考えるタケノコのブロゴ

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新たなマシュと向かい合え

※このブロッゴにはFGO第二部のネタバレが含まれている。あと、ドリトスのはつめい者は実はテキサス人だ。※

 

 よく来たな。俺はジョン=スパイラル・グッドスターだ。

 今日の記事を始めるまえに、お前は俺に言いたいことがある筈だ。

 そう、「浅上藤乃の記事はどうした?」と。

 だが、俺は彼女の記事を書くつもりはない。少なくとも、当面の間は。

 俺は、いままで、サーヴァントしょうかい記事を書くときに、実は、ある種の割り切りをしてきた。レベルはカンストさせる。スキルレベルはなるべく上げる。絆は5まで上げる。そこで発揮できる性能こそが、お前のカルデアでも役に立つ性能なのだと。どこかで、そう妥協をしてしまっていた。

 俺は、推しベイブについて書こうとしたとき、そのことに気付いた。

 「もっと先まで行けるんじゃないか?」「こいつの可能性はこんなものなのか?」と俺の思考はボラドーレスめいてぐるぐる回り始め、ひとことで言えば、れいせいでいられなくなり、記事が完成しなくなった。完成しない文章は、無いのと同じだ。

 もしも、お前がじぶんの力では語りえぬものと向かい合った時、そこには二つの道がある。一つは、力の限り言葉を費やし続けるか。それとも、沈黙するかだ。俺は結果的に後者を選ぶしかなかった。

 それが、俺が腑抜け、このブロッゴの更新が滞っていた情けない理由だ。あと、今回はあの牛についての話もしない。次に出てきた時こそ、カルネアサダ記念日にするとだけ言っておく。

 

 そこから立ち直るため、俺はひとまずメキシコに旅立ち、ドリトスを買い、そして塩漬けしていたサーヴァント記事シリーズ原稿を書き直してこうかいすることにした。そうこうしている間に、月日は流れ、お前は老いて、死んでいった。

 いや、じっさい、そこまでの時間は経っていない。しかし、けっきょくは同じことだ。俺もお前も、同じ人間でいつづけることはできない。人はだれしも、コナンのえいが(注:少年探偵ではない)に出てくる回すやつを回しているうちに、屈強なシュワルツェネッガーになる。

 それは、バンデラスでも同じだ。別にブラック・バタフライとかいう日本未公開映画のはなしとかをする気はない。マシュの話だ。 
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 第二部で、マシュのせいのうは大きく変わった。だが、別にオプティックブラストとかいう罰ゲームみたいな能力を得たわけではない。むしろ、いろいろなものを失った。5ターン中3ターン張れるインチキみたいな防御バフや、あっというまに100ナチョスたまる第三スキル。そして、ナチョス供給能力……何もかもをなくしてしまった。

 まぁ、「バトルキャラ」からコスチュームを変えれば元に戻るのでべつに心配しなくていいのだが、今回は新しいマシュとのつきあい方をかいせつすることにする。
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 はじめる前に一つ、言っておく。新しい、マシュ・オルテナ……オルタナ……マシュ・オルチャータは、今までのマシュとは別の飲み物だ。コーラとルートビアくらい違う。せいのうをあれこれ言う前に、お前は、FGOにかんして一つ思い出すべき原則がある。

「同じ効果のスキルを、たくさん持ってるヤツは強い」。

 その原則だ。もしかすると言ったことがなかったかもしれないが、気にするな。マシュ・オルチャータは、ターゲット集中スキルを2つもっている。それぞれ1ターン、あわせて2ターンだ。

 これを聞いて、「3ターン集中のゲオルギウスを使えばいいのでは?」と思ったお前、そう、そこのお前だ。お前は、間違っていない。だが、不十分だ。勿論、マシュのしゅつえんコストがタダだというのもある。0と4はすごく違う数だ。だが、それだけでもない。

 「3ターン使えるスキルが1つ」と、「1ターン使えるスキルが2つ」は、ぜんぜん意味が違う。お前は、スキルを好きにオンオフできるのだ。常時垂れ流しのオプティックブラストとは違う。

