考えるタケノコのブロゴ

世界的ムーヴメントを引き起こしつつあるTwitter小説ニンジャスレイヤーを世に広めつつニンジャ真実に迫り、ついでに1000DHNJSPをゲットするブログス

タイプムーンといにしえの何か

 よく来たな。俺は、ジョン=スパイラル・グッドスターだ。俺が居ない間に、似たようなブロゴが誕生するなどしたようだが、

 【外伝】看板娘がおまえの行く道を教えてくれる : 佐々木小次郎のFGO道中(Fate/Grand Order)

 こんかいはFGOの話ではない。種火集め(アーラシュとか茶々とか使え)とか、ストーリー高速クリア(フレンドとヘラクレスとか使え)とか、そういう記事を書こうかとも考えたが、色々と忙しいので止めた。

 そもそもここは俺の個人的ブロッゴーなので、何を書こうと誰にも止めることはできない。はてなブロゴの運営以外にはだ……だが、今回はFGOの話ではないが、タイプムーンには少し関わりのある話だ。

 

 はじめに言っておく。今回は、かなり危険な話だ。これは通常の危険性ではなく、ノスタルジー危険性だ。Webがまだ1.0以下で、通信回線が最大(最大だ)64kbpsとかだった頃の、遠い昔の話なのだ。そういう時代にきょうみがないお前は、大人しくツイッタとかマストダンとかに帰れ。

 その時代のWebはお前がユーチューブ出来るほど広くはなく(そんなことをすれば、お前のUNIXタイムパラドックスでばくはつしてしまうだろう)、動画といえばただFlashだけがあった。世間はITかくめいとかいう言葉に踊らされ、匿名掲示板が全盛を迎えていた。人々はできたてのGUIを操り、まだディスプレイが256色ではないことに感動していた。あと、マウスはホイール式だった。

 あらかじめ断っておくが、この時代に関しては俺の脳内ではタイムパラドックスが発生しており、一部内容が間違っていることがあるかもしれない。

 

 20世紀末。その喧騒の中、世界の片隅でタイプムーンは生まれていた。ここで言うタイプムーンとは、今のFateシリーズをあやつる暗黒カンパニーでも、地球外エイリアンでもなく、『同人サークルの方の』タイプムーンだ。タイプムーンが企業化するのは、「Fate」より後のことだ。

 西暦2000年、タイプムーンのゲーム『月姫』がコミケットで発売された。これは同人のエロゲーだった。しかも、きちんと遊べるし、絵がついてるし、凄まじいボリュームがあってストーリーが面白いのだ。はっきり言おう。異常事態だ。

 「同人エロゲー?そんなの掃いて捨てるほどあるジャン!」などと宣う21センチュリーボーイのお前は、世紀末のフルプライスBOXの角によって頭が大変なことになるだろう。当時としては、これは凄まじいことだったのだ。

 

 当時はエロゲ全盛期で、どのくらい全盛期かというと、新海誠がエロゲのオープニングをアニメーションで作っていたくらいの全盛期だったのだ(本当の話だ)。まだ萌えアニメーションもYouTubeもなく、同人誌も即売会と委託ショップにしか存在しない頃だった。

 人々の前には、PCという新しいガジェットがあった。だが、その中身が無かったのだ。当時のPCは、サラリマンが会社で使ったり、年賀状を作ったり、ホームページをビルドしたりするものに過ぎなかった。年賀状シーズン以外、PCは数十万もするただの箱だった。だから、人々はエロゲーにそれを求めた。PCゲームソフトの中で、エロゲーは一際輝きを放っていた。

 そして、商業エロゲー頭のおかしいメーカーがモデルガン雑誌に初エロゲーの広告を出していた頃、同人界隈では月姫が生まれたのだ。

 

 だが、タイプムーンがどうじんサークルであった時代を、俺は詳しくは知らない。今回のブロゴは、世紀末エロゲーヒストリーではない。

 エロゲー文明が隆盛していた頃、別の方向でPC上に存在した、「何か」の話だ。

 そう、「何か」の話だ。今風に言い替えるなら、「伺か」の話だ。

 

 なんのことか、お前にはわかるまい。古のインターネットヒストリーを、お前は知るまい。なので、わかりやすく説明する。「伺か」というのは、デスクトップマスコットの一種だ。

 更にわかりやすく翻訳する。お前がFGOとか艦娘をコレクションしている時、自分のサーヴァントとか艦娘がマイルームに配置されているだろう。そういうヴァン娘をお前がつつくと、喋るだろう。

 その機能をデスクトップ上に持ってきて、反応を複雑化させたものが「伺か」だと思えばいい。

 

 「伺か」は、大きく分けて2つのパーツでできている。「シェル」という立ち絵(この単語はまだ通じるだろうか)と、「ゴースト」という中身のシナリオだ。

 2つを組み合わせると、「ゴースト・イン・ザ・シェル」になる。今シリにこのワードを打ち込むと、多分スカーレット・ヨハンソンとかがサジェストされる筈だ。だいたいそういうことだ。

