時たま、防御バフの「切れ目」が生まれることがある。そこに効いてくるのだ。マシュとかと組み合わせれば、宝具の防御に使うこともできるだろう。

  そして、地味に弱体耐性が付いている。最近のFGOではやはり、スタンや魅了に苦しめられることが増えている。こちらはスキルレベル依存効果だが、そういうところに地味に効いてくる上に、第二スキルの「精神いじょう耐性アップ」と複合させれば色仕掛けはかなり効かなくなるだろう。

 とはいえ、今のところ第二・第三スキルについては無理にスキルレベルを上げる必要はない。きょくたんな話、種火と再臨だけしてレベル60くらいまで育てれば、ある程度の戦力になるだろう。

 

 宝具チェインによる大火力、B供給、防御バフによるアシスト。そして、忘れがちな弱体耐性にくわえて戦力になりやすいことなど、総じて、ベディヴィエールはアタッカーとしての役目をこなしながらも、「痒い所に手が届く」サーヴァントと言えるだろう。そして。彼には実は、痒いところに手が届く要素がもう一つある。俺はそれについて話して、この記事を終える。

 

 あまり知られていないが、FGOには相性がある。それは、アーチャーがセイバーに強いとか、コングが飛行機によわいとか、そういう話ではない。隠された属性があのだ。

 天(飛行機)、地(メキシコ)、人(ダニートレホ)。基本的にはこの3つだ。

 飛行機はメキシコに強いが、ダニー・トレホにハイジャックされる。ダニー・トレホもメキシコでは命の危機に瀕するが、飛行機で脱出できる。そして、ブシェミは生き残る。つまり、コン・エアーを見れば相性がわかるといって良いだろう。

 だが、実はこれ以外に2つの属性がある。それは、野獣(ビースト)……そして、星(スター)だ。星といっても、お前のアプリを処理落ちさせているクリティッカルスターのことではないので注意する必要がある。

 この2つに当てはまるサーヴァントはとても少ない。何故少ないかは、語ると長くなるので俺はしない。だが、星ぞくせいについては、「基本的には人類史の中で大きな希望を残した人が星属性ですと原作者のキノコ・ナスも言っている。お前にはもうわかっていると思うが、ベディヴィエールはこの星属性のサーヴァントだ。これによって、一部の宝具に耐性があるとか、ダメージが安定するとか、そういうデータ的なこともあるが、それはどうでもいい。これは、彼の旅路の証であり。そして、セイバー不足に喘ぐお前のカルデアの希望ともなるのだ。

  

 俺の話はいじょうだ。俺が今日言いたかったことは、ベディヴィエールは長い旅路の果てに仲間になること。宝具寄りのアタッカーで、サポートもできること。そして、彼の旅路は決して無駄ではなかったこと。それだけだ。