考えるタケノコのブロゴ

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黒ひげを育てたほうがいい3つの理由

 よく来たな。俺はジョン=スパイラル・グッドスターだ。

 

 さいきんはFGOも色々なイベントがあり、お前のメキシコにも種火や素材が貯まってきているかもしれない。具体的には、あわれな鬼をエウリュアレでボコボコにして、酒場の裏に突っ込むさぎょうをしていたかもしれない。俺もしていた。だが、今回はその話でない。

 素材が溜まってきた。つまりこれは、新しいサーヴァントを育てるチャンスということだ。俺はこの機を見逃さない。こんかいは久々のサーヴァントしょうかいだ。

 

 実は、俺はかなり気分次第でサーヴァント紹介を書いているので、書きかけでボツにした原稿がけっこうな数ある。例えば、ロビン・フッドとか、ダレイオスとか、メディアとか、そういうサーヴァントの書きかけ原稿は今も俺のはてなブロゴに仕舞い込まれている。ひょっとしたら、夏のメキシコブックに収録されるかもしれないが、まだ分からない。とにかく今回の記事は、その一つだった。

 

 夏、それは海賊の季節だ。具体的にはジョニー・デップが演じる海賊の季節だ。パイレーツ・オブ・カリビアン……最後の海賊。その日本公開が始まるのだ。

 本国ではとっくに先月公開だとか、どうしてラストでもないのに「最後の海賊」とかいうまぬけな邦題なのかとか、そういうのは「死人に口なし」なので俺は敢えて突っ込まないことにする。見に行くかどうかは、ちょっと考えているところだ。

 

 とにかく、俺はカリブの海賊について思い出したので、コイツの紹介をすることにした。海賊の中の海賊、エドワード・ティーチだ。

 

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  実は、ゆうめいな海賊には国の許可や名士の援助を得た私掠船や私掠船くずれが多く、完全なアウトロウ存在はあまり多くない。何故なら後ろ盾のない犯罪者は、すぐにコースト・ガードとかNYPDとかに捕まり、速度違反罰金をとられたり縛り首にされたりするからだ。

 しかし、黒ひげは違う。純粋の荒くれだ。だからこそ後世に海賊として語り継がれるイメージは殆どがこの男が原型と言っても過言ではない。無法者達の最後の時代に現れたコイツこそ、しんの「最後の海賊」とも言えるだろう。

 まさに、真の男にふさわしいサーヴァントだ、とお前は考えるかもしれない。しかもフレンドと稼いだコネポイントでガチャから出る。

 しかし、そういう油断をした迂闊なお前は、すぐに下にサメのいる板の上でジャンプさせられたり、樽に詰め込まれて剣を一本ずつ突き立てられるタネなし脱出マジックみたいなことをやらされるはめになるのだ。

 このゲームはFGOだ。FGOはメキシコだ。アーサ王が女体化したり、イギリス人がナチョス屋だったり、弁慶が弁慶だったりするメキシコだ。カリブ海の小島ではない。決してゆだんするな。

 

 俺はこの黒ひげについてしんちょうにプレゼンをしていく。タイトルは「黒ひげを育てたほうがいい3つの理由と、育てないほうがいい3つの理由」だ。

 

理由その① 素材

 実は、お前が黒ひげを全く使わなくても、黒ひげを育てることにはメリットがある。それは、再臨1回で開放される、ろくでもない絆クエストだ。クエストはほんとうにろくでもないが、海賊なので戦利品だけは確かだ。

 禁断の頁10枚。これだけのページがあれば、お前はアンデルセンを第二再臨できるし、ゲオルギウスも育てきることができるようになる。

 禁断の頁がひつようなら、黒ひげを育てるべきだ。

 

理由その② 金庫破り

  FGOではQP(ケサディーヤ・ポイント)とかいう通貨が存在している。これは宝物庫のドアを西部劇めいて蹴破るクエストで主に手に入る。

 そして、宝物庫のドアは何故かキャスターなので、ライダーでじゅうりんできる。特に、全体宝具のライダーで、火力バフが重ねられるならば安泰だ。

 黒ひげは本職なので、宝物庫クエストにすさまじいシナジーを発揮する。

 そうでなくとも、低コスト全体宝具持ちはなかなか使い所が多い。

 