 いまの「伺か」は、少し目を離したすきにSSPというソフトウェアーによって成立している。下のサイトからダウンロドオーできる。

 独立伺か研究施設 ばぐとら研究所

 お前は少しSSPの仕組みをがくしゅうすれば、サイコパス外科医めいてゴーストとシェルを好き勝手に入れ替えることもできるようになるだろう。

 

 大まかにいえば、好きなキャラクタアーを作って、つつき放題できる。「伺か」はそういうソフトウェアーだ。

 

 俺はあっさりと流したが、タイプムーンが今もピンピンしているように、同じ時代に生まれた「伺か」もまた、実はまだ生きている。とはいえ、既に当時のコミュニティ情報は多くが散逸し、或いは雑多なノイズの中に埋もれてしまっている。基本的に個人運営なので、無くなる時は一瞬だ。それでも古式ゆかしい人力クロウラーによって収集しているタフなブロゴは存在するので、ここに紹介しておく。

 このブロッゴーで紹介することで、検索サジェスト順位が少しでも上がることを祈る。

 Disc-2

 霊界通信

 

 ……さて。何故俺が、冒頭にタイプムーンの話をしたのか。単に、誘導のためではないか。卑劣なSEO対策なのではないか。そんなことを、お前は思っているかもしれない。

 だが、同人サークル『タイプムーン』と「伺か」は、確かに同じ時代に生まれたものだ。そして、同じ時代に存在するというのは、それだけで奇跡的なことなのだ。

http://www.typemoon.org/etc/shell/shell.html

 これがその証だ。タイプムーン公式では、今も月姫キャラクタアーのシェルがはいふされている。

 実は、俺はこの↑のリンクページから「何か」の存在を知った。だが、当時既に何か文明は伺か文明に移行しており、当時の低性能検索エンジンでは、俺はそれ以上先に進めなかった。

 だから、俺はこのブロッゴーを記そうと思う。少しでも多くの人間が、嘗ての文明の遺構から、今も生きているものを見つけ出せるように。俺と同じそんざいを増やさないように。

 それが、今を生きるものの責務だと俺は信じている。

 

 俺が今回言いたいことは、以上だ。

お前は、新撰組を倒さねばならない

 よく来たな。俺はジョン=スパイラル・グッドスターだ。俺は、明治いしんイベントをクリアしたので、ネタバレとかもする。

 

 魔神柱アントニオ・バンデラス……彼もまた、その名に恥じぬ新せん組であった。永劫を彷徨う者と、修羅の狭間で戦い続けるもの。それは、古のヒーローたちの形とよく似ている。

 あのバーサーカーもきっと、数多の戦いを繰り広げ、幾度もリブートされ、そしてベンおじさんはスクリーンの上で何度も死ぬことになるのだろう。但し、どうも次回作ではカットされるようだが。

 

 話を戻す。今回は、茶々の話をしようと思ったが、俺は考えを変えた。今回のイベントは、メキシコではなく新撰組だった。だが、お前はメキシコのせんしだ。だから、最後には新撰組を打ち倒さねばならない。俺はその話をする。

 そう、チャレンジクエスト「戦場の鬼」だ。といっても、俺達のようなメニー・バンデラスをしょじしている古参マスターにとっては、実はチャレンジでもなんでもない。

 何故なら、俺達はかつて羅生門で同じ戦いを繰り広げたからだ。

 

 「戦場の鬼」の敵は、ただ一人の新撰組だ。そして、彼に打ち勝つには、その特性を知らねばならない。

・全体攻撃をしてこない

・宝具が単体だ

・必中、無敵貫通、バフはがしをしてこない

 これが、土方歳三のスペックだ。この条件の下でのみ極めて有効な戦術が、FGOにはそんざいする。

 それを俺達は、「クーフーリンシステム」と呼んでいる。

 

 前提から話をしよう。もし防御バフが間に合わないほど、敵の火力が高いなら。戦場で生き抜くのに必要なのは、盾の枚数だ。

 つまり、回避、無敵、ガッツ。そして、ターゲット集中や魅了。これらのスキルで敵の攻撃を捌き続けることが、勝利への最短ルートになる。要は、いかに多くの回避や無敵を戦場へ持ち込めるかが、勝負の分かれ道になる。

 

 そこで、クー・フーリンだ。クー・フーリンが強いのは、既にお前も知っているはずだ。その真価は、「矢避けの加護」と「戦闘続行」にある。但し、戦闘続行を持っているのは選ばれしクー・フーリンだけだ。

 矢避けは敵の攻撃を3回避無効化し、戦闘続行は1ターン稼げる。つまり、ガッツ後に追い討ちされない場合、合計2ターンは最低限粘れる計算になる。

 

 つまり、クー・フーリンを並べれば。或いは、クー・フーリンを盾役で守れば、相手が全体攻撃をしてこない限り、お前のパーティーは鉄壁になるのだ。

 

 御託はここまでにする。パーティーの組み方は、単純だ。クー・フーリンの横に盾役のサーヴァントを置いて、更に盾役を並べていく。

 そして、最後にクー・フーリンを並べてクー・フーリンシステムの出来上がりだ。
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 マスター礼装は「アトラス院」にすると良い(矢避けを迅速に再使用するためだ)。