 ターゲット集中の使用タイミングを選べることは、要するにヤバい攻撃をかくじつに2回、防げるということだ。ここでのヤバい攻撃というのは、だいたい単体宝具と同じ意味だと思って貰っていい。但し、宝具を防ぐなら、第三スキル「悲壮なる奮起の盾」を必ず先に使うべきだ。

 理由は、単純だ。片方のスキルには無敵がついているのに、もう一つのスキルには無敵も防御バフもついていない……これが示す現実は、一つ。スキル・アンド・ダイ……メキシコのむじひなしんじつのひとつだ。つまり、2回目のターゲット集中……第二スキル、「アマルガムゴート」を使っているときに、マシュは死ぬ。宝具を受ければかくじつにだ。ナチョスはお情けで貯まるが、それを使うより早く死ぬだろう。だが、それでいい。すぐ死ぬか、後で死ぬか。その違いだけだ。お前に出来るのは、それを無意味なものにするか、そうでないかの選択だけだ。

 ……だが、これが、あの戦いを生き延びた後の彼女の在り方だとするならば。それはなんと残酷なことではないか。

 

 ……話を戻そう。宝具については、積極的に使うよりむしろ、ダイする前に「置き土産」として使う運用になるだろう。シールダーというクラスのおかげで、うまいことナチョスを焼けば命が燃え尽きるより早く100ナチョス貯められることが多い。勿論、礼装でサポートすれば安定する。

 宝具はキャメロットが猥褻物指定された以外にも、地味にダメージカットが回数制になった代わりに5ターン持続になったので、少しテクニカルだがナチョスアシストで宝具を先に撃ち、通常攻撃は宝具効果で捌いて要所でターゲット集中する、という運用もなかなか良いだろう。

 お前は概念礼装というとすぐにポートレート爺をつけたがるが、今回のマシュはスターティンッグメンバーに入れた場合、高確率でアタッカーバンデラスより先に死ぬので、死んだ後に効果を発揮する礼装も選択肢に入る。何故かこの手の礼装はイベントメキシコ限定が多いので、持っていれば、の話になるが。

 そうでなければ、血液袋ライオンとか、普通にナチョス系礼装とかを積んでおくといい。

 

 ……あと、第一スキルの「バンカーボルト」については、せつめいが長くなる割に効果がそこまででもないので、省略する。単純に、マシュのバスターにスターが集まったら使う、くらいの感覚でいいだろう。但し、「一回目のB」にしか効果が付かないので、二枚Bを使うときはちゅうしろ。

 

 こんかいの記事を一言でまとめれば、「戦線にとどまる」というよりは、「どうやって死ぬか」を考えるようになった。それが、マシュ・オルチャータだ。こんかい俺が言いたいことは、三つ。

①新しいマシュは別のサーヴァントと思え。

②第3スキル→第2スキルの順で単体宝具を防げ。

③宝具(できれば)と礼装で、残った味方をサポートしろ。

④第1スキルはてきとうにつかえ。

 4つだ。これだけだ。

 

 (7/23ついき)

 「実際運用すると、宝具の二回目を受けさせるのは難しい」という意見があった。

 敵が一体の時などは確かに難しいので、もし第2スキルを切っても生き延びてしまった場合は、第一スキルで火力を水増ししながら宝具を目指す運用になる。

お前はメキシコを駆け抜けろ

 またせたな。俺は、ジョン=スパイラル・グッドスターだ。ブロッゴを書くのはずいぶんと久しぶりになってしまったが、その間も俺はゆだんなく己の内なるメキシコと対話し続けていた。もちろんパシフィック・リムも見に行ったし、レディ・プレイヤー・ワンも見てきた。あと、ついでにブロゴの出張きじとかも書いていた。

 どうやら、おれもつかっているブーブスとかいうサイトでドリトスを課金すると読めるらしい。但し、間違ってアップルポイントや▶みたいなカードを買わないようちゅういする必要がある。

 

 それから、あとはなんか『黄昏のブッシャリオン』がコミカライズしていた。今すぐコンプエースすればまだ間に合うので、すぐに7月号8月号するといい。「電子書籍があるからいいや」などと油断していると、お前は未来永劫このコミカライズを読めなくなり、そして静かに老いて死んでいくことになる。間違いなく、今月じゅうにコンプエースすべきだ。確実にだ。

