水着スカサハのつかいかた(ライトメキシコ)
よく来たな。俺はジョン=スパイラル・グッドスター。夏の締め切りに追われる男だ。
だから俺は、気分転換に水着のベイブの話をするため、ブロゴをこうしんすることにした。
お前はきっといまごろ、カルデア・サマーメモリーなどという甘い言葉に唆されて無人島で遭難し、鉄の小屋やスイカ畑などを建築しているに違いない。俺はしている。だが、あのサーファーはまだカルデアには来ていない。それはいい。
このサマーメモリーとかいうイベントはかなりの大型イベントで、具体的には俺のサーヴァント編成の半分以上がサマーメモリー専用編成になる程度に大型だ。手間がかかる分戦利品も多く、どうやらクエストの素材ドロップも良いらしい。だが、俺はお前のママではないので詳しいことには触れない。wikiかニンジャヘッズにでも聞け。
問題は、戦利品のなかにある配布サーヴァントの話だ。それは、アサシンのスカサハだ。
「水着キャラクターを配布するなんてFGOは太っ腹だ!」などと無邪気なお前は思うかもしれないが、基本的にメキシコなのでそういううまい話はない。このスカサハは、本人の性格通りかなり面倒な性能をしている。
但し、難しいというのは「性能を100%発揮するのが難しい」という話で、弱いという意味ではない。そこを履き違えるな。
わかりやすいように説明していく。まず、スカサハが強いのは、単純に火力の問題だ。それに、アサシンの全体宝具使いというのは、極めて数が少ない。それも金サーヴァントとなれば、今のところ他にいるのは酒呑童子とクレオパトラ……つまりは、期間限定サーヴァントだ。
そして、あまり言いたくはないのだが、スカサハは第三スキルの自己バフがある。これを宝具に乗せた場合……宝具1の星5サーヴァントよりも火力が出るのだ。
FGOでは丈夫なワイバーンやムシュフシュが徒党を組んで出てくるパターンが少なくないので、この時点で育てる価値はある。
では、何が面倒なのか?
一言で言えば、概ねドラゴンのせいだ。
ドラゴン……それはファンタジーせいぶつの頂点だ。そしてFGOではしばしばドサ回りのごとくクエストに登場しては、プレイヤーの周回速度を苦しめていく。
こいつのクラスは接待とかを除けばライダーで、だいたい一体で出てくる。そして、通常攻撃で台パンし、全体攻撃をする。
この時点で勘のいいお前はスカサハとの相性の悪さがわかったはずだ。全体攻撃で第一スキルのターゲット集中は無効化され、全体宝具はドラゴン一体には持て余す……それこそが、スカサハの使い勝手の悪さの一因だ。
それに対する答えは簡単だ。役割を分担しろ。単体宝具アサシンにドラゴンを押し付ける。或いは、スター発生役を別に置き、スカサハにスターを流し込んでクリティカル殺する。そういう運用だ。第一スキルにクリテイッカルアップが付いているのは、恐らくそういう意味だ。
同じく第二スキルも、相手によって運用が変わる。つまり、スカサハは次のように戦略をスイッチすることを教えてくれる師しょうでもあるのだ。
①相手が台パンしてくる場合
宝具やQチェイン、外部供給でスターを稼ぎ、クリティカルで殴り倒す。自分がアタッカーになるときは第一スキルを使う。
第二スキルで脱落しそうな味方のフォローをする。
②相手のマナーがいい場合
第一スキル+第二スキルで自分が盾になり、その隙にナチョスを稼いで第三スキルを使い、宝具殺する。
尚、ほんらいのランサーの時とは違い、アサシンのスカサハのカード性能はQ3枚だが普通なので、概念礼装で補強するのがいい。
具体的には、ナチョスポイント礼装や、ナチョス、スター発生効率が上がる礼装がいいだろう。
このように、サーヴァントの中には戦略をスイッチすることで性能をより発揮できるサーヴァントがいる。それが今回、俺が言いたかったことだ。
次は、夏コミで会おう。