 

 今回の場合、敵の新撰組バーサーカーなので、盾役に最も適任なのはダメージが等倍になるマシュだ。しかし、一人ではやや荷が重いので、ゲオルギウス、レオニダス、弁慶などをサブに付けるといいだろう。サーヴァント礼装は全て「壬生狼」でいい。画像で孔明になっているところは、他のアタッカー系サーヴァントやバンデラスを入れた方がいいだろう。

 矢避けは盾鯖のターゲット集中と同時に起動する。攻撃カードはクー・フーリンを軸に選び、敵の宝具は回避や無敵で受けるようにする。そうすれば、お前のクーフーリンは最後まで生き延び、敵の心臓をえぐり取るだろう。


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 俺が今回言いたかったのは、クー・フーリンを盾役で守ると強い、ということだ。どうかチャレンジクエストをがんばってほしい。いじょうだ

 

(4/13 18:44ついき)

 「クーフーリンシステム」は、もともとは月見イベントで開発されたものだ。その時は、ただクーフーリンを並べたものを「クーフーリンシステム」と呼んでいた。当時はまだバフぶんめいがはったつしていなかったので、回避だけがダメージをさける手段だったのだ。

 今回のブロゴで解説したクーフーリンシステムは羅生門の時に開発された改良型だ。

今回のイベントは新せん組だ

 よく来たな。俺はジョン=スパイラル・グッドスターだ。

 俺は、こん回のイベントの攻略記事を書くつもりは実は無かった。相変わらず俺のテキストは切羽詰まっているし、何より今回のイベント……「ぐだぐだ明治維新」からはメキシコの風を感じなかったからだ。

 俺はいつもどおりドリトスを食べながら原稿を書き、そしてスマッホでFGOをしていた。……だが、いつもどおりドンタコスを燃やしていた時、俺は気付いた。「ぐだぐだ明治維新」の舞台は、メキシコではないことにだ。

 

 そう、「ぐだぐだ明治維新」の舞台はメキシコではなく、新せん組だったのだ。メキシコでないなら、メキシコの熱風が吹かなくてもしかたがない。俺はそのことを理解した。いまにも死にそうなバーサーカーが、俺にそのことを教えてくれたのだ。だが、ヤツの目は死んでいなかった。そして、俺のカルデアにも来てくれなかった。

 なぜなら俺のこんげんつのドリトス予算は、おろかなアヴェンジャーチャレンジでこかつしたからだ。俺はイカしたサッカー選手とか復讐者とか狼の代わりに小田原城の聖女を引き当てて、種火を死ぬほど回るはめになった。

 

 その話は、今はいい。しかし、今回のイベントについて、俺が語ることは少ない。何故なら、交換素材があまり美味くないからだ。特に、「小判」で交換できる「封魔のランプ」と「智慧のスカラベ」に至っては、現時点ではほとんどのサーヴァントが必要としないので持っているサーヴァントと相談とかしろ。

 勿論、だからといって気を抜くのはばかのすることだ。メキシコの路地裏に転がりたくないなら、周回の手を決して緩めてはならない。今は必要としない素材でも、将来的にひつようになる可能性は十分あるからだ。そして、今回のメインは、謎のスタンプを押してもらえる新せん組ショップなどではない。

 

 「勢力戦」などという、偽りの名に惑わされたお前は、第三回目の勢力戦で消費型のゲージがひょうじされた今日、このイベントの本質を知った筈だ。これは、あの日と同じだと。あの……年末魔神柱とくばいセールと同じなのだと。

 今回の肝はイベントクエストでのドロップだ。「禁断の頁」。「八連双晶」。「無間の歯車」……そうした育成ボトルネックになりやすい素材が、そこそこの確率でドロップする。

 

 だから、とにかくイベントクエストを回すべきだという点について、俺は意見を変えるつもりはない。但し、ショップ交換アイテムやポイントは一度置いていい。重視すべきは、周回の回数だ。「壬生狼」礼装等の火力アップ礼装を付けて、ガンガンやれ。バーゲンセールは有限だ。

 

 今回俺が言いたいことは、「今回のイベントは周回速度と回数をじゅうししろ」。それだけだ。

 俺は配布サーヴァントの茶々についても書くつもりだったが、今回のイベントでは何故か仮けいやくが無いので、情報がふそくしている。多分第三スキルを伏せたいとか、そういう事情があるのだろう。

 但し、今の段階でもすさまじい種火の匂いがすることだけを、俺は記しておく。このへんについては、次回あたりのブログで取り上げるかもしれない。

 

 それでは、さらばだ。

お前はFGOGOでバンデラスをコンプリートする

 よく来たな。俺は、ジョン=スパイラル・グッドスターだ。俺はいつもたいりょうのサーヴァントをゲットしているが、誰にもわける気はない。トレードもだ。

 だが、代わりに俺は、FGOGOというメキシコで生き抜くコツを、すこしだけおしえてやる。

www.fate-go.jp

 