 

 さて、ようやく本題だ。俺は、どこかのアップライジングするやつのチリソースのくだりみたいなことを長々やる気は別にない。しかし、これだけ悠久にも等しい時を開けてしまうと、復活するにも手間がかかるし気を抜くとすぐリブートされることになる。そういうことを避けるためには、儀式が必要なのだ。そして、儀式はもう終わった。

 

 本題というのは、FGOのイベントのことだ。ハン・ソロ外伝みたいなやつがアレした後でタトゥイーンのポッドレースの話をするのは宗教的にデリケートかもしれないが、俺はとくに気にしないことにした。

 今回のイベント……怒りのデス・レース(多分こんなタイトルだった)は、プロローグだけクリアすることでアップルが貰える人道的仕様になっている。あと、クエストをクリアすることでおうえんポイントがたまり、ブーストアイテムを入れるとさらに応援ポイントがたまり、お前の車のエンジンは火を噴く。そして、応援ポイントに応じて、ラウンドが終わるごとにケサディーヤ・ポイント(QP)が貰える仕組みになっている。

 順位とか素材とか難しいことを考えると、たぶん頭がばくはつするので、今回のイベントでやるべきことを簡潔に書く。

 

・プロローグをクリアしてアップルをてにいれろ。

・ブーストアイテムを使ってクエストを回れ。アイテムが足りなければ買え。

・パーティーには特攻サーヴァントをぎっしり詰めろ。但し、欲張りすぎるな。

・そして、コンプエースを買え。アンケートを出せ。

 

 ひとまず、俺が言いたいことはこれだけだ。

 こんかいの復刻イベントの高難度クエストは因縁の相手なので、たぶんそのうちまた更新すると思う。

 いじょうだ。

お前は空の境界でアップライジングしろ

 よく来たな。俺はジョン=スパイラル・グッドスターだ。

  俺のカルデアはここ最近、チョコの代わりにドリトスをすごい勢いで生産し、幾つもの星をメキシコ化テラフォーミングしてきたが、そんなことはどうでもいい。高難度クエストも、なんか借りてきたマーリンとかマシュとかとタゲ集中役とアタッカーを並べればクリアできる感じだったので、俺はいちいち記事を書くまでもないと判断した。

 そして、バレンタインで浮かれているお前は、すぐさま次の都市型メキシコへと叩き込まれることになる。

 イベントの名は、空の境界コラボ……そのキーパーソンは……この、両儀式だ。
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 交通事故などでFateより前の記憶を失ったお前のために、俺は空の境界両儀式について話しておくことにする。これはしんこくなダメージを齎すかもしれないが、『空の境界』は2001年の作品で、もしかするとこの時お前はまだオムツでハイハイしていた可能性すら存在するからだ。

 主人公の両儀式は、実は少し特殊なキャラクターで、実家がマフィアで、二つの心で一つの身体を動かしていた。察しのいいお前には、これが何を意味するかもう分かるだろう。

 そう……ドリフトだ。

 おまえは一人では腰抜けかもしれない。だが、イェーガーに乗ればハリケーンと戦うこともできるし、勝つこともできる。ぐたい的には、パシフィック・リムを冒頭15分とかだけでいいから見ろ。

 両儀式の二つの人格、式と織があり……ややこしいので、俺は仮にここではローリーとヤンシーとするが、ヤンシーはKAIJUとの交通事故で死んでしまい、それ以来、ローリーはイェーガーに乗れなくなってしまう。

 しかし、ドリフト状態でヤンシーの死を経験したことで、ローリーには死を感じる力……つまり、敵を即死させる能力が宿るようになったのだ。つまりこれは、詳しい原理をせつめいすると長くなるが、心がメキシコに旅立ったということだ。

 一度KAIJUを殺した者は、そのうんめいから逃れることはできない。人を一人殺せば、その先に意味はなくなるかもしれない。だが、KAIJUは襲ってくる。太平洋の裂けめとかではなく、主にオルレアンとかでだ。