理由その③強力なスキル

 第一スキル「嵐の航海者」は1ターン限定の複合バフで、宝具チェインする時に役に立つ。だが、こいつのスキルの真価は別のところにある。

  最終再臨後の強化クエストで覚える、第三スキル。これが、黒ひげの最大の価値だ。

 例えば、スキルレベル6の黒ひげは、CT7で1500HP(ハラペーニョ)回復のスキルを持つ。これは1ターンあたりで200ちょっとになる。そして、対象が女性(+性別不詳)サーヴァントの場合、回復量が倍になる。

 唯一の欠点は、本人が女性でないことだ。1ターン400の回復量は、アンデルセンと比べれば心許ないかもしれないが、アンデルセンに攻撃はできない。そして、実は、このスキルは全体HP回復スキルとしてはFGO最高水準にある。気持ちはわかるが、げんじつを直視しろ。

 男だらけのパーティーを組むのでないかぎり、黒ひげの回復スキルはすさまじい能力を発揮するだろう。(余談だが、FGOの高レアは女性比率が高い傾向にある)

 

 この回復スキルをどう使うか。いくらスキルとしては最高峰出会っても、回復宝具よりは回転が低い。その答えの一つは、事故の防止だ。

 アタッカーのHPが削られ、不慮の死を遂げることがある。黒ひげを、宝具で1Waveや2Waveを掃討する使い方をする場合、第三スキルを使うことでこのリスクを下げられる。本人は第二スキルのガッツでスキルタイミングまでしぶとく粘ることも可能だ。

 

 以上が、黒ひげを育てた方がいい理由だ。

 

 

 だが、俺はセールスマンではない。宗教のかんゆうとかでもない。なので、育てないほうがいい理由もきちんと書く。もしもここまでで完全に黒ひげを育てる気になったなら、べつに読まなくてもいい。そのへんはお前のじゆうだ。

 

理由その①ステータスが低い

 黒ひげは強いが、星2サーヴァントだ。なので、ステータスが低い。

 だから宝物庫の扉ははかいできても、種火を狩ることは難しい。しょせんは海賊ということだ。「すぐに死ぬ」というのはメリットではあるが、使い所は限られる。

 聖杯を使う手もあるが、それは次の理由でふれる。

 

理由その②ライダーである

 ライダーのサーヴァントは黒ひげだけではない。今まで紹介したなかでも、ゲオルギウスもライダーだし、牛若丸もライダーだ。

 そう、ライダーというサーヴァントは既に飽和状態にある。黒ひげと役割が被りそうな星3サーヴァントだけでも数体はいるのだ。俺はお前のママではないのでいちちい説明はしないが、半裸のオッサンよりも、年若い少年やおっぱいの大きいベイブの方がいいという心の弱いお前もたくさん居るはずだ。

 つまり、ライバルが沢山いる。おまけに、ライダーというのはクリティッカルスターをたいくさん吸い上げるので、サポート役としても少し使いづらい。

 

理由その③素行がよくない

 海賊なので当然だ、とお前は思うだろうし、一見、企業のスカム面接たんとう者とかがいいそうなことに思えるが、俺はお前の就活転職アドバイザではない。

 しかし実はこれは、極めて深刻な問題だ。お前がFGOのボイスをオンにしていたいなら、このサーヴァントは使わない方がいい危険すらある。

 何故なら、ボイスはお前がメキシコで戦い続ける限り、ずっとついて回る問題だからだ。 お前が宝物庫に出撃するたび、お前の魂が削られることになるのだ。現に俺は黒ひげが召喚されてから三ヶ月くらい塩漬けにしたし、この記事も一度没にした。だが、使っているうちに慣れる。

 

 

 これで俺のプレッゼンーは終わりだ。黒ひげについて色々書いたが、育てるかどうかはお前のカルデアの財宝と相談して決めろ。俺は相談しなかったけっか、アマゾネスとか海賊とかを延々ハントし続けるコンキスタドールこういに手を染める羽目になった。

 この記事でいいたかったことは、2つ。黒ひげは最後の海賊で強い。だが、育てるべきとは言い切れない。そしてそれは、パイレーツ・オブ・カリビアンについても同じだ。この3つだ。いじょうだ。