①お前のスマッホのカメラをテープでふさげ

 いまや、スマッホのカメラはじょうほう流出の温床だ。お前がツイッタへうかつにアップロードしたがぞうからお前の位置情報がジャック・バウアーとかによってとくていされ、お前のところへはファボハートのかわりにミサイルが飛んでくることになるのだ。

 そういう目に遭いたくなければ、まずはカメラをテープでふさぐことだ。これによってお前のARがめんはリアルを喪いただのAになるが、代わりに余計な情報のない状態でサーヴァントとしんしに向かい合うことができる。

 なにかネタ画像と撮りたくなったら、剥がせばいい。Rをつけたりはずしたりしろ。

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②回転イスをよういしろ

 サーヴァントは、必ずお前の周りにしゅつげんする。なのでお前は特に部屋の外へ出掛ける必要はないが、かわりに何処から襲い掛かってくるかわからない。だからお前はとこやの前の回転かんばんのようにぐるぐる周り、ふしん者として通報を受けることになる。

 そうならないようにするためには、何か他の手段を講じなければならない。

 俺がちゃくもくしたのは、どこにでもある回るイスだ。FGOGOはスマッホのカメラの回転軸じょうほうだけを拾っているようなので、お前はスマッホを持って回転椅子をぐるぐるするだけでサーヴァントを見つけ、ドリトスで殴ることができる。

 回転イスが無いばあいは、その場で立ってかいてんしいろ。

 

(12:39ついき)

 マスターレベルが上がると、押しっぱなしでドリトスをれんしゃできるようになる。

 そこで、ドリトスボタンを押しっぱなしにしたまま、スマッホを回転させると(お前がかいてんする必要はない)、どこかでヒット音がするので、その位置でスマッホを止める。

 そうすると、自分が回るよりもかんたんにサーヴァントをゲットできることに気付いた。 

 

③ドリトスをれんだしろ

 このゲームでは、サーヴァントをドリトスで殴ってゲットする。それはつまり、FGOと同じメキシコのジャングルということだ。ドリトスは、どこぞのめでたい感じのボールとは違い、ただタップするだけでいい。指でれんだして、ドリトスをマシンガンめいてはっしゃしろ。

 

 これで、お前はサーヴァントをゲットできるはずだ。

ルーラーでむげんメキシコを生き延びるほうほう

 よく来たな。俺は、ジョン=スパイラル・グッドスターだ。

 時は戦国の終わり、ぐだぐだ本能寺最終章、むげん地獄(ヘル)……つまり、インフィニット・メキシコだ。このクエストに、俺はほのかなメキシコの風を感じた。だから、俺は少しだけ戻ってきた。理由は、それだけだ。

 

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 このクエストでは、色々なクエストのサーヴァントが出てくる。その中に、お前は見知った顔も目にするだろう。例えば、チャージ3全体宝具を撃ってくる信長は、わかりやすく強敵だ。

 だが、その中でお前が最も注意を払うべきは、コイツだ。

 
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 マタ・ハリだ。

 コイツはチャージ3宝具でお前の貴重な1ターンを奪い去り、溜め込んだクリティカルスターを奪い去っていく毒婦だ。その隙にお前のサーヴァントはカエサルとかに殴られて死ぬ。しかも、迂闊にキャスターを繰り出せば、かいぞく船長の女バンデラスとかにクリティカルされて死ぬのだ。

 しかし、俺が今回するのはこのベイブの話ではない。このクエスト全体へのたいこう手段の話だ。方法は、いくつかある。こういう耐久パも、手段のひとつだ。

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 だが、これは曲芸の類だ。俺はこれでクリアーしたが、特に意味はない。こんなものは、きょくげい師のやることだ。なぜなら、このレベルのマシュやアンデルセンが用意できるなら、お前はもっと確実なパーティーが組めるだろうからだ。

 それでもお前が試したいなら止めはしないが、お前はマスター礼装をエジプトにしないと魅了やスタンを使われて死ぬことになるだろう。

 

 そして、「そうではない」……きょくげい師でない方法の話をする前に、お前はパーティの基本を思い出すべきだ。そのために、俺はメキシコの底から蘇ってきたのだ。わざわざ、あと1日で終わるクエストの攻略をしに来たのではない。

 そのきほんとは、『フレンドバンデラスを活かす』ということだ。

 

 今回鍵になるのは、『ルーラー』という存在だ。これは、つまりしんぱんだ。審判というのは、椅子の上でセーフとかアウトとかぬかす、いけ好かない奴ではない。このメキシコのジャングルの審判は、戦場で最前線に立ち、最後まで戦い続ける……いうなれば、最後の審判とでも言うべき存在だ。

 ルーラーは、しんぱんに恨みを持つ、バーサーカーと化したフーリガンや、サッカー選手などのアヴェンジャー以外からの攻撃が半減する。これは、大変なことだ。なぜなら、ハラペーニョが事実上二倍になるからだ。つまりは、2バンデラスだ。

 

 だが、問題もある。メキシコでの審判は貴重だ。ナックルをつけた聖女。人間要塞の聖女。そして、にくむべき天草四郎。その三人しか居ない。他の奴は、フーリガンによってうち殺されてしまったのだろう。だが逆に言えば、タフな奴ばかり残っている。