 両儀式はメガネのマッドサイエンティストやペントコスト司令と共に色々な能力を持ったKAIJUに立ち向かわなければならなかった。結果として、なんか橋が壊れたり(これについては後で詳しく書く)、腕がもげたり、タンカーをバットにしたり、ビルを解体したり、色々なことがあった。 

 これが、空の境界の大まかな粗筋だ。詳しく書くと、伝奇モノの歴史とかなんか色々複雑なことがあって止まらなくなるので、このくらいで置いておく。

 

 「そんなことより、このデンジャーなジプシーの強化パーツスロットは幾つなんだ」みたいなことを、スパロボ漬けになったお前は考えるかもしれない。

 そのお前には、俺は4つの言葉を贈ろう。星四、アーツ、単体アサシン、宝具5……バンデラス。それだけだ。わからないお前にせつめいすると、FGO両儀式は、かなり便利でつよいだということだ。

 じゅんに説明しよう。

 FGOで一番大事なものはなんだ?

 そう、クラス相性だ。もしそれ以外の答えしか知らないなら、お前は棒で寸止めするやつを百人くらい組手して、クラス相性の大切さを知らなければならない。

 実装当時、単体宝具アサシンはとても貴重で、星4ではほとんどいなかった……などという話をする気はない。単純に、両儀式をパーティーに入れるだけで、一定の規則性を持った間隔で襲ってくるドラゴンとかいう名前のカテゴリー4を、腕のなんかすごい剣で真っ二つにできる。一種の用心棒と思えばいいだろう。

 扱いはとても素直で、単純だ。

①第三スキルは、なるべくすぐ使え

②第一スキルは宝具にタイミングを合わせろ

③Qで星を出してクリティカルしろ

 以上だ。かんじんの即死がオマケみたいになっているが、気にしてはいけない。ゲームという名のメキシコでは、よくあることだ。

 とにかく、「イベント鯖なのに優秀」とかいう次元ではない。「使いやすい星4バンデラスが何故か無料配布で宝具5になる」と思うべきだろう。しょしん者は絶対に育てるべきだし、イベント中は連れまわすべきだ。

 

 最後に、イベントの原理について少しだけ説明しておく。空の境界イベントはミッションクリア式で、なんか「スライムを20体倒せ」「このアイテムを10個あつめろ」みたいなお使いを達成していくと、小遣いがもらえたり新しいミッションやクエストがアンロックされたりする仕組みになっている。イベント礼装の付け替えとかくわしいルートとかは長くなるので、攻略Wikiとかを確認しろ。

 そして……そのクエストのなかに、駐車場がある。FGOの駐車場は、車を止める場所ではない。お前のカルデアがいつも枯渇している、ケサディーヤ・ポイント(QP)を稼ぐ場所だ。しかも、いつもの金庫破りよりも楽にだ。

 といっても、不動産投資の話ではない。いまの時代、取り敢えず駐車場にしておけば固定資産税くらいは払えるとか、そんな甘い話はないのだ。お前は式とか「両義式」(剣が付いてるほう)とかニトクリスとか(即死が大事だ)でラプンツェルを難度も即死させなければならない(式を育てるべきなのは、このクエストも関係している)。

 ラプンツェルをたおすと特殊な景品がドロップするので、それを表向きは関係ないことになっている店に売り捌けばQPがドカドカ手に入る。この仕組みはリーガルなのであんしんしろ。

 

 空の境界イベントは、もう始まった。お前は、式を育て、QPを稼がねばならない。俺の言いたいことは、それだけだ。

 その先には、もしかすると、様々なイベント……第二部……そして、「パシフィック・リム:アップライジング」が待っているのだから。

 今はただ、備えよう。

 

 

 ……と、何事もなければ、俺はここで記事を終える筈だった。平和にイベントを周回し、バーフバリをまた見に行く筈だった。

 はっきり言って、俺も油断をしていた。FGOはメキシコだ。決して、万一にも、「復刻イベントだから」などと気を緩めるべきではなかった。

 そう、浅上藤乃が実装されたのだ。

 この女だけはいけない。しかも限定だ。俺は、これからドリトスを買い占め、ドリトスガチャを回さねばならない。そして……記事を書かねばならない。

 上手くいくかはわからない。だが、それしかないのだ。

 

