考えるタケノコのブロゴ

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ニンジャスレイヤーのまじめなレビュー2

思い付きで書いた拙いブログが思いの外好評だったので、調子に乗って幾つか書き忘れた部分・敢えて端折った部分について補足をしようと思います。前回の記事を読んでいることを前提とする部分があるので、ご注意ください。

ニンジャスレイヤーTwitter公式:https://twitter.com/NJSLYR

(肝心のニンジャスレイヤーTwitterアカウントのURL。これも忘れていた!)

 

補足その①読み方編 ~ニンジャスレイヤーってどう読むの?~

ニンジャスレイヤーの読み方は、大きく分けて2つ。本とTwitterです。其々について見ていきます。

①本

本です。書店で買います。Amazonで買っても構いません。

ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上1

ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上1

 

分厚さ国語辞典級。現状(2014年6月)で第一部全4冊と第二部6冊(全8冊予定)。全部集めると、確実に本棚一段を専有します。しかも、値段は(今のところ)全巻税抜き1,200円で据え置き。とてもお安い。

 

残念ながら電子書籍は現在出ていません。ただその代わりに、一部書店・Amazonエビテン(KADOKAWA系作品の通販サイト)では様々な特典付きバージョンが販売されています。何故なら、ニンジャスレイヤーの本文はTwitter上で大半が読める。つまり、書籍は「ファンアイテム」だからです。

その中で一番大きいのは『ebtenDXパック』。その実に販売価格 4,000~5,000円と実に書籍の3~4倍のお値段を誇る特装版です。いわばゲームの「限定版」。但し、このDXパックにはファンアイテムが大量に付属。ニンジャヘッズにとっては「価格以上の価値がある」と言って間違いの無い逸品なのです。

内容の一例(ニンジャスレイヤー ピストルカラテ決死拳ebtenDXパック)

http://ebten.jp/p/7015014022501/

ご覧のとおり、「作中人物が付けているアクセサリー」「キャラクターモチーフのグッズ」はおろか「作中企業のグッズ」などやりたり放題です。グッズのクオリティも実用に耐えるレベルで高く、最近ではDXパック特典グッズのみのバラ売り通販も行われているとか。

 

次いで『ドラマCD付特装版』。こちらは常に出るという訳ではありませんが、節目節目に刊行されています。お値段は見ての通り2,000円ほど。勿論物理書籍本体も付属する、「ドラマCD 」としては有り得ない値段の商品なのです。

ニンジャスレイヤー 聖なるヌンチャク 【ドラマCD付特装版】 (キョート殺伐都市)

ニンジャスレイヤー 聖なるヌンチャク 【ドラマCD付特装版】 (キョート殺伐都市)

 

 しかも、キャストは超豪華。ニンジャスレイヤー役は森川智之。ライバルのダークニンジャ役には速水。メインキャラは、アニメに多少詳しい人なら一度は必ず聞いたことがある有名声優で固められているのです。

 

 この2つ外にも、書籍発売時には一部書店で購入特典が付いたり、Amazonでポストカードセット付属版などが販売されたりしたこともありました。物理書籍と連動した様々なキャンペーン展開も精力的に行っており、書籍が「ファンアイテム」であることを強く意識しているように思います。

あと、電子書籍は出ていない、と書きましたが余湖・田畑組のコミカライズ版についてはKindle等で電子版も出版されています。

 

Twitter

ニンジャスレイヤーの本家本元、Twitterです。漫画で言うなら物理書籍は単行本、こちらは雑誌連載です。これは、大きく分けて4つの間口があります。

1.togetter

togetterです。ニンジャスレイヤー公式アカウントが呟いたツイートを、有志がエピソードごとに纏めたものです。とはいえ、各々のエピソードまとめは独立して存在しているため、読むためには非公式wikiからのリンクか、有志による「まとめのまとめ」であるニンジャスレイヤー掲載順まとめ、あるいは第三部の途中まではニンジャスレイヤーの公式サイト(書籍化以前の公式サイト)『ネオサイタマ電脳IRC空間』を参照する必要があります。

ニンジャスレイヤーwiki内エピソード一覧/第1部:http://wikiwiki.jp/njslyr/?%A5%A8%A5%D4%A5%BD%A1%BC%A5%C9%B0%EC%CD%F7%2F%C2%E81%C9%F4