 

 なお、ぞうえんの無い要塞はまたたく間にアラモ砦になるので、単体で役に立つのは人間要塞の聖女以外のルーラーだ。いちおう、お前が勘違いしないように言っておくが、アラモ砦の聖女もパーティーメンバーさえ整えれば難攻不落の小田原城の聖女とかになる。肝に銘じておくことだ。

 話をもどす。例えば、ナックルをつけた聖女を使ってパーティーを組むと、このようにむげんメキシコをクリアすることができる。

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 だが、ここで俺は、とても辛い話をなくてはならない。今回役に立つアラモ砦以外のルーラーは、トーリーガチャから出ない。つまり、お前が今どれ程ドリトスを買い込もうと、天草四郎はお前のカルデアに来ないのだ。俺のカルデアにも来なかった。お前も俺も、気まぐれな運営が始めるピックアップを待つしか無いのだ。

 

 なので、俺はずのうを働かせ、コネポイントを貢いでフレンドから借りることにした。それが、この天草四郎だ。

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 天草四郎は、ナックルを付けた聖女よりはまだピックアップされる確率が高いし、レアリティが高い。それでも、お前が今、天草四郎を使いたいならば、ビジネスライクな血の盟約によって、天草四郎を持っているヤツとフレンドになるしかないのだ。

 

 ただ、それでもやはり俺は天草四郎を持っていないので、天草四郎を育てる苦労とか、実は複数人であった説があることとか、何故島原の乱が起こったのかとか、そういうことはよく知らない。普段俺は持っていないサーヴァントのことは書かないが、今回だけは例外だ。

 それ程までに、天草四郎は強い。フーリガンとサッカー選手、それから敵の宝具にさえ気をつければ、メキシコの路地裏で野垂れ死にするような末路とは全く無縁と思っていい。

 

 正直、死なないので、どう扱ってもいい。気にするのは、コマンドカードの順番くらいだ。

 スキルについては第一、第二スキルはターン発動型なので適当なタイミングでさっさと使って構わないし、第三スキルはあまり当てにならない。

 宝具に至っては、バフ消去+全体ダメージというよくわからない性能と「ツインアーム・ビッククランチ」などというよくわからない名前を持っており、どんな状況からでも敵にダメージを与えられる、という、つまりどう扱ってもいい性能を持っている(但しダメージはそこまで当てにならない)。

 

 天草四郎は完全にメキシコに適応した、スーパーメキシコ人と言っていいだろう。なので、お前は育ちきった天草四郎をフレンドから借りてくれば、実は殆どのメキシコを蹂躙できる。気を付けるべき弱点は、唯一自前のハラペーニョ回復手段を持っていないことだ。

 それを補うための手段は幾つかあるが、最も手軽なのはこれだ。

 

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 この概念礼装は、可愛らしい外見をしているが、お前はそれに騙されるべきではない。このぬいぐるみは、装備したサーヴァントを輸血袋にする、マッドライオンなのだ。

 つまり、適当なサーヴァントを輸血袋にして、天草四郎とパーティーを組むと、天草四郎の唯一の弱点が補われるのだ。具体的には、こんな感じになる。輸血袋はフレポガチャとかから拾ってくればいいし、勿論育てたサーヴァントを使ってもいい。実は、先程のナックルの聖女も、似たようなパーティーでさつえいしたものだ。

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 このように、ルーラーはとてもタフな審判で、お前がメキシコで立ち往生したときはビッグクランチして道をこじ開けてくれることも多いだろう。そして、お前はそれに甘えてしまうだろう。だから俺は、ルーラーというそんざいについて、ほとんど触れてこなかった。

 そして、彼等には、復讐に燃えるサッカー選手という天敵が居るのだ。だから、お前は色々なクラスのサーヴァントを育てねばならないのだ。

 

(3/31 18:21ついき)

 天草四郎の第三スキルについて、「当てにならない」と俺は書いたが、それは対サーヴァント限定スキルだからだ。「何処にでも放り込める」という天草四郎のうんよう上の話であって、スキルそのものの話ではなかった。すまない。

 第二スキルのほじょ効果についても同様だ。

俺は、ひとまずFGOの話を終える(後編)

 よく来たな。俺はジョン=スパイラル・グッドスターだ。お前がもしこのブロゴからきじを読み始めたなら、このブロゴは前回の続きなので、まずは前編を読むことだ。そして、このブロゴは、シリーズさいしゅう回でもある。

 

 お前が、あらゆる手を尽くして、それでもメキシコでとほうにくれた時。或いは、好きなサーヴァントでどうしても先へ進みたい時。

 お前の前には、2つの選択肢がある。ひとつは、ドリトスをつぎ込んでガチャをまわすこと。お前が今持っているサーヴァントにこだわらず、チョー強い礼装や、新たな金色のサーヴァントを引き当てれば、お前はまたメキシコを生き抜いていけるだろう。

 簡単な解決法だ。お前の運が良ければ、もっと簡単になる。それにFGOでは、時々ノッブのようなイベントで礼装やサーヴァントが配られる。お前は、強いサーヴァントを簡単に手に入れられる。