(追記)

 駐車場については、礼装が揃っていないと美味くはない、というのを言い忘れていた。すまない。

 

(追記2)

 高難度クエストについて。

 「スゴイアーチャーデコロス」みたいなパーティーは巷に溢れているので、少し違った編成を俺はnoteしておく。

 
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 これはつまるところ、以前取り上げた戦法スイッチング編成で、前衛が左側のキリエレフト担当、後衛が耐久パーティでの式削り担当という役割分担がされている。

 

 まず、前衛の式がエジッソンの概念改良と宝具チェインをかけて左側のキリエレフトを即死させ、ダビデの宝具チェインでさらに削る。

 そのあとは剣式の宝具で全滅し、ゲストサポーヨをアタッカーにして、マシュ、アンデルセンで耐久するのが基本の型になっているが、エジソンが早死にしたり(これは根本的な対策はない)、ダビデ野郎が何故かしぶとく生き残ることもあるので、そういった入れ換えの上手く行かない場合はオーダーチェンジするか、またはゲストサポートを集中的に守りながら敵を削っていくことになる。セイバー式の宝具が溜まったら、ガンドをかけてガッツ発動した後のキリエレフトを削るとよい。

 ゲストは第三スキルを使っている状態ではかなり生存力が高いので(これは次の記事で取り上げる)、その切れ目をスキルで守ってやれば簡単に最後まで生き延びる。

 注意事項としては、即死が通らなかったら撤退すること。敵のチャージコントロールが重要なので適度にバスターを挟みながら殴ること。そして、宝具に無敵貫通スキルが乗らないよう祈ることだ。無敵貫通スキルさえ乗らなければ、マシュやダビデのスキルでゲストサポートを生き残らせることは容易い。

 尚、エジッソンは「地球はひとつ」みたいな感じの尼さんの礼装を式につければ実は不要になるので、代わりに宝具を撃ちやすいアーチャー(アーラシュとか)を適当に入れておけば、かなり楽になるだろう。

 

 それでは、お前のけんとうを祈る。

お前は、塔を登れ

 よく来たな。俺は、ジョン=スパイラル・グッドスターだ。

 今回はとにかく時間が無いので、今やっている塔イベントの攻略を要点だけまとめる(もし復刻とかされた時に、使いまわせるようにだ)。

 

・完走しようと思うな

 こんかいのイベントでは、ドリトスもアップルポイントもほとんど使わない。その代わりに吸い上げられるものは、FGOで一番だいじなリソース……お前の時間だ。塔は200フロアある。1フロア10分で駆け抜けたとしても(実はこれは、後に書く理由でかなり楽観的な見方だ)、33時間かかることになる。

 もしお前が「あと二日あれば計算上行ける……!」と思っても、ほぼ確実に何らかのアクシデントが起こって死ぬことになるだろう。メキシコは決して甘くない。だから、無理だけはするな。

 

・サーヴァントをすばやくそうてんしろ

 今回のイベントではサーヴァントが全体的に腰抜けで、一回バトルに勝つと「早く温泉に入りたい」などと言い出すため、迅速にベンチ送りにする必要がある。戦闘に見かけ以上に時間がかかるのは、このためだ。

 もしお前がかなりの数のバンデラスを所持しているなら、サーヴァント全てが力尽きる前にお前が力尽きることもあるかもしれない。しかしそうでないなら……サーヴァントを育てなければならなくなるだろう。この場合、色々なクラスのアタッカー(できれば全体宝具を持ってるやつ)を分散して育てる必要がある。

 俺は既に何度も言っているが、FGOではクラスはどんなバフより重要だ。低いうちはバーサーカーでもいけるので、スパルタクスとかエイリークとかが敵を焼いてるうちにアタッカーを育てろ。

 

ナチョスが命だ

 速度が命の今回のイベントでは、ナチョス供給が命を分ける。しかも、自前ナチョス鯖はすぐに温泉リタイアして使えなくなってしまう。

 一つの方法として、あのスターがやたら出るアニメ化した悪の科学者礼装を2~3枚して袋叩きにするといものがある。しかし、これはお前が金色の高レアサーヴァントをたくさん持っている場合に有効なものだ。編成の入れ替えも適当にやればいいので楽だ。