ニンジャスレイヤー掲載順まとめ:http://togetter.com/li/273636

『ネオサイタマ電脳IRC空間』エピソード一覧(第1部):http://d.hatena.ne.jp/NinjaHeads/08930110/1291998528

 

……要するに、ニンジャスレイヤーをTwitter(togetter)で読むのはやや面倒くさい、ということです。記事のPart1で悩んだら書籍、と言ったのもそういった理由があります。

2.専用アプリ

 しかし、ニンジャヘッズ達は挫けませんでした。見づらいtogetterの仕様に甘んじること無く、DIY(Do It Yourself)の精神でニンジャスレイヤーを読むためのアプリを開発したのです。全エピソードを一覧表示したり、既読をチェックしたり、ブックマークを入れたり、読み上げたりと様々な機能がついていて大変使いやすいです。

Android端末用『NJSLYR Reader』:https://play.google.com/store/apps/details?id=ninja.slayer.NJSLYR_Reader

iPhone用『NJRecalls』:https://itunes.apple.com/jp/app/njrecalls/id791217018?mt=8

 

……但し、あくまでファンの開発・運用するフリーウェアであること。そしてtogetterのまとめを利用する仕組みなので、togetterの仕様変更で一時的に使用不能となるリスクを念頭に置いてお使いください。。

3.twilog

有志によるtogetter纏めが確立する以前は、@njslyrアカウントのTwilogが利用されていました。現在ではエピソード単位で分割されたtogetterの方が便利なため触れられることは少ないです。

しかし、@njslyrアカウントで呟いた全文が即座に検索出来るメリットがあるため、読み進めていく途中で「このニンジャ、前に何処で出てきたんだっけ?」など気になることが出てきた時には、非公式wikiと並んで頼りになる存在となるでしょう。

4.リアルタイム連載

先程ニンジャスレイヤーのTwitter連載を雑誌連載に喩えましたが、まさにその実況中継。リアルタイムで翻訳チームが投下するツイートを、リアルタイムで実況するいわばニンジャスレイヤーの最前線。読み方は簡単。自分のTwitterアカウントを作り、ニンジャスレイヤー公式アカウントをフォローする。そして、公式アカウントが更新を始めたら、ハッシュタグ「#njslyr」を付けて感想をつぶやきます。

そもそもの更新開始時間が大雑把(更新の前兆として「◆○◆」←こんなマークが飛ぶことはありますが)、終了まで数時間かかる、など参加のハードルは高いですが、そのライブ感は他の楽しみ方の追随を許しません。

一応、ハッシュタグ「#njslyr」の使用のガイドライン等注意事項があるのでご注意ください。詳しくはtogetterまとめ参照。

 

更新に慣れてきたら、タグで実況してる他のニンジャヘッズや、様々な@njslyr周辺アカウントをフォローしているのも面白いかもしれません。この辺は例によってニンジャスレイヤーwikiに丸投げ……しようと思ったができない!仕方ないので以下に主要なものを列挙します。

翻訳チームが様々な目的に使うアカウント:@diehardtales

ニンジャスレイヤー再放送用アカウント:@njslyr_r

コミカライズ版ニンジャスレイヤー(余湖・田畑版)連載アカウント:@njslyr_ukiyoe

他にも『グラマラス・キラーズ』や『NINJA SLAYER 殺』の連載が各雑誌の公式アカウントで行われることがありますが、重要告知は概ね@njslyrでリツイートされるため、その都度追いかけていけば問題無いでしょう。

番外 英語版ニンジャスレイヤー

……さて。ここまで「日本語の」ニンジャスレイヤーの読み方を紹介してきました。しかし、ニンジャスレイヤーは翻訳小説。そして、今や台湾・韓国でも書籍が発売されるグローバルなコンテンツなのです。なら、当然の疑問「何で原語版が無いの?」が出てくるでしょう。

あります。

まず、ニンジャスレイヤーのFacebookアカウントにおいて『ゼロ・トレラント・サンスイ』が掲載中。

https://www.facebook.com/ninjaslayer.jp

更に『Tokyo Otaku Mode』サイト内にて、複数英語版エピソードとコミカライズ版が公開中なのです。

http://otakumode.com/sp/ninjaslayer

これで、ニンジャスレイヤー開始当初から繰り返しなされてきた主張「原作者なんていないんだ!」にも終止符が打たれたと言って良いと思います。……多分。



補足その②キャラクター編 ~ニンジャスレイヤーって誰?~ につづく?