  もう一つは、更に単純に、令呪を使い、コンティニュードリトスを食べることだ。こちらは一回こっきりだが、更に確実だ。

 

 だが、もしも、お前がそれらを選ばないならば。俺は、別のしゅだんの話をする。

 

 その手段の正体は、お前が今まで救ったメキシコで集めてきた、金色のラバーカップだ。勘の良いお前はもう知っているかもしれないが、これはただのラバーカップではない。

 数多の神話や伝承に姿を遺す、願望器の一つ。「聖杯」なのだ。

 「聖杯転臨」。それによって、今まで救ったメキシコが、お前のサーヴァントの力になるのだ。お前のサーヴァントは、新たなバンデラスになる。具体的には、レベルの上限が突破する。そして、ステータスが上昇する(但しQPと種火は別途必要だ)。

 Fateシリーズの聖杯は概ねろくでもないものだが、FGOの聖杯は珍しく、QPや種火を死ぬほど要求する以外はまともな聖杯なのであんしんしろ。

 

 今のところ、マシュを除いて、聖杯は全てのサーヴァントに使える。お前は、好きなサーヴァントに聖杯を捧げて良い。俺も、好きなサーヴァントに聖杯を捧げている。


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  これが、俺の茨木童子だ。特にせいのう上の理由があるわけではない。単に、好きだからだ。理由はそれで十分だし、俺は、それで良いと思っている。

 しかし、性能を重視するなら、強力な宝具を持つサーヴァントの増強(例えばハダカメキシコタヌキとかだ)や、耐久力が不安なサーヴァントの安定化(例えばアンデルセンやアステリオスとかだ)に使うのも手だろう。特に、アンデルセンやアステリオスに聖杯を使うと、ハラペーニョ事故死が減り、かんぜんに動作するようになったアステリオスはもはや常時蛮人コナンになる。つねにラビュリントスしている。こいつらは、強くなるが、使い方そのものは変わらない。

 

 問題は、聖杯を手に入れたサーヴァントは、運用戦略が全く変わってしまうことがあることだ。お前が例えばアマデウスに聖杯を使ったならば、アマデウスの運用法はまったく変わってしまう。スキル・アンド・ダイではなく、戦場に居座り、宝具でデバフを撒きながらたまにスキルを撃つのが仕事になるのだ。

 

 そして、そこから先のことは、じつは俺にもわからない。なぜなら、俺はほとんどのサーヴァントに聖杯をあたえていないからだ。聖杯の数は限られている。だから、人はそれを求めて争うのだ。俺が聖杯を与えなかったサーヴァントのことは、俺には詳しくはわからない。だから、その先で、俺のこうりゃく記事はまったくあてにならなくなる。

 

 ただ、もしかすると、ツイッタのメキシコとかブロゴのこうやとかで、そういうことをしてるタフガイのかいせつを聞くことはできるかもしれない。

 たとえばそれは、いつかの小次郎とミキシンのブロゴなどだ。

 

 それでも、けっきょく最後には、お前は自分の足で歩かねばならない。それは遅いか早いかの違いだけだ。新しいバンデラス、新しいメキシコ……そういったものは、これからも増えつづけるだろう。

 そこに先人達の遺した轍はない。お前が一番乗りだ。お前が、最初に手を付けるのだ。せんじんの足跡が途切れた先で、お前のほんとうのFGOが始まる。

 

 俺は、その日を楽しみに待っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これで、俺がFGOについて言いたいことは、ほとんど全て言い終わった。だが、例えば、FGOに新たなメキシコがじっそうされた時……もしくは、ブッシャリオンに動きがあった時……心にメキシコの風(サンタナ)をかんじた時。俺はまた、戻ってくるかもしれない。

 しかし、そうでない限り、このブロゴも月に1000PVとかのかつての姿にじょじょに戻っていくのだろう。

 だから、今のうちに一つだけこくちをさせてほしい。

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 そういうことだ。

 このコミックは、知り合いのカルロスが勝手に書いたものだ。俺はイベントとかそういうのにあまり詳しくないが、明日のそくばいかいとかいうのでビラがはいふされるらしい(俺は北のメキシコに居るので参加しない)。

 まだなにも書いていないのでどうなるかわからないが、おそらく今までの記事をリバイズドし、なん体かのサーヴァントについて書き下ろしたものになるだろう。できたら、このブロゴでこくちすると思う。

俺は、ひとまずFGOの話を終える(前編)

 よく来たな。俺は、ジョン=スパイラル・グッドスターだ。今日が、このFGOブロッゴのいちおうの最終回だ。

 俺はFGOブロゴせいさんマシーンではないし、電撃攻略班でもない。勿論、マフィア梶田めいたライターでもない。ただの、どこにでもいる物書きだ。

 俺は一時期ブロゴではした金をかせごうとしたが、腰抜けのアマゾーンアソシエイトにリジェクトを食らった。それも二回もだ。俺はちゃんと書式を埋めた筈だった。俺はその頃はニンジャスレイヤーの記事を書いていたので、サイト内容にもきちんと「世界的ムーヴメントを引き起こしつつあるTwitter小説ニンジャスレイヤーを世に広めつつニンジャ真実に迫り、ついでに1000DHNJSPをゲットするブログス」としょうじきに書いた。いまだに、何が悪かったのかわからない。