 そうでないお前は、どうしてもナチョスを貯めてナチョス・ファンタズムに頼るしかない。ポートレート爺は何枚持っている?1~2枚持っているなら、そいつをアタッカーに仕込んで、礼装でナチョスブーストすればいい。アタッカーだけ入れ替えて迅速にナチョスしろ。1の位が5、9フロアは2Waveのことがあるので少し気をつけろ。なので、アタッカーは二人用意するといい。うち一人は単体宝具のほうがいいこともあるが、いちいち考える暇が惜しいので、できるなら全体宝具でゴリ押ししろ。削り残しは、クリティカルで片付けろ(スターが出る宝具、なんかヒット数が多い宝具は、後々のためにも押さえておくとよいだろう)。


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 だが、もしお前のカルデアポートレート爺がひとりもいない場合……お前は、慈悲を捨てなければならない。

 使うものは、龍脈(もしくはカルデアの見学)、そして……この前のイベントで配れられた礼装、『慈悲なき者』だ。黒い方のジャンヌダルクは多分メキシコ人なので、味方が死ぬと葬式ナチョスを配る習性がある。この礼装を、まだ育てていないサーヴァントに付ける。できるならターゲット集中が付いているやつがいい。そうすると迅速にダイ&ナチョスすることができる。

 龍脈の50ナチョス、お前が配る20ナチョス、そして15~20の葬式ナチョス……あわせて85~90ナチョスだ。あとは、味方がやられるまでに10~15ナチョスを稼げばいいだけだ。これで、かなり迅速に塔へふほう侵入することができるようになる。


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 この例は少し育ちすぎだ。

 

 そういえば温泉などというシステムがあるが、俺は使わなくても進められたので、こまかいことは知らない。

 

・高難度クエストはまじめにやれ

 今回は100フロアクリアでこうなんどクエストが出てくるが、それより重要なのは10フロアごとのボスだ。ここだけは、真面目にパーティーを組まないとクリアできない可能性がある。

 とくに酒呑童子はボスとして出してはいけない性能をしているので、BBやメディア(リリィ)、ジャンヌ……或いはジェロニモのような、デバフに対策できるサーヴァントをとうにゅうするのがよいだろう。

 

高難度攻略については後で追記する予定だ。今回俺が言いたいのは、ナチョスの有無で攻略速度が変わること。そして、お前はリアル時間とうまく付き合っていくひつようがあること。そのうえでバーフバリを見に行かねばならないこと。このみっつだ。いじょうだ。

 

(追記)

①高難度クエストについて

 火力礼装を持たせた全体宝具ランサーに、ナチョス屋の親父と盾役を添えて焼け。残念ながら、今回はクーフーリンシステムでは間に合わない。

 

②100階より先について

 ターン数をかけるか、高レア全体宝具を惜しみなく乱射しなければクリアが難しくなってくる。待っているのは時間との戦いだ。

 高レアの層が薄い場合、または2Waveクエスト(5、9階)の場合、単体宝具バンデラスとクリティッカルを使って削るパーティーの採用が視野に入ってくるだろう。

 

(追記②)

 俺は、200Fを上りきった。そして最後は、俺のしんじるサーヴァントだけをたんじゅんに並べてフィニッシュした。

 ほんらいなら、火力礼装持ちを盾で守るとか、そういう攻略(こと)を書くべきなのだろうが……知ったことか。俺は、俺の思うようにイベントを完走した。それだけだ。
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 結局のところ、俺のこんかいのイベントの周回は次のような形に落ち着いた。

さいしょ:全体宝具バンデラスにポートレート爺+マスター礼装

まんなか:高レアバンデラスに悪の科学者の欠片(or火力礼装。統一すること)×3

さいご:全体バンデラスに凸火力礼装+適当な鯖に悪の科学者の欠片×2

 後ろ二つの場合は、スター集中スキルとかを持ってるやつが便利だ。

お前は塔を登ってもいい

よくきたな。俺はジョン=スパイラル・グッドスターだ。

贋作イベント……カルデアの短い春が終わり、苛烈な冬が来た。

そう、鬼楽百重塔。嘗てないメキシコの冬だ。

このイッベントには、出撃制限という特殊な仕様があり、酒呑童子テキーラにやられたサーヴァントは、一定時間たたないと復活しない。「出撃制限?好きなバンデラスで攻略できない!ファック!」などと思うかもしれないが、このイベントは総力戦で、つまりお前は指揮官だ。

