考えるタケノコのブロゴ

世界的ムーヴメントを引き起こしつつあるTwitter小説ニンジャスレイヤーを世に広めつつニンジャ真実に迫り、ついでに1000DHNJSPをゲットするブログス

俺は、ひとまずFGOの話を終える(前編)

 よく来たな。俺は、ジョン=スパイラル・グッドスターだ。今日が、このFGOブロッゴのいちおうの最終回だ。

 俺はFGOブロゴせいさんマシーンではないし、電撃攻略班でもない。勿論、マフィア梶田めいたライターでもない。ただの、どこにでもいる物書きだ。

 俺は一時期ブロゴではした金をかせごうとしたが、腰抜けのアマゾーンアソシエイトにリジェクトを食らった。それも二回もだ。俺はちゃんと書式を埋めた筈だった。俺はその頃はニンジャスレイヤーの記事を書いていたので、サイト内容にもきちんと「世界的ムーヴメントを引き起こしつつあるTwitter小説ニンジャスレイヤーを世に広めつつニンジャ真実に迫り、ついでに1000DHNJSPをゲットするブログス」としょうじきに書いた。いまだに、何が悪かったのかわからない。

 

 だが、それは今はいい。問題は、俺はFGOの話をしてマニーを稼いでいるのではないということだ。ガチャをまわすのにドリトスが要るように、個人の善意は有限だ。ガリア戦記にも多分書いてある。そうでないなら、誰もが、誰も彼もをドラゴンにする聖人や、ナックルをそうびした聖女になるしかない。

 

 俺はそうはなれない。俺はまだドリトスを買うために汗水たらして働かねばならないし、カネになる、もしくはそのかのうせいの高いテキストを書かねばならない。だから、このブロゴは、今回で一度終わりだ。

 

  そして、今日の俺がまず話すのは、マシュのことだ。

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 マシュは、メキシコで言えばタコスのようなものだ。日本でいうと握り飯にあたる。あまりにも当たり前すぎて、しばしば料理として存在することをお前は忘れてしまう。しかし、彼女はお前と一緒に強くなっていく。

 はじめに言ってく。彼女の強化される能力については、俺はネタバレをする。たぶん大した内容ではないが、それでも気にするなら、お前はお前のファイアフォックスをバックさせろ。

 

 最初のころのバフは、ただの防御マシュはっせいそうちだ。スキルで防御バフをかけ、宝具でも防御バフをかける。FGOにまだ詳しくないお前は、「こいつはなんのために防御バフをだしているのだろう」などと思い始め。じょじょに心のラビュリントスに迷い込み、人生の意味について考えこむようになる。

 

 だが、そこに理由など無い。お前があの日、そこに居たから。ただそれだけで命を賭ける。マシュは、そういうサーヴァントだ。そして、お前の後輩だ。だから、ウジウジと無駄に悩むのは止めにしろ。代わりに、メキシコで彼女と生き抜くために、ニューロンをふり絞れ。俺は、そのために必要なことを少しだけ教えてやる。

 

 彼女の第一スキル「今は脆き雪花の壁」は、既に書いた通り、防御をすこし上げるスキルだ。他の防御バフと合わせない限り、ちょっとサーヴァントを場持ちさせるだけの技にすぎない。

 だが、第六章で、彼女は鋼の秘密を手に入れる。それと同時に、この防御バフは全サーヴァント最高峰の防御スキルへと進化する。

  強化後の「誉れ堅き雪花の壁」には1回限りのダメージカットが付いているのでお前は使用タイミングを選ぼうとするかもしれないが、その必要はほとんど一切無い。最終的に3ターン持続の防御バフを5ターンごとに張れるというよくわからないスキルになり、使っている時間の方がスキル切れの時間より多くなるので、「アッ防御バフが切れた!」みたいなタイミングで雑に使う……そういう感じでいい。但し、第二スキル(この後説明する)をじぶんにかける場合や、マスター礼装の緊急回避などを重ねて使う場合は、ダメージカットは無駄になるのでちゅういせよ。

 

 そして、第二スキル、「時に煙る白亜の壁」……恐らく、マシュの強化前にお前が一番世話になるスキルだ。これは、味方に無敵の護りを与え、ついでにナチョスを与える。そう……彼女も、ナチョスファミリーのいちいんなのだ。但しまだバイトなので10~20ナチョスを一体に与えられるだけだ。

 どちらの効果が本体なのか迷うところだ(状況によって変わるだろう)が、とにかくこれは完全にアタッカーをバンデラスにするためのスキルだ。敵の宝具ターンにこのスキルをアタッカーに使い、宝具クロスカウンター……そして、次のターンで最後に生き残ったアタッカーが相手を殴り倒す。

 このコンボは、お前のニューロンに強烈なかいかんを刻み込むだろう。しかし、最近は「無敵貫通」攻撃をしてくる、騎乗フィメール・タルサ・ドゥームとかもいるので、注意せよ。メキシコのジャングルを甘く見てはいけない。

 

 この2つのスキルの時点で、強化後のマシュは既にサーヴァント一人分のかつやくをしていると言えるだろう。バーサーカー相手でも等倍の相性や、出演コストがタダであることを考えれば、お釣りが出る。

 しかし、まだ2つの武器がマシュには残されている。この2つの連携こそが、ある意味ではマシュの本体だ。

 

 鍵は、第三スキル、「奮い断つ決意の盾」の使いどころだ。2つある効果のうちの一つは、ターゲット集中。1ターンしかないが、盾サーヴァントらしい能力だ。そして、もう一つは……「NP獲得量アップ」だ。