 

 だが、それは今はいい。問題は、俺はFGOの話をしてマニーを稼いでいるのではないということだ。ガチャをまわすのにドリトスが要るように、個人の善意は有限だ。ガリア戦記にも多分書いてある。そうでないなら、誰もが、誰も彼もをドラゴンにする聖人や、ナックルをそうびした聖女になるしかない。

 

 俺はそうはなれない。俺はまだドリトスを買うために汗水たらして働かねばならないし、カネになる、もしくはそのかのうせいの高いテキストを書かねばならない。だから、このブロゴは、今回で一度終わりだ。

 

  そして、今日の俺がまず話すのは、マシュのことだ。

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 マシュは、メキシコで言えばタコスのようなものだ。日本でいうと握り飯にあたる。あまりにも当たり前すぎて、しばしば料理として存在することをお前は忘れてしまう。しかし、彼女はお前と一緒に強くなっていく。

 はじめに言ってく。彼女の強化される能力については、俺はネタバレをする。たぶん大した内容ではないが、それでも気にするなら、お前はお前のファイアフォックスをバックさせろ。

 

 最初のころのバフは、ただの防御マシュはっせいそうちだ。スキルで防御バフをかけ、宝具でも防御バフをかける。FGOにまだ詳しくないお前は、「こいつはなんのために防御バフをだしているのだろう」などと思い始め。じょじょに心のラビュリントスに迷い込み、人生の意味について考えこむようになる。

 

 だが、そこに理由など無い。お前があの日、そこに居たから。ただそれだけで命を賭ける。マシュは、そういうサーヴァントだ。そして、お前の後輩だ。だから、ウジウジと無駄に悩むのは止めにしろ。代わりに、メキシコで彼女と生き抜くために、ニューロンをふり絞れ。俺は、そのために必要なことを少しだけ教えてやる。

 

 彼女の第一スキル「今は脆き雪花の壁」は、既に書いた通り、防御をすこし上げるスキルだ。他の防御バフと合わせない限り、ちょっとサーヴァントを場持ちさせるだけの技にすぎない。

 だが、第六章で、彼女は鋼の秘密を手に入れる。それと同時に、この防御バフは全サーヴァント最高峰の防御スキルへと進化する。

  強化後の「誉れ堅き雪花の壁」には1回限りのダメージカットが付いているのでお前は使用タイミングを選ぼうとするかもしれないが、その必要はほとんど一切無い。最終的に3ターン持続の防御バフを5ターンごとに張れるというよくわからないスキルになり、使っている時間の方がスキル切れの時間より多くなるので、「アッ防御バフが切れた!」みたいなタイミングで雑に使う……そういう感じでいい。但し、第二スキル(この後説明する)をじぶんにかける場合や、マスター礼装の緊急回避などを重ねて使う場合は、ダメージカットは無駄になるのでちゅういせよ。

 

 そして、第二スキル、「時に煙る白亜の壁」……恐らく、マシュの強化前にお前が一番世話になるスキルだ。これは、味方に無敵の護りを与え、ついでにナチョスを与える。そう……彼女も、ナチョスファミリーのいちいんなのだ。但しまだバイトなので10~20ナチョスを一体に与えられるだけだ。

 どちらの効果が本体なのか迷うところだ(状況によって変わるだろう)が、とにかくこれは完全にアタッカーをバンデラスにするためのスキルだ。敵の宝具ターンにこのスキルをアタッカーに使い、宝具クロスカウンター……そして、次のターンで最後に生き残ったアタッカーが相手を殴り倒す。

 このコンボは、お前のニューロンに強烈なかいかんを刻み込むだろう。しかし、最近は「無敵貫通」攻撃をしてくる、騎乗フィメール・タルサ・ドゥームとかもいるので、注意せよ。メキシコのジャングルを甘く見てはいけない。

 

 この2つのスキルの時点で、強化後のマシュは既にサーヴァント一人分のかつやくをしていると言えるだろう。バーサーカー相手でも等倍の相性や、出演コストがタダであることを考えれば、お釣りが出る。

 しかし、まだ2つの武器がマシュには残されている。この2つの連携こそが、ある意味ではマシュの本体だ。

 

 鍵は、第三スキル、「奮い断つ決意の盾」の使いどころだ。2つある効果のうちの一つは、ターゲット集中。1ターンしかないが、盾サーヴァントらしい能力だ。そして、もう一つは……「NP獲得量アップ」だ。

 慌て者のお前は、この文字を見た瞬間、腰抜けの効果だと思い込んでしまう。だが、それは愚かな過ちだ。マシュのテキストをよく見ろ。「NP獲得量『大』アップ」と書かれている。全く別物だ。