つまり。お前は、いつものケリー二等兵ではなく、カルデア全体のことを考えた将軍に……いや、偉大な王にならなければいけない。

そう、バーフバリのような偉大な王にだ。バラーラデーヴァではいけない。

しかし、お前に頼れる友はないない。

そう……なにより重大なのは、今回のイベントではフレンドが使えないことだ。お前をたすけられるものはない。お前は、己の絆だけで戦わねばならないのだ。

 

だから、俺は敢えて言う。お前は、今回のイベントにさんかしなくてもいい。

FGOのイベントは小学校の強制参加お楽しみ会ではない。お前が一日中タコ焼きを焼いていた、甘酸っぱい思い出の一切ない文化祭でもない。

別に楽しめなければ、やらなくていい。そういう自由がある。

だから、イベントに参加しないなら。空いた時間で代わりに、バーフバリを見に行って欲しい。

 

だが、もしもこのイベントに挑み、頂を目指す覚悟があるのなら。俺は、それを応援する。

決めるのは、お前だ。今日のところはいじょうだ。

だが、俺はイベント中に必ず戻ってくる。必ずだ。

 

(1/27 7:23追記)

  俺は、いくつか訂正しなければならない。今回のイベントはAP消費が少ない。そして、凄まじい勢いで素材が出る。だから、種火とか、金庫破りとか……そういうもののついでにでも、登っておくべきだ。

 そして、何より。イベントに参加する場合でも、バーフバリは必ず見るべきだ。

俺は、コミケに本を出した

 明けまして、よく来たな。俺はジョン=スパイラル・グッドスターだ。

 俺は2しゅうかんくらい前のコミケっとで本を出した。俺は無計画だった。無軌道だった。1日くらいでカルロスに無理矢理絵を描かせ、俺は3日くらいひたすら原稿をした。

 できあがったのは、28日の昼だった。俺はコミケの前日にセブッンイレブンに走り、店員に万札を五百円玉に両替してもらってコピー機を占拠し刷りまくった。帰りに文房具屋で中綴じできるホッチキスを買い、あとは一人でひたすら製本した。たぶん75部くらい作った。そのあとドリトスを食べて寝た。当日、今回はサークル申し込みをしていなかったので、カルロスのスペースに預けた。全部売れた。売り上げは印刷費を引いてカルロスと山分けした。

 これが、二週間前にあったことだ。

 とにかく全部売れたし、福袋とかもあったので、俺は原稿に手を加えて公開することにした。

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 このPDFをセブンコピーで印刷し、中綴じ製本すれば本になる……かとも思ったが、手を加えているうちにページ数が増えたのでならない。もしどうしても本にしたければ、てきとつな白紙を表紙裏とかに挟めばなんとかなるかもしれない。

 今回はいじょうだ。イベントの記事は、また今度だ。

俺は、コミケに本を出す

 よく来たな。俺はジョン=スパイラル・グッドスターだ。クリスマスが終わり、第二部が始まり、そしてスター・ウォーズが公開された。

 だが、俺が今日やって来たのは、お前に告知をするためだ。

 

「逆噴射(メキシコ)でわかるFGO EPISODE.Ⅱ 〜バンデラスの攻撃〜」
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 それが、本のタイトルだ。別にサーガにするつもりはないが、初心者向け教科書だった前回と違い、今回は、いわゆるメインバンデラスと呼ばれるサーヴァントに絞った本になった。だからページ数も少なめだ(表紙込み16p予価200円)。

 あと、絵は前回に引き続きカルロスに頼んだが、かなり無理をさせてしまったので彼は今憩っている。

 

 万事が上手く行けば、コミケ1日目G04aに本がならんでいるはずだ。残念ながら俺はいないだろうが、よろしく頼む。