 慌て者のお前は、この文字を見た瞬間、腰抜けの効果だと思い込んでしまう。だが、それは愚かな過ちだ。マシュのテキストをよく見ろ。「NP獲得量『大』アップ」と書かれている。全く別物だ。

 どのくらい別物かと言えば、このスキルを使ったマシュが、ちょっと初手Aで3rdAするだけで高速詠唱みたいなナチョスの貯まり方をする。アーツチェインすら不要だ。アーツクリティカルなどしようものなら、一しゅんで宝具が使えるようになるだろう(但し被弾時のお情けナチョスは増えないので注意せよ)。

 このスキルの運用法は、2つある。一つは、ターゲット集中を生かして、敵のチャージが溜まった時に使い、第二スキルと合わせて単体宝具を完封すること。もう一つは……ナチョスをつくることだ。

 

 勿論、この2つを両立させるに越したことはないが、現実はそんなに甘くない。お前は常に選択をし、何かを捨て続けなければならない。そうしなければ、お前はメキシコでハゲタカの餌になる。

  しかし、マシュの宝具が使えるなら、彼女は凶悪なハゲタカやワイバーンからもお前を 守ってくれるだろう。お前を、メキシコで野垂れ死ぬ運命から救ってくれるだろう。

 その盾の名は、ロード・カルデアス。真の名は別にあるが、俺はそれを努めて秘する。だから俺は仮に「防御力アップ盾」と呼ぶことにする。マシュの「防御力アップ盾」は、その名の通り防御力をアップする宝具だ。そして、強化後には自分以外のこうげき力もアップする。つまり、ロード・バンデラスだ。

 

 ここまでで勘の良いお前は、マシュの第一スキルと宝具の効果が、一部被っていることに気付くだろう。それが意味することは何か。重ねて使えるのだ。

 FGOのきほんは、バフを重ねることだ。マシュが第一スキルと宝具を重ねがけした場合、受けるダメージは半分以下になり、そこから更にダメージカットで固定値が引かれる。恐ろしいことだ。つまり、もしマシュが二人いたら……そういうことだ。

 

 だから、マシュを使った戦い方には、ひとつの秘奥がある。それは、「耐久パーティー」、略して「耐久パ」だ。「パ」は決して、パラッパラッパーの略ではない。

 耐久パのメンバーとしては、まずマシュ。アンデルセン。そして、玉藻(フォックス)や、白い聖女、水着の王女(にゅうしゅ不能)、メディアリリィ、ナチョス屋の親父……ブリテン屋台の親父……あと、アステリオスや、時々ブーティカも加わることがある。

 具体的に組むと、こんな感じになる(あくまで一例だ。もっと効率的な方法もあるが、お前が自分で探して欲しい)。


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 このパーティーは、無慈悲な防御バフ(攻撃デバフ)の重ねがけと、HP回復手段、チャージ減少や無敵による宝具対策……そして味方のためのナチョスきょうきゅうやスキルチャージなどの戦闘時間加速手段、これらを複数人のサーヴァントで分担することによって成立している。

 もしも、先程あげたメンバーから適切な三人を組み合わせたならば。そこに生まれるのは、合計60~100%超くらい のバフをかけ続け(むしろかけすぎないよう注意する必要がある)、敵の攻撃を寄せ付けず、僅かに受けたダメージを回復し、戦場に立ち続ける。「敵を倒す」ことよりも、「死なない」ことを目的とした、タフすぎるこうせいだ。

 その戦い方は、俺が遥か前に俺が解説したアステリオスとよく似ている。と、言うよりも、「アステリオスの働きをパーティーで分散することで安定動作するようにしたもの」が耐久パである、とも言えるだろう。

 

 ただし、パーティーにアタッカーがいない場合、戦闘が100ターンとかになることがあるので、敵の命運よりも先に、お前のちゅうい力やスマッホのバッテリが尽きることがある。ちゅういせよ(そもそも、普通に戦った方が早い)。

  注意力と予備バッテリせえ用意すれば一見無敵に見える耐久パにも、弱点はある。最近は敵がバフやデバフの解除スキルを使うことが増えてきた。バフを解除されれば、お前の耐久パはメキシコに丸腰で佇むことになるだろう。その場合、耐久パをベースにアタッカーを追加する等、改造が必要になる。

 そして何よりも、天敵が居る。それは、コイツだ(画像はタフなフレンドの天草四郎だ)。

 
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 この天草四郎の宝具は、バフ解除能力を持っている。しかも厄介なことに、バフ解除をしてから全体攻撃を撃ち込んでくるのだ。あと、ナチョス系スキルを持っているし、本体クラスがルーラーなせいで攻撃が半分しか通らない。

 もしもお前がクエストで天草四郎を見かけたら、まず真っ先にすることは島原の乱のちん圧になるだろう。

 

 

 マシュは誰もが持っている、ほとんど最強の盾役サーヴァントだ。そして、耐久パというのは、メキシコで死なないための、(少なくとも今のところ)究極の手段だ。これが俺の今回言いたいことだった。

 しかし、耐久パに向くサーヴァントには、性能的な縛りがある。お前は、お前の好きなサーヴァントで戦うことを諦めねばならないかもしれない。

 或いは。サーヴァントのレベルを上げ、再臨をし、スキルのレベルを上げ、パーティーを最適化し。幾つものメキシコを救った果てに、あらゆる策を尽くしても、勝利に手がとどかない日がお前に訪れるかもしれない。

 俺は次回。このブロゴシリーズの最後に、その時の話をする。