 どのくらい別物かと言えば、このスキルを使ったマシュが、ちょっと初手Aで3rdAするだけで高速詠唱みたいなナチョスの貯まり方をする。アーツチェインすら不要だ。アーツクリティカルなどしようものなら、一しゅんで宝具が使えるようになるだろう(但し被弾時のお情けナチョスは増えないので注意せよ)。

 このスキルの運用法は、2つある。一つは、ターゲット集中を生かして、敵のチャージが溜まった時に使い、第二スキルと合わせて単体宝具を完封すること。もう一つは……ナチョスをつくることだ。

 

 勿論、この2つを両立させるに越したことはないが、現実はそんなに甘くない。お前は常に選択をし、何かを捨て続けなければならない。そうしなければ、お前はメキシコでハゲタカの餌になる。

  しかし、マシュの宝具が使えるなら、彼女は凶悪なハゲタカやワイバーンからもお前を 守ってくれるだろう。お前を、メキシコで野垂れ死ぬ運命から救ってくれるだろう。

 その盾の名は、ロード・カルデアス。真の名は別にあるが、俺はそれを努めて秘する。だから俺は仮に「防御力アップ盾」と呼ぶことにする。マシュの「防御力アップ盾」は、その名の通り防御力をアップする宝具だ。そして、強化後には自分以外のこうげき力もアップする。つまり、ロード・バンデラスだ。

 

 ここまでで勘の良いお前は、マシュの第一スキルと宝具の効果が、一部被っていることに気付くだろう。それが意味することは何か。重ねて使えるのだ。

 FGOのきほんは、バフを重ねることだ。マシュが第一スキルと宝具を重ねがけした場合、受けるダメージは半分以下になり、そこから更にダメージカットで固定値が引かれる。恐ろしいことだ。つまり、もしマシュが二人いたら……そういうことだ。

 

 だから、マシュを使った戦い方には、ひとつの秘奥がある。それは、「耐久パーティー」、略して「耐久パ」だ。「パ」は決して、パラッパラッパーの略ではない。

 耐久パのメンバーとしては、まずマシュ。アンデルセン。そして、玉藻(フォックス)や、白い聖女、水着の王女(にゅうしゅ不能)、メディアリリィ、ナチョス屋の親父……ブリテン屋台の親父……あと、アステリオスや、時々ブーティカも加わることがある。

 具体的に組むと、こんな感じになる(あくまで一例だ。もっと効率的な方法もあるが、お前が自分で探して欲しい)。


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 このパーティーは、無慈悲な防御バフ(攻撃デバフ)の重ねがけと、HP回復手段、チャージ減少や無敵による宝具対策……そして味方のためのナチョスきょうきゅうやスキルチャージなどの戦闘時間加速手段、これらを複数人のサーヴァントで分担することによって成立している。

 もしも、先程あげたメンバーから適切な三人を組み合わせたならば。そこに生まれるのは、合計60~100%超くらい のバフをかけ続け(むしろかけすぎないよう注意する必要がある)、敵の攻撃を寄せ付けず、僅かに受けたダメージを回復し、戦場に立ち続ける。「敵を倒す」ことよりも、「死なない」ことを目的とした、タフすぎるこうせいだ。

 その戦い方は、俺が遥か前に俺が解説したアステリオスとよく似ている。と、言うよりも、「アステリオスの働きをパーティーで分散することで安定動作するようにしたもの」が耐久パである、とも言えるだろう。

 

 ただし、パーティーにアタッカーがいない場合、戦闘が100ターンとかになることがあるので、敵の命運よりも先に、お前のちゅうい力やスマッホのバッテリが尽きることがある。ちゅういせよ(そもそも、普通に戦った方が早い)。

  注意力と予備バッテリせえ用意すれば一見無敵に見える耐久パにも、弱点はある。最近は敵がバフやデバフの解除スキルを使うことが増えてきた。バフを解除されれば、お前の耐久パはメキシコに丸腰で佇むことになるだろう。その場合、耐久パをベースにアタッカーを追加する等、改造が必要になる。

 そして何よりも、天敵が居る。それは、コイツだ(画像はタフなフレンドの天草四郎だ)。

 
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 この天草四郎の宝具は、バフ解除能力を持っている。しかも厄介なことに、バフ解除をしてから全体攻撃を撃ち込んでくるのだ。あと、ナチョス系スキルを持っているし、本体クラスがルーラーなせいで攻撃が半分しか通らない。

 もしもお前がクエストで天草四郎を見かけたら、まず真っ先にすることは島原の乱のちん圧になるだろう。

 

 

 マシュは誰もが持っている、ほとんど最強の盾役サーヴァントだ。そして、耐久パというのは、メキシコで死なないための、(少なくとも今のところ)究極の手段だ。これが俺の今回言いたいことだった。

 しかし、耐久パに向くサーヴァントには、性能的な縛りがある。お前は、お前の好きなサーヴァントで戦うことを諦めねばならないかもしれない。

 或いは。サーヴァントのレベルを上げ、再臨をし、スキルのレベルを上げ、パーティーを最適化し。幾つものメキシコを救った果てに、あらゆる策を尽くしても、勝利に手がとどかない日がお前に訪れるかもしれない。

 俺は次回。このブロゴシリーズの最後に、その時の話をする。